【宿泊記】パークハイアット・シェムリアップのスイート3泊をブログレビュー
カンボジア・シェムリアップに1週間滞在し、最後の3泊を「パークハイアット・シェムリアップ」で過ごしました。その宿泊記をお届けします。
私たち夫婦は現在マレーシア在住ですが、クアラルンプールからシェムリアップまでは飛行機でわずか約2時間。羽田から那覇へ向かうより近い距離です。
日本にいると「カンボジアは遠い」というイメージがあるかもしれませんが、東南アジアを拠点にすると、世界の距離感がガラリと変わります。
今回の旅は1週間。ハイアットのMr&Mrs Smithに2泊、ヒルトンSLHに2泊、そして最後の3泊を「パークハイアット・シェムリアップ」で過ごしました。

最後にパークハイアットを選んだのには、ちゃんと理由があります。その話も含めて、今回はパークハイアット・シェムリアップの宿泊記をお届けします。
パークハイアット・シェムリアップとは
パークハイアット・シェムリアップは、世界的な旅行アワードでも高く評価されているカンボジア初のパークハイアットです。カンボジアを代表する老舗ホテル「ホテル・ド・ラ・ペ」を大規模改修し、2013年にシェムリアップの中心部にオープンしました。
外観・内観ともにモダンでエレガントな造りでありながら、どこか街に溶け込むような落ち着きがあります。それはきっと、アンコールワットに代表されるクメール王朝の美意識を空間のそこかしこに宿しているからでしょう。
洗練と歴史が、静かに共存しているホテルです。

建物は3階建てで全104室(スイート含む)。
レストランは3つ(バー・カフェ含む)、プールは2か所、ジムとスパも完備しています。

夜はライトアップされ、昼間とはまた違う表情を見せてくれます。

実際に滞在してみると、その評価の高さが体感としてよく分かりました。
実際に滞在してみると、その理由が体感としてよく分かりました。

パークハイアットシェムリアップのカテゴリー
パークハイアット・シェムリアップはカテゴリー4に分類されており、ラグジュアリーブランドとしては少ないポイントで無料宿泊できます。ハイアットにはホテルをカテゴリー1〜8に分類する制度があり、無料宿泊に必要なポイント数はこのカテゴリーによって決まります。
パークハイアット・シェムリアップは「カテゴリー4」です。パークハイアットというラグジュアリーブランドのホテルがカテゴリー4で宿泊できるのは、ポイント宿泊を活用する方にとって非常に魅力的なポイントです。
なお、宿泊料金はカテゴリーだけでなく地域や時期によっても変動するため、カテゴリーの数字だけで金額の高低を判断できるわけではありません。
ハイアットのカテゴリー制度や会員特典について詳しく知りたい方は、別記事もあわせてご覧ください。
パークハイアット・シェムリアップの場所
パークハイアット・シェムリアップへのアクセスは、2023年開港のシェムリアップ国際空港(SAI)が起点で、空港からホテルまでは約1時間です。主な移動手段は3つあります。

空港からホテルまでは約1時間。主な移動手段は3つです。
- Grab(Grab)
- ホテルの送迎
- シャトルバス
①Grab(配車アプリ)/ 所要時間:約1時間/ 料金:約5,000円
空港を出るとすぐにGrab乗り場があり、迷わず利用できます。
料金は為替によって変動しますが、目安は約5,000円(為替により変動)。Grabではトゥクトゥクも手配できますが、1時間の道のりを考えると車での移動をおすすめします。
スムーズさと快適さを重視するなら、この方法が一番です。
②ホテルの送迎サービス/ 所要時間:約1時間/ 料金:85〜260USD(車種による)
下記は、ホテルから来ていたメールです。
空港送迎サービスをご希望の場合は、いつでもお気軽にお申し付けください。
・ランドローバーディスカバリー:片道217米ドル++(USD 260.20 nett)2~3人の乗客と2~3個の荷物に適しています。
・ヒュンダイ スタリア VIP: 片道 140.00 米ドル (USD 168 nett) 3~4 名の乗客と 2~3 個の荷物に適しています。
・スタンダードラグジュアリーカー:片道USD $85.00 ++(USD $102 nett)2~3人の乗客と2~3個の荷物に適しています。
ホテルに依頼すると、スタンダードラグジュアリーカー(片道約85USD〜)からランドローバー・ディスカバリー(片道約217USD〜)まで複数の車種から選べます。
金額は片道$8です。
事前に時刻表の確認が必要ですが、料金は3つの手段のなかで最もリーズナブルです。
③シャトルバス/ 所要時間:約1時間15分/ 料金:片道8USD
シャトルバスは、約1時間15分になります。
当然、出発時間が決まっていますのでご到着前に下記にてご確認ください。
金額は、片道$8になります。
事前に時刻表を確認する必要がありますが、料金は最もリーズナブル。
ただし、バス停(Airport Bus Stop)からホテルまではトゥクトゥクに乗り換えが必要です。荷物が少なく、時間に余裕がある方に向いています。

私たちのおすすめはGrab一択です。手軽さ・料金・スムーズさのバランスが一番取れています。
ただ、旅のスタイルや気分に合わせて選んでみてください。
今回の予約方法
今回のパークハイアット・シェムリアップでの滞在は3泊で、3泊すべて予約方法が異なります。1泊目は妻の無料宿泊アワード、2泊目は私の無料宿泊アワード、3泊目は有償での予約です。
| 宿泊日 | 予約方法 |
|---|---|
| 1日目 | 妻の無料宿泊アワードで予約 |
| 2日目 | 私の無料宿泊アワードで予約 |
| 3日目 | 私の予約で有償宿泊 |
1泊目は妻の無料宿泊アワード、2泊目は私の無料宿泊アワード、3泊目は有償での予約です。
ハイアットの無料宿泊アワードには、対象カテゴリーによって3種類があります。
1日目の予約は、妻の無料宿泊アワードで予約
ハイアットの無料宿泊アワードには、対象カテゴリーによって3種類があります。
- カテグリー1〜4のホテルに無料宿泊
- カテグリー1〜7のホテルに無料宿泊
- カテグリー1〜8のホテルに無料宿泊
カテゴリーが高いほど金額も上がっているホテルも多数あり中々宿泊できないホテルもあるので、ラグジュアリー感が増していきます。
パークハイアット・シェムリアップはカテゴリー4のため、最もベーシックなアワード(カテゴリー1〜4対応)で宿泊できます。
私もカテゴリー1〜4を持っていたので、2日目は私の予約にしました。2日間無料でパークハイアット・シェムリアップに宿泊したことになります。制度をうまく利用すれば、お得に宿泊できます。
2日目の予約は、私の無料宿泊アワードで予約
私もカテグリー1〜4を持っていたので、2日目は私の予約にしました。
ですので、2日間無料でパークハイアット・シェムリアップに宿泊したことになります。
制度を上手く利用すれば、お得に宿泊することができます。
3日目の予約は、私の予約で有償予約
1泊より2泊、2泊より3泊。滞在日数が増えるほど、ホテルの豊かさは確実に深まっていきます。レストランをゆっくり試せる、施設を使い込める、スタッフとの距離が縮まる。そういう体験は、1泊では味わいきれないものです。
3泊目の料金は1泊約50,000円(税・サービス込み)でした。この5万円を「もったいない」と見るか「自己投資」と見るか。私たちは迷わず後者を選びます。無料の2泊と合わせた3泊トータルのコストは1泊あたり約16,000円で、パークハイアットとしては破格のコストパフォーマンスです。
3泊目の料金は1泊約50,000円(税・サービス込み)でした。この5万円を「もったいない」と見るか「自己投資」と見るか。私たちは迷わず後者を選びます。しかも考え方を変えれば、無料の2泊と合わせた3泊トータルのコストは、1泊あたり約16,000円。パークハイアットに実質16,000円で泊まれると思えば、これほどコストパフォーマンスの高い選択はありません。
もう一つの理由
そして、もう一つだけ理由がありました。2泊目が、私の誕生日だったのです。
誕生日の前後をバタバタと移動して過ごしたくない。せっかくなら、パークハイアットという特別な場所でゆっくりと時間を味わいたい。そんな気持ちも重なって、3泊という選択になりました。
旅のプランニングには、数字だけでは測れない「理由」がある。今回のパークハイアット・シェムリアップは、そういう意味でも特別な滞在になる予感がしていました。
グローバリスト特典
私たち夫婦はどちらもワールドオブハイアットの最上位ステータス「グローバリスト」を保有しており、どちらの名義で予約しても特典をフルに受けられます。
パークハイアットにはハイアットリージェンシーやグランドハイアットのようなラウンジはありませんが、今回の滞在で実際に受けられたグローバリスト特典は以下のとおりです。
- スタンダードスイートまでの部屋アップグレード
- レストランでの無料朝食(毎日2名分)
- レイトチェックアウト16時
これらの特典が実際の滞在でどう活きたか、チェックインの瞬間から順番にお伝えしていきます。
パークハイアットシェムリアップの客室一覧
パークハイアット・シェムリアップの客室タイプは以下のとおりです。なお、一覧に記載されている「大床房」は中国で一般的に使われる用語で、「キング・クイーンサイズのダブルベッドが設置された客室」を意味します。
| 客室名 | 広さ |
|---|---|
| 大床房 | 35㎡ |
| ツイン | 35㎡ |
| キングビュー | 35㎡ |
| ツインビュー | 35㎡ |
| パークデラックスキング | 54㎡ |
| パークスイートキング | 71㎡ |
| パークエグゼクティブスイート | 99㎡ |
| ルーフトップガーデンスイート | 152㎡ |
| 2ベッドルームプールスイート | 182㎡ |
| プレジデンシャルスイート | 248㎡ |
今回は、1泊目と2泊目を無料宿泊アワードで予約したため、基本スタンダードルームの大床房(35㎡)が割り当てられています。
3泊目も一番リーズナブルなプランで予約したため、同じく大床房(35㎡)を押さえました。
パークハイアット・シェムリアップの宿泊記
パークハイアット・シェムリアップは、ヒルトンAngkor Village Hotel(SLH)からトゥクトゥクでわずか10分の距離にあります。今回はトゥクトゥクを利用して移動し、到着しました。
トゥクトゥクは短距離の移動に非常に便利な交通手段です。
Grabのアプリで予約できるほか、現地では多くのトゥクトゥクが走っているため、手軽に利用できます。
エントランス
交差点の角に位置する低層階のホテルのため、エントランスはコンパクトながらもパークハイアットらしい落ち着いた雰囲気が漂います。車1台(トゥクトゥク共)がエントランスに停車していると、車内で待つことになる広さです。
トゥクトゥクから降りると、ホテルの入口にはパークハイアット・シェムリアップとMICHELIN2025の文字が掲げられていました。

その下には、ロータス・フォールディング(蓮の花の花弁を美しく外側へ折り返す伝統的な技法)で作られた蓮の花が水面に浮かび、情緒ある雰囲気を添えています。

華美なラグジュアリーさではなく、都会的な雰囲気とは異なるシェムリアップ独特の落ち着きを感じられるエントランスです。
ロビー
ドアマンが扉を開けた先には、独特の造形が目を引く異空間のようなロビーが広がっています。そこで私たちを迎えてくれたのは「アサプラ像」です。

※アサプラ像とは、カンボジアの伝統的な踊り子「アプサラ」をモチーフにした像です。アンコールワットの塔からインスピレーションを得たと言われており、ホテルの象徴的なアートワークとしてホテル内の数か所に設置されています。
アンコールワットの塔にインスピレーションを得たと知り、このロビーが異空間のように感じられる理由を理解できました。
ロビーから上を見ると、アサプラ像に向かって光が差し込み、すべてのエネルギーが降り注いでいるかのような感覚を覚えます。是非、この異空間を味わってみて下さい。


チェックイン
パークハイアット・シェムリアップのチェックインは、ラウンジのような空間でのおもてなしと心に残るサプライズが重なる、格別な体験でした。手続きはロビー横の「THE LIVING ROOM」で行われます。フロントカウンターではなく、ラグジュアリーなソファに腰掛けてのチェックイン。これだけでパークハイアットらしさを感じます。



着席するとすぐにウェルカムドリンクのメニューが差し出されました。好みのドリンクを選ぶと、ほどなくしてクメールのお茶とともに、ひとつのサービスが加わります。「ココナッツもどうぞ」と。こうした小さな一手間が、パークハイアットの品格を感じさせます。

ココナッツとクメールのお茶が運ばれてきました。


丁寧なチェックインでひとつひとつゆっくりと説明していただき、非常にわかりやすかったのを覚えています。さすがパークハイアットです。

スタッフが一つひとつ丁寧に説明をしてくれる中で、チェックイン担当の方がそっと手渡してくれたものがありました。ロータス・フォールディング、つまり蓮の花びらを美しく外側へ折り返す伝統的な技法で作られたブーケです。
「明日がお誕生日とのこと、少し早いですがお祝いを」
翌日が誕生日だということを事前に伝えていたわけではありません。それでも予約情報から察して、こうして形にしてくれました。言葉よりも先に、胸に温かいものが広がります。シェムリアップの伝統工芸を使ったこのサプライズは、ただ「嬉しい」という言葉では収まらない、旅の記憶に深く刻まれる瞬間でした。

チェックインの説明がひと通り終わったころ、スタッフからさりげなく告げられました。
「お部屋のご用意ができましたら、パークスイートキングへご案内いたします」
予約していたのは、最もスタンダードな大床房(35㎡)。それが、倍以上の広さを持つパークスイートキング(71㎡)へのアップグレードです。しかも3日間すべて同じ部屋で過ごせるとのこと。2泊は無料宿泊アワード、3泊目も最もリーズナブルなプランでの予約だったにもかかわらず、です。
グローバリストの特典とはいえ、これほどの対応をしていただけるとは思っていませんでした。誕生日のブーケに続く、この日2つ目のサプライズです。部屋ができあがるまでの30分、ホテル内を散策しながら、ワクワクを抑えられませんでした。

誕生日をパークスイートキングで過ごせる。それだけで、気分はすでに最高潮でした。
部屋の準備ができるまでの30分、ワクワクしながらホテル内を散策して過ごしました。
チェックインの待ち時間に限らず、パークハイアット・シェムリアップはホテル内を歩くだけで発見があります。中庭、アート、細部の装飾。急がずゆっくり歩いてみると、心が自然と落ち着いていきます。
時間に余裕があればぜひ、散策の時間を作ってみてください。
パークスイートキング
パークスイートキングは2階に位置し、道に面した落ち着いた客室です。部屋の準備が整ったとのことで、さっそくパークスイートへ向かいました。

ホテル入口のロビーまで戻り、EVで2階へ上がります。EVを降りると目の前にはホールが広がっています。

ホールの中心は吹き抜けになっており、グランドフロアのアサプラ像を見下ろせます。

吹き抜けの周りには、ゆっくりくつろげるスペースがあり、本棚が並んでいます。


廊下を歩いていくと、今回宿泊するパークスイートキングの部屋に到着です。

エントランス
頂いたルームキーでパークスイートキングの扉を開けていきましょう。どんな部屋なのか、ワクワクです。ちなみにルームキーは木製で、さりげなく「PARK HYATT」と印字されています。裏には、シェムリアップで有名なクメール建築の「アンコール遺跡群」の一部が描かれています。私たちのルームキーはこの写真のような絵でしたが、ルームキーごとに変わっているのかもしれません。

ドアを開けると、落ち着いた雰囲気のエントランスがあります。扉の色や床の色は焦茶色の濃い目の色合いです。この色が落ち着いた空間の雰囲気を創り出しており、同時に高級感も引き出しています。
正面の扉を開けるとリビングルーム、横の扉を開けるとトイレになっています。少し暗く感じるかもしれませんが、リビング側の扉から光が差し込む形状になっているため、程よい柔らかい光が入ってきます。

エントランストイレ
まずはエントランスのトイレです。扉を開けると白色を基調とした大理石風のタイルが床や壁に貼られています。清潔感と高級感が感じられます。

壁にはシェムリアップらしい装飾品が飾られており、クメール建築の寺院を自然と思い起こさせます。トイレという空間でさえアンコール遺跡群の歴史的な雰囲気が漂っているのは、パークハイアット・シェムリアップならではです。
反対側には手洗い器も備わり、ゆったりとした造りになっています。白を基調とした空間ですが、柔らかい照明のおかげで冷たさや無機質さは感じません。
細部へのこだわりが、トイレひとつにも宿っています。

リビングルーム
木製の扉を開けると、広々としたリビングルームが広がります。部屋の中心にどっしりと構える低めのテーブルと、それを囲む大きなL字型ソファが目に入ります。家具の色合いが床のトーンと揃えられており、空間に自然と溶け込んでいます。
ソファに身を沈めると、この部屋でゆっくり時間を過ごしたいという気持ちが自然と湧いてきました。



テーブルには本が並べてあります。これがあるだけで雰囲気が出ています。

テーブルには、黄色いチケットとトゥクトゥクの絵が描かれたチケットがあります。黄色いチケットは、パークハイアット・シェムリアップの1階にあるカフェ「Glasshouse」のチケットで、割引を受けられます。

トゥクトゥクの絵が描かれたチケットは、パークハイアット専用トゥクトゥクで街中を15分程度案内してくれる無料のチケットです。


私たちはカフェのチケットもトゥクトゥクのチケットも両方使いました。是非、使ってみて下さいね。
横を見ると、丸型のテーブルとチェアーがあります。私たちはよくこのテーブルを使っていました。ちょうど良い大きさで使いやすいです。

テーブルには、ウェルカムクッキーやフルーツなどが置いてありました。


壁には本棚があり、本が数冊並んでいます。良い雰囲気を醸し出しています。テーブルと同じ高さでコンセントなどもあるため、非常に使い勝手が良いです。壁にはシェムリアップらしい絵が飾られています。
窓の外を見てみると、シェムリアップの街が見えますが、パークハイアットのホテル内とはやはり別世界です。色々なことを考えさせられる風景です。

バーエリア
このパークスイートには、バーエリアがあります。通常はミニバーで終わることが多いのですが、ここは専用エリアになっています。しかも簡易的な流しもあるので、ありがたい設備です。


冷蔵庫は左側の一番下にありました。一般的な飲み物が入っていますが、全て有料です。

正面の棚の上の右側には、カップやコーヒー、お茶などが入っています。

真ん中の扉の中には、ウィスキーなどがありました。

左側には、グラスや紙コップなどが入っています。

下の引き出しには、ポットや急須が入っています。このエリアは広いので、ちょっとした物を置くにも最適な場所です。

ベッドルーム
リビングルームに隣接する形で、ベッドルームがあります。
ここで少し、私たち夫婦が実践しているアップグレードのコツをお伝えします。私たちはいつもキングルームを選ぶようにしています。理由はシンプルで、スイートルームのほとんどがキングベッド仕様だからです。
ツインを選んでいると、ホテル側に「この方はツインをご希望」と判断される可能性があり、結果としてアップグレードの機会が遠のくかもしれません。あくまで私たち夫婦の経験則ですが、参考にしていただければ幸いです。


ベッドルームもリビングルームと雰囲気は同じで、高級感のある落ち着いた空間に仕上がっています。



夜にライトを付けると、ベッド横のスタンドライトのカバーに細工が施されており、雰囲気がさらに高まります。

ベッドの寝心地も最高で、とても寝やすかったです。今回は嬉しすぎて、いつものベッドチェックを忘れてしまいました。是非、実際に来て体験してみて下さい。
そして、なぜかスリッパだけはこの状態でベッドルームに置かれていました。これにはビックリでした。

クローゼット
リビングルームから入ってくると、右側にはクローゼットの扉があります。開けてみると、縦長のクローゼットエリアが広がっています。

手前の棚には、アイロン、パークハイアットの袋、セキュリティーボックスなどが並んでいます。

一番下のカゴには、シューズ磨きサービス用の袋が用意されています。パークハイアットではおなじみのサービスですが、これが本当にありがたかったです。
今回のアンコール・ワットやアンコール・トムを歩き回った後、靴は埃まみれになっていました。
午前中にお願いすると、夕方にはきれいになって戻ってきます。遺跡巡りをされる方にはとくにおすすめしたいサービスです。

奥にはスーツケースを置く十分な広さのスペースがあります。写真では少し分かりにくいですが、手前のハンガーにはナイトウェアーが2着ありました。海外では通常ナイトウェアーがないことが多いですが、さすがパークハイアットです。奥の1枚はバスローブになっています。もう一つのバスローブはウォッシャールームにあります。

ウォッシャールーム
ベッドルームの一番奥には、ウォッシャールームがあります。ここに洗面所、バスルーム、トイレが集まっています。床と壁は大理石風の白いタイルで、明るく清潔感のある雰囲気です。

■ 洗面所
大理石の洗面カウンターはかなり広い印象です。洗面台も壁や床と同じ色合いで統一感があります。鏡や洗面器も2台あり、充実した設備です。鏡は折りたためるようになっていて、両側で角度を変えられるので便利でした。

真ん中にはアメニティーが箱に入って置かれています。すっきりと整った配置です。


ドライヤーは真ん中の引き出しの中に収納されていました。すべての物が極力見えないように隠されているため、洗面台の周りがきれいに見えます。

カンボジアはまだまだ発展途上国ですので、水の問題には注意が必要です。私たちは歯磨きもボトルウォーターで行っています。後でお腹が痛くなったら折角の旅行が台無しになるため、皆さんも気をつけて下さいね。だからこそ、ボトルウォーターが沢山用意されているのは本当に有り難いです。

■ バスルームとシャワールーム
バスルームは一番奥にあり、シャワールームは右側にあります。バスルームも全て床や壁と同じ素材で囲われています。白が基調で明るく、気持ちの良い空間です。私たちはほとんど浴槽を使わないので、いつもシャワーを利用しています。

シャワールームも同じ素材で仕上げられています。腰掛けるベンチもあり、使いやすいシャワールームです。右側がシャワールーム、左がトイレになっています。


ひとつ注意点をお伝えしておくと、カンボジアは水質の面で先進国と同じ基準を期待することはできません。私たちは歯磨きを含め、水回りには普段から対策をとるようにしています。詳しい対策についてはまた別の機会にお伝えします。
そんな中でも、バスタイムを豊かにしてくれるのがアメニティです。洗面所・バスルーム・シャワールームのソープはすべてLE LABOの「BERGAMOTE 22」で統一されています。

※ル ラボ(LE LABO)の「BAR SOAP BERGAMOTE 22」は、フレッシュなベルガモット、グレープフルーツ、アンバー、ムスクが香る洗練された石鹸です。
さすが、パークハイアットです。


■ トイレ
最後はトイレです。このトイレもエントランスにあったトイレと同じ仕様になっています。壁に飾られている装飾品も同じです。シェムリアップの雰囲気が出ていて良いものですね。

パークスイートキングのまとめ
私たち夫婦は毎年250泊ほどハイアット系列に宿泊しており、そのうち200泊以上をスイートルームで過ごしています。数多くのスイートを経験してきた中でも、パークハイアット・シェムリアップのパークスイートキングは印象に残る部屋でした。
広さや設備といったスペックの話ではなく、部屋全体から漂う「落ち着き」の質が際立っていました。クメールの美意識を纏いながら主張しすぎない。ラグジュアリーでありながら息が詰まらない。ハイアットの中でもパークハイアットがラグジュアリーブランドとして別格とされる理由を、この3泊でしっかりと体感しました。贅沢な時間をありがとうございました。
レストラン
パークハイアット・シェムリアップには3つのレストラン(カフェ・bar含む)があります。
- The Living Room
- The Glasshouse
- The Dining Room
チェックインの場でもあるラウンジ「The Living Room」、カジュアルに立ち寄れるカフェ「The Glasshouse」、そしてメインダイニングの「The Dining Room」。どこも単なる食事の場ではなく、パークハイアットの世界観が宿った空間になっています。
3つのレストランの詳しい情報は、下記からご確認下さい。
順番にご紹介します。
The Living Room
The Living Roomは、全員が必ず訪れる場所になります。
何故ならチェックインがここで行われるからです。
ホテルの正面から入るとホールがあり、その横がThe Living Roomになっています。
モダンな豪華さと時代を超えたクメールの芸術性が融合された空間になっています。
| The Living Room | Open Time |
|---|---|
| Daily | 11:00 AM – 12:00 AM |
| Lunch | 11:00 AM – 5:00 PM |
| Afternoon Tea | 2:00 PM – 5:00 PM |
| Dinner | 5:30 PM – 12:00 AM (Last Order 11:30 PM) |
チェックインをする場所の奥には、Barも併設しています。

Barは、カウンターだけではなく、テーブル席もあるのでBarの雰囲気を感じながら時間を過ごすこともできます。

実は、The Living Roomは、チェックインをする店内だけではなく、テラスにも席があります。
下記2ヶ所のテラススペースがあります。
- 中庭を見ながらくつろぐことができる席
- 落ち着いた雰囲気で半個室のような席
下記は、中庭を見ながらくつろぐことができる席になっています。
心地良い風を受けながら中庭を見て時間を過ごすのも良いですね。

下記は、落ち着いた雰囲気で半個室のような席になっています。

席数も十分にあるので、気分やシーンに合わせて場所を変えながら過ごせるのが嬉しいところです。どちらの席も、日常の延長線上にはない時間を静かに演出してくれます。
それがパークハイアットという場所の、ごく自然な佇まいだと思います。
The Glasshouse
The Living Roomのバーエリアをさらに奥へ進むと、ホテルの端にThe Glasshouseがあります。
正面入口とは反対側に位置していますが、外観の鮮やかな黄色が目印になるので、外からでもすぐに見つけられます。
レストランというよりカフェに近い雰囲気で、気軽に立ち寄れる空間です。

ケーキやサンドウィッチ、ドリンクなどがメインになっています。

今回は、部屋に置いてあった15%割引のチケットでココナッツスムージーとパッションフルーツヨーグルトスムージーを頼みました。
暑い日だったし、喉が乾いていたし美味しかったですよ。

ここにも「アサプラ像」がいました。

The Dining Room
3つの中でメインダイニングとなるのが「The Dining Room」です。The Living Roomのさらに奥に位置しています。

床は大理石敷きで、装飾品は現代のシェムリアップとクメール時代の意匠が自然に溶け合っています。
家具は特注品、料理に使われる食器はクメール陶器。空間のすみずみまで、シェムリアップという土地への敬意が行き届いています。

| The Dining Room | Open Time |
|---|---|
| Breakfast | 6:00 AM – 10:30 AM |
| Dinner | 6:30 PM – 11:00 PM (Last Order 10:30 PM) |
朝食はすべてのゲストがThe Dining Roomでいただくことになります。
嬉しい発見だったのが、日本人シェフがいらっしゃること。滞在中にご挨拶いただき、少しお話しする機会もありました(2026年2月時点の情報です)。
今回はここで、私の誕生日ディナーをお願いすることにしました。妻がアレルギーを持っているため、食事の際はいつも事前の確認が欠かせません。ただ、日本語で直接伝えられる環境があるというのは、海外での食事において本当に心強いものです。
私たち夫婦はコースメニューだと変更点が多くなりがちなため、基本的にアラカルトで注文するスタイルをとっています。メニューにない組み合わせになる場合も、シェフが特別に対応してくださるとのことで、安心してお任せすることができました。通常のアラカルトメニューは以下の通りです。

| 誕生日ディナー |
いよいよ誕生日ディナーです。特別メニューへの期待と緊張が混ざり合いながら、夜を迎えました。
ディナーを楽しめる場所は2つあります。
- The Dining Roomの店内
- 中庭を見ながらの特設テーブル
迷わずおすすめしたいのは、中庭の特設テーブルです。理由はシンプルで、19時から中庭でダンスショーが始まるからです。料理を味わいながら目の前でショーを観られるという体験は、店内席では得られません。
特設テーブルとショーのステージは夕方に設営され、終演後には毎日きれいに片付けられます。そのぶんテーブル数には限りがあり、正面の席はすぐに埋まってしまいます。早めの予約を強くおすすめします。
私たちは当日の昼に予約したため正面席は満席でしたが、運良くコーナーの席が空いており、ショーをしっかり楽しむことができました。

ショーの時間が19時からですので、私たちは30分前の18時30分からのスタートにしました。
30分程度、料理とお酒を楽しんでいると、ショーのスタートです。


お食事を頂きながら目と鼻と舌で楽しみ、ショーも見ながら目と耳で楽しめる贅沢な時間であり、五感が全て解放される瞬間です。
是非、一度この経験を味わってみて下さい。


今回ディナーで頂いたメニューです。
- フレッシュ春巻き
- 地元産ブラータチーズサラダ
- 帆立のソテー
- チキングリル



ショーの終演後には、ダンサーたちとの写真撮影の機会もあります。希望者のみですので、撮影したい方はスタッフに声をかけてみてください。
せっかくの機会なので、ぜひ記念に残すことをおすすめします。


どの料理も満足のいく仕上がりでしたが、中でも地元産ブラータチーズサラダは別格でした。シェムリアップで味わうブラータチーズというだけで十分驚きなのに、その完成度がさらに上回ってくる。ぜひ注文してみてください。
そしてディナーの締めくくりに、もうひとつのサプライズが待っていました。妻とホテルのスタッフが密かに準備してくれていた誕生日ケーキです。まったく気づいていなかっただけに、その瞬間の嬉しさはひとしおでした。この日いくつ目のサプライズだろう、と思いながら、ただただ幸せな気持ちでいっぱいでした。


| Breakfast |
グローバリストの特典として朝食が毎回付いてくるのは、365日ホテルで暮らす私たちにとって計り知れない恩恵です。年間で換算すると、その金額は相当なものになります。
因みに、前日に行われていたステージや特設テーブルは朝には片付けられています。
Breakfastは2カ所で頂くことができます。
- The Dining Roomの店内
- The Dining Roomのテラス席
人気はテラス席で、中庭を眺めながら朝の風を感じられる気持ちの良い空間です。
ただし予約はできず、テーブル数も限られているため、早めに足を運んで空席を確認するのがおすすめです。

私たちはどちらも利用しましたが、どちらも良かったですよ。
The Dining Roomの店内では、シェムリアップ独特の雰囲気を味わう空間で食事ができますし、テラス席では中庭を見ながら、気持ち良い風を受けながらBreakfastを楽しむことができます。
中庭では、音楽を演奏されているので食事をしながら気持ちの良い時間を過ごすことができますが、さすがに店内までは聞こえてこないですね。

朝食はブッフェとアラカルトを組み合わせたハーフブッフェ形式です。
まず店内のブッフェコーナーで好みのものを取り、アラカルトで食べたいものを追加オーダーする流れになります。
パークハイアットらしく、ブッフェの内容も充実しています。





パークハイアットですので、一通りのブッフェは揃っています。
日本人シェフに聞いたのですが、シャムリアップはフルートが美味しいらしいです。
南国ですのでフルーツも甘くて美味しいですよと言っていました。



アラカルトは一人何皿でも注文でき、特に制限はありません。
料理ができあがるまでの間にブッフェを楽しむ、というのが自然な流れです。
また、日本語メニューも用意されているので、スタッフに伝えればすぐに持ってきてもらえます。
海外のホテルではありがたい配慮です。

私たち夫婦は、新しいホテルではいつも朝食を頂きます。
今回もアラカルトメニューがどんなものなのか?興味津々だったのでついつい頼み過ぎてしまいました(笑)
因みに、下記の写真は1日で頂いたのではなく、3日間で頂いた食事です。
写真撮り忘れたのもありますが、一応3日間である程度アラカルトメニューは頼みました。







ロビーからThe Dining Roomへ向かう中庭の周りには、朝食の時間帯だけ様々な体験ショップが並びます。
その入口でまず出迎えてくれるのが、無料のココナッツです。スタッフが配っているので、遠慮なく受け取ってみてください。
南国の朝にこれ以上ない一杯です。



その他にもロータス・フォールディング体験、クメールワッフル試食、クメールコーヒーの試食、マッサージ体験などのショップもあり楽しかったですね。
ショップはBreakfastの時間の時だけ出店して、Breakfastが終われば、片付けて帰られます。
- ロータス・フォールディング体験

※ロータス・フォールディングとは、東南アジア諸国(主にタイ)で見られる蓮の花の花弁を美しく外側へ折り返す伝統的な技法です
- クメールワッフル試食

- クメールコーヒーの試食
クメールコーヒーは、香を嗅いだ時は凄く甘い香りがします。
ただ、飲むと苦味がくるのでこのギャップが面白かったです。
飲む前に脳がどれだけ甘いのか?警戒していますが、飲んだ時は全然甘くない!苦味がくる!もうパニックです。是非、体験して下さいね。



- マッサージ体験
マッサージ体験も10分間無料になります。私たち夫婦もして頂きました。
すごく気持ちが良いです。
ただ、人気ですので予約はないですが次できますか?とお伝えしといたほうが良いですよ。


この中庭がパークハイアットの中心になっています。
The Living Room もThe Dining Roomも体験できるショップも全て中庭の周りにあります。




そして、The Living Roomの反対側には「ソファーブランコ」もあります。
これだけ大きいと面白いですね。

特別BAR
誕生日の翌日、観光を終えて部屋に戻ると、テーブルの上に見慣れないものが置かれていました。ホテルからのサプライズプレゼントです。
誕生日ケーキとスパークリングワインが1本、静かに私たちの帰りを待っていました。サプライズが続く滞在でしたが、このおもてなしにはまた胸が熱くなりました。
パークスイートの一室が、この夜だけの特別なバーに変わった瞬間です。

しかもよく見たら日本人シェフから手作りのパームシュガーカステラケーキのプレゼントもありました。


しかも、メッセージまで本当に有難う御座いました。
これは、嬉しかったですね!

せっかくならもう一品欲しくなり、In Room Diningで前夜に感動した地元産ブラータチーズサラダを追加注文しました。
ケーキ、スパークリングワイン、そして最高の一皿。部屋でグラスを傾けながら、もう一度誕生日の乾杯です。
誕生日というのは不思議なもので、同じ夜でも少し違う色に見えます。
今日も最高の夜でした。
プール
パークハイアット・シェムリアップにはプールが2ヶ所あり、中庭奥のサブプールと建物最奥のメインプールを楽しめます。
- グランドフロアーに1ヶ所
- 1フロアーに1ヶ所
グランドフロアーにあるプール
1つ目のプールは中庭の一番奥に位置しています。
大きさは25mほどで、暑いシェムリアップの気候のなかゆっくり水に浸かりながらくつろげます。
こじんまりとした空間で落ち着いた雰囲気ですが、メインプールというよりはサブプールといった印象です。




1フロアーにあるプール
もう1つがメインプールにあたるプールです。
ただし場所が少し分かりにくく、EVで1階に上がり、中庭に沿って建物を回った一番奥にあります。

このプールは池のような独特の造りが特徴です。
2階の下を利用した日陰構造になっており、広いソファーベッドでゆっくり過ごせます。



さらに橋が架かっていて、その向こう側は池のような開放的な雰囲気になっています。
太陽に当たりたいときは、こちら側でのんびりくつろげます。



ジムとスパ
ジムとスパはプールの一番奥の建物内にあります。入口の扉を開けると受付があり、ここがスパの受付です。


ジムは受付の右側に位置し、十分な広さが確保されています。緑に囲まれた開放的な雰囲気で、気持ちよくトレーニングできる環境です。



ワンコール・ワット
カンボジア・シェムリアップを訪れたなら、世界遺産「アンコール・ワット」は外せません。シェムリアップの代名詞ともいえる存在です。
私たち夫婦にとっても今回が初めての訪問でした。ホテルからトゥクトゥクでわずか約20分という近さも、改めて訪れやすさを感じさせてくれました。

アンコール・ワットといえばサンライズです。その絶景を見るために、早朝から出かけることにしました。
入場にはチケットが必要で、前日にオンラインで購入しようとしたのですが、一筋縄ではいきませんでした。カンボジアではクレジットカードの決済が弾かれることが多く、実は飛行機のチケットやビザの手続きでも同じ経験をしていました。ビザはオンライン申請にこだわりましたが、最終的には大使館にメールで問い合わせ、指定されたサイトからようやく決済が通った経緯があります。
アンコール・ワットのチケットも何度試みてもうまくいかず、結局は当日チケットセンターで購入することにしました。
※カンボジアでのオンライン決済はトラブルが起きやすいようです。時間に余裕を持って手続きを進めることを強くおすすめします。
もうひとつ不安だったのが移動手段です。早朝にトゥクトゥクを手配できるのか、帰りも確保できるのか、見当がつきませんでした。そこで頼ったのがパークハイアット・シェムリアップです。これが正解でした。
昼間はホテル専用のトゥクトゥクが常にホテル前に待機しており、それ以外の時間帯もホテルに依頼すればどんな時間でも手配してもらえます。今回はチケットセンターへの往復、アンコール・ワットまでの送迎、見学中の待機時間も含めてわずか13ドルでした。あまりにも親切な対応だったのでチップを加えて15ドルをお渡ししました。
チケットセンターは朝5時オープンのため、チケット未購入の場合はホテルを4時30分出発が目安です。すでにチケットをお持ちの方は4時45分で間に合います。出発前にホテルのロビーへ立ち寄ると、早朝からコーヒーのサービスがあり、身体を温めてから向かえました。細やかな気遣いが、パークハイアットらしいと感じた瞬間のひとつです。


朝の4時半は、さすがに真っ暗です。それでも迎えにきてくれます。本当に有難いですね。

この時期のシェムリアップの朝方は結構冷え込みます。冷え込むと言っても22℃ぐらいです。
でも、トゥクトゥクで走っていると風も冷たいので上着を1枚着ていく方がベストです。


チケットは、1日・3日・7日券があり、私たちは1日券を一人$37で購入しました。
クレジットも使えるので便利です。


さぁーチケットも買ったし、まだ暗いですがアンコールワットにレッツゴー!
チケットセンターから約10分、到着してからも入口まで歩きます。5時半前に現地に着きましたが、すでに多くの人が同じ方向へ歩いていました。夜明け前の暗闇の中に、世界中から集まった旅行者の人影が続きます。さすが世界遺産、その人気は本物です。
サンライズを待つ間、良い場所を確保してじっと空を見上げます。この待つ時間がまた、不思議と心地よいものです。隣にいる見知らぬ旅行者も、同じ瞬間を待っています。言葉は通じなくても、その場にいる全員が同じ方向を向いている感覚が、旅の醍醐味のひとつだと感じます。

サンライズ時間は、この時期は6時30分前後でした。
どんどんと空が赤くなり幻想的な景色が広がります。いやー素晴らしいですね!


そして、どんどんと太陽が上がってきてやっとお目見えです。
この景色を見るのに朝の4時起きです。でもその価値はあると思います。


帰りは7時15分頃にパークのトゥクトゥクまで戻り、ホテルまで送っていただきました。
何も心配することなくスムーズに行けたので、ホテルにトゥクトゥクを頼んで正解です。


ホテルには8時前に戻り、少し休憩してから朝食へ。充実した朝でした。
後日、日本人シェフから思わぬ話を聞きました。私たちがサンライズを見た日だけ晴れていて、前後の日は曇りでまったく見えなかったとのこと。ほかのお客さんから聞いた話だそうです。狙って晴れにできるわけではありません。それでも晴れた。旅においてこういう巡り合わせは、何物にも代えられない喜びです。感謝しかありません。
午後はアンコール・ワットの隣に位置する「アンコール・トム」へも足を延ばしました。アンコール・ワットとはまた異なる空気が流れる場所で、歩きながらさまざまなことを感じ、考えさせられました。遺跡が持つ力というのは、言葉では説明しきれないものがあります。
まとめ
パークハイアット・シェムリアップは、クメールの美意識とパークハイアットの品格が融合した、唯一無二の滞在体験を提供するホテルです。その魅力をあらためて振り返ります。
ハイアットの中でもパークハイアットは、品格という点で別格の存在です。その世界観は、ロビーに足を踏み入れた瞬間からチェックアウトの朝まで一貫して流れています。世界各地にパークハイアットはありますが、シェムリアップのそれはクメールの美意識と融合した、ここにしかない空気を持っていました。
シェムリアップという街自体も、訪れる価値が十分にある場所です。世界遺産アンコール・ワットを中心に、クメール文化が今も色濃く息づいています。遺跡の前に立ったとき、言葉よりも先に何かが胸に届く感覚がありました。それは知識では得られない、現地に行った人だけが受け取れるものだと感じます。
旅の本質は、五感が開かれる瞬間にあると私たちは感じています。思い出はもちろん大切です。しかしそれ以上に、旅の中で何かを感じ、考え、自分の中で何かが変わっていく。その体験こそが、旅が持つ本当の価値だと思っています。
そしてその旅を豊かにするのが、ホテルです。ただ眠る場所ではなく、旅の体験そのものを構成する大切な要素として、ホテル選びも一緒に楽しんでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。皆様の旅が、最高の体験になりますように。
365日ホテル暮らしの夫婦より

