ANAダイナースカード完全ガイド!メリット・デメリットやキャンペーン情報を解説!
ANAのマイルを大きく貯めたい方におすすめのANAダイナースカード。日常のカード利用、ANA国内線/国際線・提携航空会社のフライトでマイルが貯まります。
そんなANAダイナースカードのメリットやデメリットなどを詳しく解説していきます。
※アイキャッチ画像の出典元:Diners Club INTERNATIONAL
ANAダイナースカードの概要
ANAダイナースカードは100円=1ポイントでポイントが貯まり、有効期限はありません。家族カードやETCカードなど、追加カードの利用分のポイントも合算できます。
貯めたポイントは1ポイント=1マイルでANAのマイルへ移行可能。
年間の移行上限や移行手数料もありません。ANAのマイルには3年間(獲得された月から数えて36か月の月末まで有効)の期限があるので、必要なタイミングで必要な分だけ移行できます。
また、カードの利用枠に一律の制限を設けていません。(会員各々の利用状況や支払い実績などに応じて、個別に設定されています。)リフォームや海外旅行などの高額決済で大きくポイントが貯まります。
年会費は29,700円
ANAダイナースカード年会費は、一般のダイナースカードの年会費である本会員24,200円(税込)、家族会員5,500円(税込)よりは高めの設定になっています。本会員29,700円(税込)、家族会員6,600円(税込) です。
また、プラチナサービス以上のステイタスを取得してからスーパーフライヤーズカード(SFC)に切り替えると、年会費はさらに高くなります。本会員30,800円(税込)、家族会員11,550円(税込)です。
マイル還元率は1.0%以上
ANAダイナースカードを利用するごとにANAマイルが直接貯まるのではなく、カード利用100円で1リワードポイントが貯まります。
1リワードポイントが1マイルに交換できるので、マイル還元率は1.0%になります。 リワードポイントの交換先によって還元率は変わるため、注意が必要です。
審査の難易度はやや厳しめ
ANAダイナースカードはステイタス性のあるクレジットカードであるため、一般的なカードよりは審査基準はやや厳しめと言われています。
クレジットヒストリーをしっかりと積み上げ、返済をきちんとできる人、としてカード会社に評価されることが大切になります。
また、審査基準に達していても短期間に複数のカード申し込みをしていると、審査に通らない可能性もあります。支払がひっ迫しているのではないか、カードを使いすぎて返しきれないのではないか、とみなされてしまうからです。ここは注意するべき点です。
ANAダイナースカードのメリット10選!
では、具体的にANAダイナースカードにはどのようなメリットがあるのでしょうか。10個に分けて解説していきます。
- ダイナースのリワードポイントをマイルにできる
- コース料金1名無料の優待を利用できる
- 国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
- カード付帯保険が充実
- 24時間対応の手厚いサポート
- ANAダイナースプレミアムカードへの招待がある
- 航空券購入で追加マイル&搭乗ボーナスマイル25%
- ダイナースクラブならではのホテル・レストラン優待
- ビジネスカードを追加発行できる
- ANAマイルへの移行上限がない
ダイナースのリワードポイントをマイルにできる
先ほど述べたように、ANAダイナースカード利用で直接ANAマイルが貯まるわけではありません。カード利用100円で1リワードポイントがたまり、1リワードポイント=1ANAマイル(還元率1.0%)になります。
このリワードポイントからANAマイルへの移行手数料は無料です。一般のダイナースカードからもリワードポイントをマイルに移行することが可能ですが、ダイナースグローバルマイレージへの参加料年間6,600円(税込)が必要となります。ANAダイナースカードの年会費(税込29,700円)にはすでにこの移行手数料が含まれていると考え、移行手数料が無料になるということです。
また、このリワードポイントには有効期限がありません。有効期限を気にすることなく時間をかけてダイナースクラブリワードポイントを貯め、必要なタイミングに必要なANAマイル数で交換することができます。
ANAマイルに交換すれば、特典航空券に交換することができます。国際線の特典航空券は、ビジネスクラス以上の利用をするなど、場合によっては還元率が1.0%以上の価値を持つものがあります。
コース料金1名無料の優待を利用できる
ANAダイナースカードには、「エグゼクティブダイニング」という会員特典があります。「通常プラン」、「グループ特別プラン」の2つの優待プランがあります。ダイナースクラブの発祥はレストランをツケで利用できるようにと設立されたので、食事(外食)をする人=ダイナースへのサービスは特に充実しています。
*通常プラン
会員を含む2名以上で、所定の店の所定のコース料理を利用すると1名分のコース料理が無料になります。
*グループ特別プラン
会員を含む6名以上で申し込むと2名分が無料になります。
対象店舗から希望のレストランを選び、直接レストランではなくダイナースリザベーションデスクへ電話するか、ダイナースクラブ公式アプリからオンラインで申し込みます。予約に関しては注意事項があるので、前もって確認することが必要です。当然のことですが、利用できるのは本会員と家族会員、ダイナースクラブカードでの支払いとなります。この時に、ダイナースリワードポイントを利用することもできます。
国内外の空港ラウンジが無料で利用できる
国内外の合わせて1,500ヵ所以上ある空港ラウンジを、本会員、家族会員は無料で利用できます。ANAラウンジとは異なります。どのラウンジが使用できるかは、ダイナースクラブのWebサイトで検索可能です。ANAダイナースカードと当日の搭乗券の提示が必要です。
海外空港ラウンジは、利用回数が年間10回までは無料、11回目以降は有料となり、1回につき3,500円(税込)となります。利用回数は4月1日~翌年3月31日の間で10回です。
国内にあるラウンジは、利用回数制限の対象外です。 プレミアムカード会員は利用回数制限の対象外です。
空港関連としては、国際線へ搭乗する際、エコノミー席でダイヤモンドサービスやプラチナサービスなどのステイタスがなくてもビジネスカウンターでチェックインができるのもメリットです。旅行需要も回復してきたので、チェックインカウンターも時間帯によっては長蛇の列になることがありますから、時間の節約になり、空港ラウンジでゆっくりできる時間が増えます。
また。帰国時の手荷物宅配サービスもあり、年間2個まで無料で荷物を指定の場所に送ることができます。
カード付帯保険が充実
旅行や買い物を安心して楽しめるための補償がカードに付帯されています。カードを保有しているだけで付帯される自動付帯分と、ANAダイナースカードで決済した場合に付帯される利用付帯分があります。
*海外旅行傷害保険
最高1億円の障害死亡・後遺障害保険金など、海外旅行がより安心なものとなるような充実した補償が付帯されています。 自動付帯分最高5,000万円、利用付帯分最高5,000万円となります。
*国内旅行傷害保険
飛行機や列車、ホテル・旅館内での事故に対して最高1億円の補償が受けられます。自動付帯分最高5,000万円、利用付帯分最高5,000万円となります。
*ショッピング・リカバリー
ダイナースカードで購入した商品が破損した場合、年間500万円まで補償されます。
さらに補償を手厚くしたい場合、付帯保険の補償期間を超える留学などの長期滞在には有料のプランもあります。ダイナースカードで支払った保険料はリワードポイントやマイルの対象となります。
24時間対応の手厚いサポート
ANAダイナースカードには24時間/年中無休のサポートサービスがいくつかあります。 国内はフリーダイアルになります。海外でのカード紛失や事故の場合、24時間対応してもらえるとわかっているだけでも心強いですね。
*カードの盗難や紛失(海外からはコレクトコール利用可)
*カード付帯保険に関する事故受付
*音声自動応答システムでの利用残高・次回請求金額の確認
*高額利用の事前相談
ANAダイナースプレミアムカードへの招待がある
ANAダイナースプレミアムカードとは、ポイント還元率、マイル加算率が素晴らしく、充実したコンシェルジュサービスが受けられるカードです。いわゆるゴールドやプラチナのカードよりステータスの高いブラックカードです。数多く流通しているわけではなく、申し込みもインビテーション(招待)が必要です。ANAダイナースクラブカードを発行し、継続して多額の決済を続けることで招待をもらうことが可能です。
ウェブサイトをしばらく見ていると、「ANAダイナースプレミアムカードにご興味をお持ちいただきありがとうございます。」というメッセージが流れ、「個人情報の取り扱いに同意してアンケートに回答する」というボタンも表示されるので、そのアンケート回答次第では比較的早くインビテーションが送られてくると考えられます。
しかし、公式サイトにも情報があまりなく、入会条件も非公式になっており、実態は知る人ぞのみ知る、所有者にしかわからない最高の特典やサービスがあることでしょう。年会費は170,500円(税込)です。ちなみにANAダイナースプレミアムスーパーフライヤーズカードの年会費も同額です。
航空券購入で追加マイル&搭乗ボーナスマイル25%
ANAウェブサイトやANAカウンターでの航空券購入時は100円につき1マイルが付与されます。つまり、ANAダイナースカードのポイントが1ポイント+追加マイルが1マイルなので合計の還元率は2%になります。
ANAグループ便にマイル積算条件運賃で搭乗した場合、または日本国内のコードシェア便をANA便名で予約・搭乗した場合に、「区間基本マイレージ×クラス運賃倍率×ANAカード種類別積算率25%」のボーナスマイルがプレゼントされます。積算率はANA一般カードだと10%ですが、ANAダイナースカードだと25%になります。
ここで注意したいのが、航空券の便名がANA便であっても、国際線の他社運航によるコードシェア便は対象外になります。また、「ダイヤモンドサービス」「プラチナサービス」「ブロンズサービス」提供期間中は、それぞれのサービス割増率が適用されます。割増率が大きい方が適用され、合算はされません。
ダイナースクラブならではのホテル・レストラン優待
「国内クラブホテルズ・旅の宿」(国内の厳選した110以上のホテル・旅館)で、各施設の提供する予約時の最安値での宿泊に加えて、以下3つの優待の中から1つの優待を選ぶことができます。
*ホテル
1.朝食 2.部屋のアップグレード予約時確約 3.ホテルクレジット
*旅館
1.部屋のアップグレード予約時確約 2.食事のアップグレード 3.館内で利用可能なクレジット
海外ホテルでは、世界11都市にある「ザ・ペニンシュラホテルズ」で、特別優待が受けられます。優待内容は朝食無料(アメリカン/毎日/2名まで)、部屋の1ランクアップグレード(到着時の空室状況による、通常ルームからスイートタイプへのアップグレードは不可)、ペニンシュラタイム、IP電話による国際・国内通話無料、フィットネスセンターおよびプールの利用無料、ウェルカムアメニティ、Wi-Fiの利用無料などです。ペニンシュラタイムというのはアーリーチェックイン、レイトチェックアウトのことです。最大到着日の6時~出発日の22時まで滞在可能です。ただし、到着の24時間前までに予定のチェックイン・チェックアウト時間を連絡する必要があります。部屋が用意できない場合はホスピタリティルームというウェイティング用の客室を用意してくれるそうです。さすが「ペニンシュラタイム」と名付けるだけのサービスです。
ANAダイナースプレミアムカード会員になると、ハイアット系、マリオット系など、さらに多くのラグジュアリーホテルで客室アップグレードなどの優待を受けることができます。
*レストラン
レストランでの優待は「ダイナースクラブのグルメ優待検索」というサイトからレストランを検索することができます。
・エグゼクティブダイニング
レストランおすすめのコース料理を2名以上の利用で1名無料になります。
グループ特別プラン対象店では6名以上なら2名分の料金が無料になります。
・Family Table
対象レストラン所定のお子様メニューが、家族との食事で1名分無料になります。
・オークラホテルズ&リゾーツ特別優待
オークラホテルズ&リゾーツの一部レストランで飲食代10%割引。
・「ひらまつ」からの特別優待
・料亭プラン
・ナイトイン銀座
・デュカス・パリとのパートナーシップ
・TRANSIT GENERAL OFFICE運営レストランからの特別優待
ビジネスカードを追加発行できる
ANAダイナースカードのメリットとしては、年会費5,500円は必要ですが、追加でビジネス・アカウントカードを発行できることです。個人用カードの決済口座とは別に、法人又は個人事業用の銀行口座が決済口座として指定できます。ということは、ご自身で事業をされている方は、事業用の決済分でもANAマイルが貯まることになります。さらに、ANAのステイタス維持のために必要な、ANAクレジットカード等の決済額のハードルをクリアすることにも効果的です。
例えば、ANAダイヤモンドサービスのステイタスを維持するためには、年間10万PP(プレミアムポイント)を獲得するか、年間5万PPを獲得し、ANAのライフソリューションを7つ以上、ANAのクレジットカード等で年間500万円以上決済する必要があります。個人用カードとビジネス用カードが合算されると、この年間500万円のハードルも超えやすくなります。
ANAダイナースビジネス・アカウントカードとANAダイナースコーポレートカードは別ものです。コーポレートカードは年会費が1枚当たり22,000円(税込)で、法人として申し込むことになります。出張の多い法人の皆様を強くサポートするためのカードで、マイルは法人の代表者に貯まります。貯まったマイルは社員旅行や社員の福利厚生にも使えそうですね。
ANAマイルへの移行上限がない
一般のダイナースカードのリワードポイントをANAマイルに移行する場合、年間4万マイルまでという上限がありますが、ANAダイナースカードにはこの上限がありません。これは非常に大きなメリットです。4万マイルだと、ANA特典航空券では、レギュラーシーズンにエコノミークラスでハワイ往復が精一杯です。その点、このANAダイナースクラブカードは移行上限もないので重宝します。
ANAダイナースカードのデメリット3選
これまで、ANAダイナースカードの良をメリットをいくつか挙げてきましたが、デメリットもいくつか挙げてみます。
- 年会費がかかる
- ANAの飛行機にあまり乗らない人は恩恵が少ない
- プライオリティ・パスはついていない
年会費がかかる
ANAダイナースカードの年会費は29,700円(税込)と一般のダイナースカードよりも年会費が5,500円高く、若干高めの設定です。ステータスが高く、今まで述べてきたように優待やサービスも充実しているので、年1回でも高級レストランで食事をしたり、ANAで海外旅行へ行かれる方には、保有する価値は十分あると思われます。しかし、リワードポイントを年間4万マイル以上ANAマイルに交換する予定ない方には若干高めの年会費はデメリットと感じるでしょう。
ANAの飛行機にあまり乗らない人は恩恵が少ない
ANAダイナースカードはANAマイルが貯まりやすいカードですが、ANAの飛行機にあまり乗らない人にとっては、恩恵が少ないです。高い年会費を支払ってまで所有する意味はなく、自分のライフスタイルに合わせたカードを探して所有する方がよいと思われます。
プライオリティ・パスはついていない
ANAダイナースプレミアムカードにはプライオリティ・パスはついていますが、ANAダイナースカードにはついていません。ラウンジに関しては、国内、海外においてダイナースカードを所有していれば、プライオリティ・パスとほぼ同等の数のラウンジが使用できます。
一方、プライオリティ・パスを所有していて、お得だなぁ~と思えるのが、ラウンジだけではなくほかの施設でも利用できることです。例えばセントレア(中部国際空港)では、日本初の空港の飛行機を望める展望風呂と食事処を楽しめる「くつろぎ処」、お好み焼きの「ぼてぢゅう」、ターミナル2にあるボーイング787の実物展示機体を見ながらハンバーガーや上質な本物のIPAビールを楽しめる「The Pike Brewing Restaurant &Craft Beer Bar」など、制限区域外(保安検査前)のレストランでもプライオリティ・パスが利用できる施設が充実しています。しかしながら、ANAダイナースカードにはこの特典のあるプライオリティ・パスがついていないのがデメリットとなるでしょう。
コンパニオンカードをつけることができない
ダイナースカードはVISAやマスターカードと比較すると、使えないお店が多いのは確かです。そのために、一般のダイナースカードはコンパニオンカードとしてTRUST CLUBのプラチナマスターカードを無料で発行することができます。その決済口座はダイナースカードと同じにでき、ポイント・請求・ご利用代金明細をダイナースカードに一本化できるというサービスを提供しています。しかし、ANAダイナースカードはこのコンパニオンカードが発行できません。ここはデメリットと言えるでしょう。
プレミアムカード・スーパーフライヤーズプレミアムカードとの違い
ANAダイナースプレミアムカードは前述したとおり、招待がないと入会できない最上級のクレジットカードですが、ANAスーパーフライヤーズプレミアムカードは、ANAダイナースプレミアムカードを超える最上級の中の最上級のクレジットカードと言えます。そのため手に入れるのもそう簡単ではありません。まずはANAダイナースプレミアムカードを作る条件を達成していることが必要です。ANAダイナースプレミアムカードとの違いは、ANAマイレージクラブ会員としてプラチナサービス以上のステイタスを獲得し、スーパーフライヤーズカードに切り替える必要があるということです。
ここでANAダイナースカードとANAダイナースプレミアムカード、及びそれぞれのスーパーフライヤーズカード(SFC)の簡単な比較表をまとめてみました。
ANAダイナース | ANAダイナースSFC | ANAダイナースプレミアム | ANAダイナース SFCプレミアム | |
---|---|---|---|---|
年会費(税込) | 29,700円 | 30,800円 | 170,500円 | 170,500円 |
家族会費(税込) | 6,600円 | 11,500円 | 無料 | 無料 |
通常還元率 | 1.0% | 1.0% | 1.5% | 1.5% |
ANAグループ還元率 | 2.0% | 2.0% | 4.5% | 4.5% |
搭乗ボーナス | 25% | 40% | 50% | 50% |
カード継続特典 | 2,000マイル | 2,000マイル | 10,000マイル | 10,000マイル |
旅行保険 (死亡・後遺障害の場合) | 5千万円自動 5千万円利用 | 5千万円自動 5千万円利用 | 1億円自動 | 1億円自動 |
キャンペーン情報
日常のカード利用、ANA国内線/国際線・提携航空会社のフライトでポイント(マイル)が貯まり、ポイントの有効期限もないので、ポイント(マイル)を大きく貯めたい方にはANAダイナースカードをおすすめします。現在、お得なキャンペーンを行っているのでご紹介します。
入会キャンペーン
新規入会のキャンペーンです。選べる2つのコースでポイント獲得のチャンスです。
Aコース
集計期間に累計150万円以上のカード利用で最大77,000マイル相当が獲得できます。
Bコース
集計期間に累計50万円以上のカード利用で最大7,000マイル相当+初年度年会費半額相当の14,850円をキャッシュバック。
さらに、ビジネス・アカウントカードを申し込むとA・Bどちらのコースとも、もれなく3,000マイル相当が付与されます。申込期限は2024年9月30日までとなっています。
注意点としては、ANAダイナーススーパーフライヤーズカードは特典の対象外となります。また、現在ダイナースカードを所有していて、切り替える場合も特典の対象外となります。
これまでのキャンペーン
過去のANAダイナースキャンペーンの時期と最大付与マイルを調べたところ、かなり差があることがわかりました。今回のキャンペーンは、2024年3月まで実施していたキャンペーンと比べると大量のマイルは獲得できません。しかし、決済額が少ないので金額当たりの獲得マイル数は多くなり、お得感があると言えます。
申込期間 | 最大付与マイル数 | 決済必要金額 |
---|---|---|
2022年12月1日~2023年3月31日 | 86,000マイル | 120万円 |
2023年 4 月1日~2023年5月31日 | 100,000マイル | 120万円 |
2023年10月2日~2024年3月29日 | 128,000マイル | 300万円 |
2024年4月1日~2024年9月30日 | 77,000マイル | 150万円 |
ANAダイナースカードに関するよくある質問
ダイナースカードの最上級は何ですか?
ダイナースカードの最上級は、ダイナースカードプレミアムとなります。ANAダイナースカードの最上級となると、先にも述べましたが、ANAダイナーススーパーフライヤーズプレミアムとなります。
ANAダイナースのカードの発行会社は?
ANAダイナースカードの発行会社は、三井住友トラストクラブ株式会社となります。三井住友信託銀行グループのクレジットカード会社です。
ダイナースクラブのANA移行上限は?
ダイナースクラブのANAマイル移行条件は、年間4万マイルまでとなってい。ANAダイナースカードであれば、移行上限はなくなります。
まとめ
ANAダイナースカードについて解説してきましたが、いかがでしたか?
そもそもクレジットカードは、1950年にアメリカの実業家マクナマラと弁護士シュナイダーよって設立されたダイナースクラブにより開始されました。ニューヨークのレストランで食事を終えたマクナマラが、財布を忘れたことで気まずい思いをした経験から、ツケで食事ができるクラブを作ったのが発端です。10年後の1960年に日本ダイナースクラブが設立され、翌年1月に会員募集を開始しました。世界に先駆けてプラスチック製のカードを考案し、使い始めたのは日本ダイナースクラブだそうです。
ダイナースカードについて調べていると、改めてその伝統と社会的信用力を知ることになりました。その流れをくむANAダイナースカードは、ANAやスターアライアンス系の航空会社をよく利用される方には、とっても良いクレジットカードだと思います。
さらに、ご自分でビジネスをされている方は、ビジネスカードを追加で発行でき、個人用カードと合算してマイルを貯めることができるので、他のクレジットカードにはないメリットだと言えるでしょう。
筆者もこの点が特に気に入ってANAダイナースカードをメインカードとして使用しており、年会費を考えると極めてコスパの良いクレジットカードだと満足しております。
現在実施中の新規入会キャンペーンの特典も非常に充実しています。その条件は、2024年9月30日までに申し込み、10月31日までにカードを新規発行した場合となりますので、過去にダイナースカードを発行したことがない方は、是非新規入会を検討されてはいかがでしょうか。
特にビジネスを既に実施されている方や、これからビジネスを始めたいと考えている方などには特にお勧めのカードです。マイルをがっつり貯めて特典航空券で至福の旅を楽しんできて下さい!