ホテル系クレジットカードのおすすめ7選!メリット・デメリットから選び方まで解説

今回は、「ホテル系クレジットカードのおすすめ7選!」としてお伝え致します。
現在、世の中には様々なクレジットカードがあります。ですので、何が良いのか?今、持っているクレジットカードは、有効に使えているのか?と疑問を抱えてしまう人もいるでしょう。
この記事では、ホテル系クレジットカードについて様々な角度でお伝えします。
ホテル系クレジットカードのおすすめ7選!
まずは、365日ホテル生活の私たち夫婦が「ホテル系クレジットカードのおすすめ7選!」をお伝えします。※経験の上での主観も入っているので、最後はご自身で判断願います。
現在は、色々なクレジットカードがあります。
だからこそ、本当にどのクレジットカードが自分に合っているのか?色々と迷われる場合が多いと思いますので、特徴を分かりやすくまとめました。
是非、自分に合ったクレジットカードを選んでくださいね。
ポイントは、一般的な意見に流されるのではなく「自分に合う」ということがキーワードです。
そのためには、まずクレジットカードを理解しましょう。
そして、自分の「暮らし方」や「使い方」にどれがピッタリなのかを選ぶことが重要です。
※「周りに合わせない」!これが非常に重要。大衆に合わせる必要は何もありません。
このマインドが非常に重要になります。
クレジットカードのおすすめの決め方です。
- クレジットカードを理解する
- 自分の「暮らし方」や「使い方」を整理する
- 自分に合ったクレジットカードを決める
- 使ってみる!
- 使って合わないようなら変えてみる!
- 「3〜5」を繰り返す
これが自分に合ったクレジットカードの決め方になります。
以上を踏まえて今回のおすすめ7選は、下記になります。
- マリオットボンヴォイアメックスカード
- マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード
- アメックスプラチナカード
- アメックス・ゴールド・プリファードカード
- セゾンプラチナ・アメックスカード
- ヒルトン・オナーズアメックスカード
- ヒルトン・オナーズアメックス・プレミアムカード
では、クレジットカードを詳しく説明していきます。
カード | マリオットボンヴォイ アメックスカード | マリオットボンヴォイ アメックス・プレミアムカード | アメックス プラチナカード | アメックス ゴールド・プリファードカード | セゾンプラチナ アメックスカード | ヒルトン・オナーズ アメックスカード | ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムカード |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年会費 (税込) | 23,100円 | 49,500円 | 165,000円 | 39,600円 | 22,000円 | 16,500円 | 66,000円 |
家族カード | 1枚無料 2枚目以降11,550円(税込) | 1枚無料 2枚目以降24,750円(税込) | 4枚まで無料 | 2枚無料 3枚目以降19,800円(税込) | 1枚につき3,300円(税込) | 1枚無料 2枚目以降6,600円(税込) | 3枚無料 4枚目以降13,200円(税込) |
ポイント還元率 | 2.0%~4.0% | 3.0%~6.0% | 0.3~3.0% | 1.00%~3.00% | 0.75~1.0% | 0.50%~0.75% | 0.75%~1.75% |
付与される会員資格 | Marriott Bonvoy「シルバーエリート」 | Marriott Bonvoy「ゴールドエリート」 | 1. ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス 2. Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格 3. プリンスステータスサービス プラチナメンバー 4. Radisson Rewards Premiumステータス | プリンスホテル「ゴールドメンバー」 | − | ヒルトンオナーズ「ゴールドステータス」 | ヒルトンオナーズ「ゴールドステータス」 |
主な特典 | ・100万円決済でMarriott Bonvoy「ゴールドエリート」取得 ・毎年、決済額が150万円以上で継続時35,000Pプレゼント | ・400万円決済でMarriott Bonvoy「プラチナエリート」取得 ・毎年、決済額が150万円以上で継続時50,000Pプレゼント | ・24時間365日コンシェルジュ・サービス ・カード更新時に無料宿泊券プレゼント ・ホテルメンバーシップ上位ステータス取得 ・ファインホテルアンドリゾートプログラム | ・200万円以上決済で無料宿泊券プレゼント ・ポケットコンシェルジュ ダイニング20%キャッシュバック ・厳選されたレストランでコース料理1名無料 | ・JALのマイルが最大1.125%の還元率 ・24時間365日コンシェルジュ・サービス ・厳選されたレストランでコース料理1名無料 ・プライオリティ・パス無料登録 | ・150万円以上の決済で継続時にウィークエンド無料宿泊券プレゼント ・HPCJ年会費ご優待 | ・200万円決済以上でヒルトンオナーズ「ダイヤモンドステータス」取得 ・カード更新時にウィークエンド無料宿泊券プレゼント(300万円以上の決済でもう1枚プレゼント) ・HPCJ年会費初年度無料 |
必ず150万円決済!│マリオットボンヴォイアメックスカード

このカードはこんな方におすすめ
- 毎年、決済額が150万円以上で400万円未満の方
- 100万円決済でマリオットゴールドステータスが欲しい方
このカードをおすすめできるのは、年間150万円決済をクリアできる方です!
150万円以上で初めて更新時期に無料宿泊ポイント35,000ポイントを獲得できます。
そして、100万円決済でマリオットゴールドステータスが欲しい人には、一番良いカードです。
ただ、マリオットのゴールドエリートステータスでは、実際にはサービスがモノ足りなく感じます。ですので、やはり150万円決済を目指す方がベストです。
100万円以下の決済なら他のカードの方が選ぶと良いでしょう。
マリオットボンヴォイアメックスの無料宿泊特典について詳しくは関連ページにまとめていますので、こちらも合わせて参考にしてください。
※マリオットボンヴォイアメックスカードの入会キャンペーンについて、2025年4月現在、紹介制度で最大45,000ポイント獲得が可能です。
プラチナを狙おう!│マリオットボンヴォイアメックス・プレミアムカード

このカードはこんな方におすすめ
- 毎年、決済額が150万円以上で400万円以上の方
- マリオットプラチナステータスが欲しい方
- ポイントをホテルにも飛行機にも使いたい方
このカードを持つ人で多くは、400万円決済を目指されている方が多いと思います。
やはり、400万円決済でプラチナステータスが頂けるのは非常に大きい恩恵ですよね。
そして、このカードの一番の特徴は、ホテルポイントや飛行機のマイルにも変えられる点です。
ある意味、万能カードと言っても良いでしょう!
しかも、ANAよりもJALのマイルに変える人にとっては、ベストの選択だと思います。
ANAマイルの場合は、違うカードの方がマイルが貯まります。
私たち夫婦はこのカードは持っていますが、マイルは別の違うカードで貯めています。
ただ、150万円決済でカード継続時に無料宿泊ポイント50,000ポイントが頂けるので、非常にありがたいカードでもあります。これだけで、年会費以上の恩恵があります。
総合的に、非常に優れたカードといえるでしょう。
ステータスの王道!│アメックスプラチナカード

このカードはこんな方におすすめ
- マリオットプラチナステータスと同様のような恩恵が欲しい方
このカードは、プラチナカードの王道だと言えるでしょう!
プラチナカードと言えば、アメックスのプラチナ!と言われるぐらい知名度の高く、ステータス性もあるカードです。
この1枚でホテルメンバーシップ上位ステータス取得が可能になります。
<ホテルメンバーシップ一覧>
- ヒルトン・オナーズ・ゴールドステータス
- Marriott Bonvoyゴールドエリート会員資格
- プリンスステータスサービス プラチナメンバー
- Radisson Rewards Premiumステータス
これは、有難いですね!
しかも、「ファイン・ホテル・アンド・リゾート」が付いています。
下記が特典になります。
■特典内容
- 客室アップグレード*1
- 12:00からのアーリーチェックイン
- 午後4時までのレイトチェックアウト確約
- 2名様分のご朝食
- 100米ドル分のエクスペリエンスクレジット
これだけ付いていると、マリオットのプラチナ同様の特典になります。
無理をしてプラチナを取るより、アメックスプラチナを持てば、修行もせずにマリオットプラチナ同様のステータスが手に入ります。
しかも、マリオットだけではなく、以下のようにホテルを選べます。
- コンラッド 東京/大阪
- ザ・リッツカールトン ニセコ/日光/東京/京都/大阪/沖縄
- 翠嵐ラグジュアリーコレクションホテル京都
- イラフ SUI ラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古 他国内の計40ホテル
見方を変えると、ホテルを飛び越えた予約ができるカードになります。
やはりプラチナの王様とも言えるおすすめのカードです。
無料宿泊特典狙い!│アメックス・ゴールド・プリファードカード

このカードこんな方におすすめ
- 新規のアメックスゴールドにしたい方
カードの位置付けとしては、以前のアメックスゴールドカードとアメックスプラチナの間のカードになります。言い換えると、新しい「アメックスゴールドカード」になります。
以前のアメックスゴールドカードの進化版と言えるでしょう。
200万円決済で、無料宿泊特典の「フリー・ステイ・ギフト」も頂く事ができます。
ポケットコンシェルジュで20%キャッシュバックもあります。
(ただ上限が10,000円ですので、これはモノ足らないですね)
ゴールド・ダイニングby招待日和は、そのまま継続ですので、レストランを2名予約時に1名分のコースが無料になるのは、有難いですね。
以前より、年会費は若干上がりましたが、その分サービスも良くなりました。
ゆえに、このカードもおすすめのカードの1つです!
年会費を安く抑えたいなら!│セゾンプラチナ・アメックスカード

このカードはこんな方におすすめ
- 年会費を抑えながら、プラチナカードならではの特典を受けたい方
- JALのマイルを効率よく貯めたい方
セゾンプラチナ・アメリカン・エキスプレス・カードは、年会費22,000円(税込)とリーズナブルな価格で、プラチナカードのサービスが受けられるハイコストパフォーマンスな一枚です。特にJALのマイルを貯めている方には還元率も良く、非常に相性の良いカードといえるでしょう。
24時間365日対応のコンシェルジュサービスも付帯しており、旅行や日常の手配をサポート。家族カードも1枚3,300円(税込)で発行できるため、家族で特典を活用したい方にも最適です。
さらに、提携レストランで2名予約すると1名分のコース料金が無料になるダイニング特典も利用可能。外食の機会が多い方であれば、年会費以上の価値をすぐに実感できるはずです。
ただし、ANAのマイルを貯めている方には、他のカードの方が適している可能性がありますので、ご自身のマイル戦略に合わせて検討されることをおすすめします。
16,500円で年中朝食無料!│ヒルトン・オナーズアメックスカード

このカードはこんな方におすすめ
- ヒルトンのゴールドステータスが欲しい方
- ヒルトンの朝食を年間無料で頂きたい方
このカードを持つだけで、ヒルトンのゴールドステータスを自動で取得することができます。
年会費16,500円を支払うだけで、「ゴールドステータス」なんて最高ですよね!
ゴールドステータスになると、ヒルトンの朝食が年中無料(日本国内がメイン)になります。
しかも、2名でホテルに宿泊した時は2名分が無料になるのはすごいです!
※ただ、世界の動きが朝食をやめる方向に動いています。アメリカなどでは、ホテルクレジットに変わってきているので、日本にもいつかはその流れが来ると思います。
そして、ヒルトンはゴールドステータスも部屋のアップグレードがあります。
その時に、クラブフロアーにアップグレードされれば、ラウンジも使うことができます。
これは、あくまで確率の話ですが、もし上がると素晴らしいですね!
ラウンジが使えると、ホテルライフの幅が広がります。
年会費も安くて、朝食も付いて、もしかしたらラウンジも付く可能性があるとなれば、これはおすすめのカードと言えるでしょう!
また、ヒルトンアメックスにも無料宿泊特典があります。
ヒルトンアメックスの無料宿泊特典について詳しくは関連ページにまとめていますので、こちらも合わせて参考にしてください。
ダイヤモンドを狙おう!│ヒルトン・オナーズアメックス・プレミアムカード

このカードはこんな方におすすめ
- ヒルトンのダイヤモンドステータスを効率的に獲得したい方
- 年間200万円以上の決済が可能な方
- ヒルトン系列のホテルを頻繁に利用する方
ヒルトン・オナーズ アメックス・プレミアムカードは、年間200万円以上のカード決済で、ヒルトンの最上級会員である「ダイヤモンドステータス」が獲得可能な一枚です。ダイヤモンド会員になると、ラウンジアクセスや無料朝食、客室アップグレード(スイートルームへの可能性あり)など、ワンランク上の滞在が実現します。
また、2025年3月時点では入会キャンペーンも実施中で、プレミアムカードでは最大39,000ポイント、一般カードでも16,000ポイントが獲得可能です。ポイントは宿泊特典に使えるため、初年度からお得にヒルトン体験を始められます。
ただし、このカードはヒルトン系列のホテルを定期的に利用する人向けといえるでしょう。ヒルトンポイントはマイルに交換可能ですが、還元率はそれほど高くなく、マイル目的での利用には向いていません。また、年間200万円の決済が必要なため、他のクレジットカードへの利用分が相対的に減ってしまう点も考慮する必要があります。
とはいえ、ヒルトンを愛用する方にとって、確実にダイヤモンドステータスを手に入れられる唯一のクレジットカードとして、非常に魅力的な選択肢であることは間違いありません。
ホテル系クレジットカードを利用するメリット
クレジットカードは、様々な系列から発行されています。そしてサービスも個性が別れます。
特に、ホテル系のクレジットカードは、ホテルに特化したサービスが多いといえるでしょう。
なかでも、ホテル系のクレジットカードで人気があるのは、以下の2つになります。
- マリオットグループ系のマリオットボンヴォイアメックスカード
- ヒルトングループ系のヒルトンオナーズアメックスカード
宿泊料金割引
クレジットカードを持ち決済すると割引があるホテル予約サイトがあります。
現状、ホテルの公式サイトではなく、予約サイトが主流です。
しかし予約サイトは、表面上リーズナブルに宿泊できますが、トータルで考えるともったいない部分が多くあります。
ですので、おすすめは「ホテルへの直接予約」です。
どのホテルグループでもほとんどは無料でメンバー登録することができます。
そして、メンバー登録することで会員の割引の宿泊料金割引で宿泊できるので、メンバーになることを強くおすすめします。
現在は、様々な予約サイトに宿泊プラン取り揃えられていますが、長期的な目線で見ると、メンバーになって宿泊割引料金で宿泊している方がベストだと考えます。
無料宿泊特典
ホテル系のクレジットカードを利用する大きなメリットの一つが「無料宿泊特典」です。
これは、クレジットカードにより「無料宿泊特典」を受ける方法は異なり、一般的にカード更新時期に受けることができます。
これだけで、ホテル系のクレジットカードを持っている意義があります。
※ただ、クレジットカードによって最低限の決済額を設けている場合はあるので、ご注意ください。
ホテルの無料宿泊特典のあるクレジットカード一覧については別のページにまとめていますので、合わせて参考にしてください。
ポイント優待
ホテル系のクレジットカードは、そのグループホテル系列のホテルで支払いすることで、一番ポイントを貯めることができます。宿泊してもレストランでもポイントは付きます。
そして、ホテルステータスが上がるほど獲得できるポイントは増額します。
ステータスが上がるほど、ポイントが貯まりやすくなる仕組みになっています。
※獲得できるポイント数は、ホテルグループによって異なるので、各ホテルグループをご確認ください。
客室のアップグレード
ホテル系のクレジットカードを利用する大きなメリットの一つが「客室のアップグレード」です。多くの方がこれを望んでいますよね。
一番リーズナブルの客室料金で宿泊して「スイートルーム」や「クラブフロアー」や「少し大きめの部屋」や「眺めの良い部屋」などにアップグレードされる可能性があることになります。
しかも、ホテルのステータスが上がるほど一般的にアップグレードされる可能性が高くなりますし、スイートルームなどの部屋になる可能性も高くなります。
※各ホテルの規約によって、アップグレード対象の部屋のランクが決まっているので、詳細は公式サイトをご確認ください。
レイトチェックアウト・アーリーチェックイン
よく聞く言葉に「レイトチェックアウト」と「アーリーチェックイン」という言葉がありますよね。1つずつ説明します。
【レイトチェックアウト】
レイトチェックアウトとは、通常のチェックアウトの時間を無料で伸ばせる仕組みです。
ホテルに長く滞在できるということですね。(これは本当にありがたい!)
ホテルグループやステータスによっては、16時までレイトチェックアウトができるホテルもあるんです。
※ただ、これはホテルやホテルグループのステータスによって変わってくるので、各ホテルの規約を確認して下さい。
【アーリーチェックイン】
アーリーチェックインは、通常より早くチェックインできることです。
レイトチェックアウト同様に、ホテルに滞在できる時間が増えます。(これも本当にありがたい!)
私たち夫婦も海外で飛行機が早く着いたので、朝の9時にチェックインしたこともあります。
※「レイトチェックアウト」と「アーリーチェックイン」ともに、あくまでホテルの体制が整っていることが前提になります。宿泊状況によって変わることがありますし、ステータスによっても変わりますので、十分に規約をご確認ください。
デポジットに対応可能
デポジットとは「預かり金」や「保証金」のことになります。
日本では馴染みが少ないかもしれないですが、海外では一般的な用語です。
ホテルで言えば、ホテルの宿泊費やレストランの食事代を精算しないまま帰ってしまう場合、問題になりますよね。それを防ぐために料金の一部を最初に預かっておくということです。
だからこそ、チェックアウト(精算時)の際には、デポジット分が戻ってきているかを十分に確認してくださいね。
チェックインの際にクレジットカードの提示を求められる場合がありますが、それが「デポジット」となる場合があります。ホテルによっては、デポジット(預り金)なしでクレジットカードの番号を登録だけの場合もあります。
ホテル側は、クレジットカードの番号がわかれば、もし精算せずに帰られても対応ができるからです。
クレジットカードを持っているだけで、信用性が上がりますし、ここでもメリットがありますね!
※海外の場合は、特にデポジットに応じない場合は、サービスが受けられない場合もありますので、お気をつけ下さい。
充実した旅行損害保険
クレジットカードには多種多様なサービスが付帯していますが、その中でも特に注目すべきなのが「旅行損害保険」です。 旅行損害保険とは、旅行中に発生するケガ、死亡、または治療費などを補償する保険のことを指します。しかし、その内容はカードによって異なり、次のような条件が設定されています。
- 国内専用なのか?それとも海外でも利用可能なのか?
- 「自動付帯」か「利用付帯」か?
- 自動付帯:カードを所有しているだけで保険が適用される。
- 利用付帯:カードで旅行代金などを支払うことで初めて保険が適用される。
その他にも、保険適用の条件がカードごとに設定されている場合があります。例えば、どのような状況で保険が利用可能かについては、カード会社によって異なります。利用前に各カードの規約をしっかりと確認しておきましょう。
付帯施設での優待
クレジットカードを持っているだけで優待を受けられるカードもあります。
例えば、「ヒルトン・オナーズアメックスカード」は、ヒルトンのゴールドステータスを頂けるので、ヒルトンでの宿泊時には朝食無料(2名予約時2名共)になります。(現在は日本のみ)
「アメックス・ゴールド・プリファードカード」の場合は、ラグジュアリーホテルのレストランで、条件はありますが20%キャッシュバックもあります。
ホテル系クレジットカードを利用するデメリット
ホテル系クレジットカードには、メリットが多いのですが、比較するためにあえてデメリットという表現でお伝えします。
私たち夫婦は、デメリットと感じたことはありませんが、ひとつの参考にしてください。
年会費が高い
クレジットカードの中には年会費が無料のものもありますが、それらと比較すると年会費が高いカードも存在します。しかし、「高い」と感じるかどうかは人それぞれ。重要なのは、その年会費に見合う価値があるかどうかです。
高額な年会費のクレジットカードは、特典やサービスの内容が非常に充実しています。このようなサービスをどれだけ有効活用できるかが、カード選びのポイントといえるでしょう。
もちろん、年会費が高いことに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれません。しかし、大切なのは、デメリットばかりに注目するのではなく、カードが持つメリットをしっかりと理解することです。普段からデメリットにばかり目を向けていると、行動が制限され、せっかくのチャンスを逃してしまうことにもなりかねません。
クレジットカードはただの支払い手段ではなく、自分自身の可能性を広げるツールでもあります。周囲の意見に惑わされず、自分に合ったカードを見つけることで、より充実した生活を手に入れることができるでしょう。
最後に、カード選びにおいて本当に大切なことは、あなた自身のライフスタイルや価値観に合った一枚を選ぶことです。その選択が、未来の可能性を広げる一歩になるかもしれません。
優待のホテルが限られる
ホテル系クレジットカードには特定のホテルグループで使うことを前提としたメリットがあります。これは、各ホテルがリピーターのお客様を囲い込むために、自社グループ専用のクレジットカードを発行しているからです。そのため、カードをグループ外のホテルで使用すると、サービスの質が下がる場合があるのは自然なことと言えるでしょう。
例えば:
- マリオットボンヴォイカード:マリオットグループのホテルで最大の特典が得られます。
- ヒルトンオナーズカード:ヒルトングループのホテルでより多くの恩恵を受けられます。
このように、各ホテルグループが提供するクレジットカードは、対象となるホテルで使うことでその魅力を最大限に発揮します。
ただし、クレジットカードを基準にホテルを選ぶのではなく、まずは自分が本当に宿泊したいホテルを明確にすることをおすすめします。そして、そのホテルが属するグループのカードを選ぶことで、サービスを最大限に活用できるでしょう。
好きなホテルに泊まることは、旅行の満足度を大きく向上させる要素です。宿泊体験を充実させるためにも、クレジットカードを単なる支払いツールとしてだけでなく、自分のライフスタイルに合わせた活用方法を見つけてください。
ホテル以外では還元率が低め
ホテル系クレジットカードは、ホテルでの利用時に最大限の特典を受けられるよう設計されています。しかし、現実的にはクレジットカードをすべてホテルで使うことは難しく、日常生活での利用が重要になります。
日常の支出において、クレジットカードの還元率がどれくらいなのかを確認することが大切です。例えば、食料品や公共料金の支払いなど、日常的な決済でどれだけポイントが貯まるかを把握しておくと良いでしょう。
一般的なクレジットカードのポイント還元率は約0.5%とされていますが、それ以下の還元率のカードも存在します。日常使いでの還元率が低い場合は、他のカードとの併用を検討するのも一つの方法です。
ホテル系クレジットカードの選び方
ホテル系クレジットカードを選ぶ際に大切なのは、一般的な基準ではなく、あなた自身に合った一枚を見つけることです。以下のポイントに基づいて選んでみましょう。
1. 好きなホテルグループを決める
私たち自身、この選び方をとても大切にしています。どこか漠然と「ラグジュアリーがいい」と考えるのではなく、自分が心から気に入るホテルグループを決めること。それが、あなたにぴったりのカードを見つける第一歩です。
例えば、私たち夫婦の場合、リッツ・カールトンへの宿泊を夢見て、マリオットボンヴォイカードを選びました。この選択には迷いはありませんでした。なぜなら、自分たちの気持ちに正直だったからです。
2. ポイント還元率を重視する
ホテル系クレジットカードは、ホテルでの利用で特に高い還元率を誇ります。好きなホテルグループが決まったら、そのグループで最も高い還元率を提供するカードを選びましょう。
ただし、年会費が高くなりがちなので、自分がどれくらいポイントを貯めたいかを考えることが重要です。
3. 利用頻度を考える
選ぶ際には「好きなホテル」を基準にするべきで、ただ頻繁に訪れる場所だけで決めないことが大切です。年に1回の贅沢な宿泊でも、好きなホテルを選ぶことで満足感が得られるでしょう。
ここで感じるのは、頻度だけでカードを選ぶと本当に大切なものが見えなくなってしまうということです。年に1回でも、心から泊まりたいと思えるホテルに宿泊する喜び。これは何にも代えがたいと実感しています。
旅先で少し遠くのホテルを選ぶ冒険心。それが旅の楽しさを増してくれると私たちは信じています。
4. 旅行に強いカードを選ぶ
旅行好きな方なら、旅行に特化した特典を持つカードが強い味方になります。例えばアメリカンエキスプレスカードは、旅をより快適にするサービスが充実しています。
これは、人生の「旅」そのものを安心して楽しむために欠かせないものだと思っています。
5. 上位クラスのカードを検討する
上位クラスのカードには確かに高い年会費がありますが、その分サービスが充実しています。自分が本当に求めるサービスを明確にすれば、迷いも減り、価値ある選択ができます。
「何のためにどのカードを持つのか」をしっかりと意識することが、カードを使いこなすコツです。
迷わないカード選びの心得
大切なのは、クレジットカードに振り回されるのではなく、ツールとして使いこなすことです。
「どんな目的で、どのカードを選ぶのか」を明確にすることで、より満足のいく選択ができるはずです。ぜひ、自分のライフスタイルや価値観にピッタリのカードを見つけてください。
まとめ ~自分にピッタリの一枚を探して~
今回は、「ホテル系クレジットカードのおすすめ7選!」として、一般的な意見にとらわれず、一歩踏み込んだ視点からお伝えしました。世の中にはさまざまなカードがありますが、最も大切なことは自分に合った一枚を選ぶことです。
ただ「どのカードを持つか」ではなく、「自分にピッタリのカードを持つ」ことこそが成功の鍵です。
~クレジットカードに振り回されないために~
クレジットカードに使われるのではなく、自ら使いこなす。
これがクレジットカード選びで最も大切な姿勢です。そのためには、自分が何を求めているかを明確にすることが欠かせません。漠然としたイメージではなく、しっかりとした目標を持つことで、そのカードが現実にあなたをサポートしてくれる可能性が高まります。
- なぜマリオットボンヴォイカードを選ぶのか?
- なぜアメックスプラチナカードなのか?
- なぜセゾンプラチナアメックスカードが良いのか?
それぞれのカードを手にする理由や目的を明確に持つことが、心から満足するクレジットカード選びにつながります。まずは自分自身を大切にすることが最初の一歩です。
最後に ~あなたの未来を豊かに~
クレジットカードは単なる支払いツールではなく、あなたの生活を豊かにするための道具です。そして、選んだカードがもたらす体験は、あなたの人生をより輝かせるものとなります。迷うことなく自分に合ったカードを手にすることで、毎日がさらに充実したものとなるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。私たち夫婦の経験が少しでもお役に立てれば幸いです。365日ホテル暮らしを楽しむ私たちが心を込めてお伝えしました。