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【宿泊記】インド・ムンバイ トライデント バンドラ クアラをブログレビュー

【宿泊記】インド・ムンバイ トライデント バンドラ クアラをブログレビュー
PrimeTravel編集部

2023年12月にインド・ムンバイ出張の際に宿泊したTrident Bandra Kualaの滞在記とムンバイの近況についてご紹介します。

今回は月曜日夕刻出発〜水曜日深夜帰国という実質2泊3日の弾丸出張でした。

※シンガポール在住のため、シンガポール−インド間の移動になります。

シンガポールから出発

チェックイン荷物を持たずに出張予定でしたが、たまたま前回のニューデリー出張で見つけたDojaと言う日本とインドのボタニカルをブレンドしたジンをジン好きの同僚にプレゼントすべく、荷物をチェックインして制限エリアに進みます。

シンガポールチャンギ空港ターミナル3で制限エリア到着後、出発前にSATS Premier Loungeで少し休憩します。ラウンジ自体は安心・安定のクオリティでした。

面白かったのが、シンガポール名物料理・ラクサのセルフサービスステーションがあった所です。万一シンガポール旅行中に食べ忘れてもここで食べる事が出来ますね。

今回はシンガポール航空のエコノミーフライトで移動です。ムンバイのチャトラパティ・シヴァージー国際空港の到着ゲートに足を踏み入れた瞬間にカートが大挙して通路を占拠して大渋滞と前回のニューデリーと変わらない活気(?)で迎えてくれました。時間帯が遅かったせいか入国審査は比較的スムーズに進めました。

今回もホテルまではUberで移動です。ムンバイのAQIは150前後とニューデリーのAQI500以上の大気汚染と比較するとかなり綺麗ですが、やはり独特な臭いが空港から出た瞬間から鼻を付きます。また12月上旬にも関わらず、気温も26度前後で湿度も高く、5分も外に居ると汗が噴き出てくる熱気です。

幸い深夜だったので渋滞にも巻き込まれず、20分ほどでホテルに到着しました。車がホテルの車寄せに移動するにはかなり物々しい警備を通過する必要があり、更にロビーへ移動する際にも空港同様のセキュリティチェックが行われました。

これは2008年に発生したムンバイ同時多発テロがムンバイ市内の別のトライデントホテルで発生した経緯もあり、セキュリティには非常に気を使っている事が窺われます。

ホテル到着

宿泊したトライデントホテルはマリオット・ヒルトンの2大ホテルグループには属しておりませんが、オベロイ・ホテルズ&リゾーツグループ内の高級ホテルという位置付けになり、独自のロイヤリティプログラムも展開しています。

ロビーには大きなシャンデリアと華やかな花束が飾られており、格調の高さを感じられます。

今回はキングサイズルームに案内されました。部屋・シャワー・トイレは非常に清潔に掃除されており、非の打ち所がありませんでした。興味深かったのが従業員へのチップお断りと言うお知らせが複数箇所に置いてあった事です。

20年近く前ムンバイにレイオーバーで安めのホテルに一泊だけした事がありましたが、コーヒーをルームサービスで注文した際にチップを請求され、少額を渡したら「こんなはした金じゃ足りない」と言われて非常にムカついた記憶があり、最初からそのリスクを排除しているのはかなりクレバーだと思いました。

写真を見直して気付きましたが、ベッドからシャワーとトイレが丸見えなのはある意味凄いレイアウトですね。まあ一人で泊まる分には何の問題もありませんが。(笑)

インドとシンガポールは+2.5時間の時差(インドの6:00がシンガポールで8:30になる)があり、朝はかなり早く目が覚めてしまいます。折角なので、ジムで少し体を動かします。

ラウンジでの朝食

オフィスに向かう前に朝食を取ります。この日は9階のラウンジに行ってみます。

9階のラウンジでの朝食は人も少なく、落ち着いた雰囲気ですが、食べ物のセレクションは正直少なめでした。翌日行った地上階のレストランの方が明らかに食べ物のバラエティが豊かだったのは少し残念でしたが、スタッフもよく教育されており、目玉焼きとトーストを頼んだらとても綺麗なプレゼンテーションで嬉しい気分になりました。

ムンバイの洗練されたオフィス街

この日はオフィスに出社し、翌日のイベントの手順確認及び諸々の作業を行いました。ムンバイはインド随一の商業都市として有名でHDFC、ICICI、SBI等インド資本の大手銀行の本店の所在地となっています。そのせいか町ゆく人々のファッションも洗練されており、伝統的なサリーを来た女性よりもビシッとしたスーツを着た女性が多かったです。

この日の夜はインドオフィスの同僚とBlah!というレストランで会食しました。仕事、今回のイベント、キャリア等多岐に渡る内容についてお話ししましたが、会話の節々から日本文化に対する並々ならない興味が感じられました。先日のニューデリー出張でもあった通り、日本食の人気が爆発的に出ている事、日本旅行についても話題になりました。彼らの期待値を上回る仕事をせねばと心の兜の緒を締めました。

因みに上のベジタリアンプラッターを自分含め4人でシェアし、更にフィッシュティッカ(魚の炭火焼き)も頂き、もう十分かなと思っていたら、インド人の同僚が「インドに来たんだからビリヤニ(炊き込みご飯)も食べなきゃ!」と言われ、ベジタリアンとチキンビリヤーニを注文し腹が破裂しそうになりました。(笑)

地上階での朝食

前日の夕食で超満腹だったので朝になってもお腹は減っていませんでしたが、折角なので地上階のレストランで朝食もトライしました。結論から言うと食事のセレクション的には明らかにラウンジよりも多く、前日行っておけば良かったと後悔しきりです。。この日はジュースのみ頂いて出発しました。

Jio World Centreのとてつもないスケール

こちらのニュースサイトに設備概要が記載されています。

  • 161460平方フィートに及ぶ展示ホール3つ、16,500人以上を収容
  • 107640平方フィートの総面積を持つコンベンションホール2つ、10,640人以上を収容
  • 32290平方フィートのボールルーム、3200人以上を収容
  • 合計面積29062平方フィートの会議室25室
  • 全レベルにわたる事前機能コンコースの総面積139930平方フィート
  • 5Gネットワークによって可能になるハイブリッドおよびデジタル体験
  • 一日に18,000食以上を提供できる最大規模のキッチン設備
  • 駐車場5,000台を収容できるインド最大のコンベンションセンター内オンサイト駐車場

なお、こちらの施設はインド最大の財閥であるリライアンスグループが出資しています。派手好きで有名な創業者アンバニ氏の肝煎プロジェクトですので、ハイエンド・巨大スケールに拘っている事が伺えます。

ショッピングモールを散策した際の写真を紹介します。まだ全ての店舗が開業している訳では無いですが、ご覧の通り、超ハイエンドなお店ばかりです。その中で無印良品の存在感が異彩を放っていました。

余談ですがショッピングモール内にインドの景勝地のギャラリーが展示されていましたが、この写真を見ると通路の空間の使い方や吹き抜けの構造等、今回滞在したホテルの内装は明らかにダーダハリ階段井戸を意識しているなと思いました。

コンベンションセンターもホテル並みのサービス

イベント開催時にはケータリングも用意されておりましたが、これも文字通り、ホテル並みのサービスでした。下はイベント開始前の朝食メニューでしたが、休憩の度に軽食が用意されており、イベントが終わる頃には皆さん相当腹パンだったのでは?と思いました。

イベント終了後

イベントも無事盛況に終わり、そのまま空港に移動しました。到着時は空港からホテルまで30分も掛からなかったので深夜フライトなら余裕でしょと思いましたが、「渋滞が凄いから早めに出た方が良いよ!」と言われ素直に従いました。

ご覧の通りとんでも無い渋滞に巻き込まれましたが、1時間半ほどで空港に到着しました。

無事チェックインも済み、制限エリアに入りました。この空港も相当なスケール感で鳥も何羽か迷い込んでいました。

出発前に少し時間があったので、Loyalty Loungeに行ってみる事に。ラウンジにチェックイン後、エレベーターで地下に移動します。一緒に移動していた同僚が思わず「なにこれ、防空壕?」と言う様な混み具合で全然リラックス出来ませんでした。食事もイマイチでしたので、このラウンジはあまりオススメできません。(ラウンジも当たり外れがありますね)

最後のラウンジは残念でしたが、今回もインドでのビジネスの成長を感じる貴重な経験でした。

また次回の滞在記もお楽しみに!

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