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JALのJGC修行とは?上級会員のメリットや最安ルート候補2024

JALのJGC修行とは?メリットや2023年最安ルート候補を徹底解説
PrimeTravel編集部

JALは航空会社のイメージが強いですが、実はマイルを中心に様々な事業を行っています。

上記のような航空事業以外のサービスも活用してもらうべく、2024年に「JAL Life Status プログラム」と呼ばれる新しいステイタスプログラムが誕生しました。

JALには従来から「FLY ONプログラム」と呼ばれるステイタスプログラムがありました。2023年までは一定の条件を満たすことで「JALグローバルクラブ(JGC)」と呼ばれる特別な会員プログラムに入会することができたため、所定の搭乗実績を目指して飛行機に乗りまくる「JGC修行」に多くの方がチャレンジしていました。

従来の「FLY ONプログラム」は引き続き残っているのですが、「JAL Life Status プログラム」の誕生に伴い、JGCの入会基準が大きく変わりました。大きなポイントは、入会基準が「FLY ONポイント(FOP)」から「Life Status ポイント(LSP)」に変わった点です。

変更に伴うメリットは大きく2つあります。

メリット①:ポイントの無期限化
FOPは新年を迎えるとリセットされますが、LSPは有効期限がありません。ご自身のペースで貯めていくことが可能になりました。

メリット②:貯め方の多様化
FOPはJALや提携航空会社のフライトに搭乗しないと貯められませんが、LSPはJALのフライトに加えて、JALカード等の関連サービスでも貯めることが可能になりました。

新プログラムの誕生に伴う、新JGC修行についてチェックしていきましょう。

ボリュームの大きい記事ですので、現在あまり時間がないという方はブックマークをしていつでも読めるようにしておくことをおすすめします。

そもそもJGC(JALグローバルクラブ)とは?どんなサービス?という方はJGCとは何か?特典やメリットについて詳しく解説した記事をご用意してますので、まずはそちらをご覧ください。

JALのJGC修行とは?

さっそくですが、JGC修行について順に見ていきましょう。

  • JGC修行のメリット・特典
  • JGC修行にかかる費用相場
  • JMBとJGCの違い

JGC修行のメリット・特典

JALグローバルクラブ(JGC)の会員になるために飛行機に乗りまくることを「JGC修行」と紹介しましたが、無事に修行を終えてJGCへの入会を成し遂げることを「解脱」と呼ばれていたりします。

JALに限らず、各航空会社の上級会員ステイタス獲得に際しては「修行」「解脱」といった表現がよく使われます。

では、「解脱」の先にはどのような未来が待っているのでしょうか?

まずはJGC会員の主なメリットを紹介します。

私が個人的に価値を感じるのは、「専用予約デスク」「専用カウンターでのチェックイン」「優先搭乗」の3つです。

予約に関するサービス

  • 専用予約デスク
    一般の予約デスクはオペレーターと通話するまでにかなり待たされますが、JGC会員は専用番号に電話することで、一般会員よりも早くオペレーターと通話ができます。
  • 優先キャンセル待ち
    飛行機が満席でキャンセル待ちの場合、一般会員よりも優先して空席割り当てをしてくれます。
  • 前方座席指定サービス
    一般会員では予約不可能な前方座席(足元が広い席)の指定ができるようになります(エコノミークラスで威力を発揮)。

搭乗時のサービス

  • 専用カウンターでのチェックイン
    空港でのチェックインの際、一般会員用チェックインカウンターとは異なる、JGC会員用チェックインカウンターやビジネスクラスチェックインカウンターが利用できます。
  • 空港での優先空席待ち
    飛行機が満席でキャンセル待ちの場合、一般会員よりも優先して空席割り当てをしてくれます。
  • ラウンジ利用
    JALが運営するサクララウンジはもちろん、ワンワールドアライアンス加盟航空会社が運営する世界に600か所以上あるビジネスクラスラウンジが利用できます。
  • 受託手荷物無料許容量の優待
    一般会員よりも多くの手荷物を飛行機に預けることができます。
    [エコノミークラスの場合]
    JAL:国内線は+20kg、国際線は+1個
    個数制のワンワールドアライアンス加盟航空会社:プラス1個、最大2個まで
    従量制のワンワールドアライアンス加盟航空会社:プラス15kg
  • 優先搭乗
    エコノミークラス搭乗時でもビジネスクラスと同じ順番で搭乗が可能です

その他のサービス

  • ボーナスマイル(マイルアップボーナス)
    JGC会員がJAL、アメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、イベリア航空、マレーシア航空に搭乗してマイルをJALに積算すると、35%のボーナスマイルが付きます。

「専用予約デスク」について、今ではほとんどオンラインで完結しますが、電話をしないといけないケースはまだ残っています(多くはトラブル発生時や予約変更時です)。JALの一般会員用コールセンターは通常数十分~1時間以上待たされますが、JGC会員用のコールセンターは10分程度でオペレーターとの通話が可能です。

「専用カウンターでのチェックイン」については、国内よりも海外でそのメリットを享受する機会が多いです。

下の写真はある日のタイ・バンコク国際空港です。

カタール航空A380エコノミークラスのチェックイン大行列@タイ・バンコク スワンナプーム国際空港
写真:カタール航空チェックインカウンターでの行列(タイ・スワンナプーム国際空港)

ワンワールドアライアンス加盟航空会社であるカタール航空のエコノミークラスにてドーハに向かう予定なのですが、大行列ができています。

エコノミークラスチェックインカウンターは写真の左奥に位置しており、ざっと100~200人くらい並んでいる感じです。

当日の機材は世界最大の総二階建て旅客機であるエアバスA380型機。エコノミークラスだけで300席以上はあるはずなので、この行列には納得できるものの、気分は滅入ります。

そんなとき、JGC会員ですとエコノミークラスの利用にもかかわらず、カタール航空のビジネスクラスチェックインカウンターを利用することができます

当日のビジネスクラスチェックインカウンターの待ちは10人未満でしたので、ほとんどストレスを感じることなくチェックインを終えることができました。

上級会員はある意味、「時間を買う」こともできてしまいます。

「優先搭乗」についても、エコノミークラス利用時にその価値が発揮されます。JAL国内線における搭乗の順番は以下となっており、見事な格差社会になっています。

  1. 事前改札:車いす利用、2歳以下の子連れ、その他特別な手伝いを必要とする人
  2. グループ1:ファーストクラス、JALやワンワールドの最上級会員
  3. グループ2:JALやワンワールドの上級会員(JGC会員はココ)
  4. グループ3:エコノミークラス(後方座席または窓側座席の人)
  5. グループ4:エコノミークラス(後方座席の人)
  6. グループ5:エコノミークラス(その他全員)

JAL国際線も同様に格差社会となっています。

  1. 事前改札:車いす利用、2歳以下の子連れ、その他特別な手伝いを必要とする人
  2. グループ1:ファーストクラス、JALやワンワールドの最上級会員
  3. グループ2:ビジネスクラス、JALやワンワールドの上級会員(JGC会員はココ)
  4. グループ3:プレミアムエコノミークラス、JALやワンワールドのその他ステイタス会員(JMBクリスタル、ワンワールドルビー)
  5. グループ4:エコノミークラス(後方座席の人)
  6. グループ5:エコノミークラス(その他全員)

通常エコノミークラスの利用だとグループ3~グループ5のいずれかになりますが、JGC会員はグループ2となり、エコノミークラスの乗客の中では2番目(グループ1となる最上級会員の次)に搭乗可能となります。

早く搭乗することで、機内オーバーヘッドコンパートメントの争奪戦や、エコノミークラス搭乗時の混雑でボーディングブリッジや機内で立ったまま待たされる苦痛から解放されます。

写真:ボーディングブリッジで立ったまま待たされる搭乗客(ベトナム・ノイバイ国際空港)

JGC修行にかかる費用相場

JGC修行にはどれくらいの費用が掛かるのでしょうか?

2023年までのJGC修行は搭乗実績を積み上げる以外方法がありませんでしたが、2024年からの新ステイタスプログラムでは飛行機に乗る以外にもJALカードによる決済やJAL Payの利用でも修行が可能になりました。

修行方法の多様化という変化とともに、JGCへの入会基準も変化しました。端的には「1年でたくさんJALのフライトに搭乗してくれたか」ではなく、「フライトを含む様々なJALのサービスを長期にわたって愛用してくれたか」に変わったため、単年で飛行機に乗るだけでJGCに入会するにはとてもハードルが高くなっています。

例えば国内線フライトだけで修行しようとすると300フライト(1フライト1万円と仮定して300万円)がJGC入会に必要となります。また、JALカード決済だけで修行しようとすると数千万円の決済が必要となります。

2023年までのJGC修行は1年間の短期決戦でしたが、2024年からは数年を見据えた長い修行期間を踏まえて計画的に行動する必要があります。

JMBとJGCの違い

ここで、JALのステイタスプログラムに関する用語を少し整理しておきたいと思います。

まず、JALにはJMB(JALマイレージバンク)と、JGC(JALグローバルクラブ)の2つの会員プログラムがあります。

簡単に言うとJMBは誰でも入会できる一方、JGCは一定の条件を満たした人だけが入会できるプログラムとなります。

JMB
(JALマイレージバンク)
JGC
(JALグローバルクラブ)
入会資格なしあり
目的マイルを貯める特別なサービス(空港ラウンジの利用、搭乗時のボーナスマイル、優先搭乗、etc)の享受
年会費原則無料有料

また、JALには「マイル」、「FLY ONポイント(FOP)」、「Life Status ポイント(LSP)」の三つの”貯まる仕組み”が存在しますので、併せて簡単に紹介しますね。

マイルFLY ONポイント(FOP)Life Status ポイント
(LSP)
用途特典航空券やクーポンなどへの交換JMB上級会員ステイタスの獲得JGCへの入会と、各種特典の享受
貯め方JALやワンワールドアライアンス加盟航空会社便への搭乗、ポイ活(クレジットカードのポイントやポイントサイトからのポイント交換)JALやワンワールドアライアンス加盟航空会社便への搭乗JALグループ便の搭乗、JALカードやJAL Payでの決済、JAL Mallでの買い物、等
有効期限獲得した日から原則3年獲得した年の12月末無し

FOPを貯めるとJMB上級会員ステイタス(JMBクリスタル、JMBサファイア、JMBダイアモンド、JMBダイヤモンドメタル)を獲得することができます。FOPを貯めることで獲得できるステイタスの全体像は以下の通りとなります。

出典元:JALの新しいFLY ON サービス

一方、LSPを貯めるとJGCに入会することができます。

※2023年まではFOPを貯めることでJGCへの入会が可能でしたが、2024年からJGCへの入会基準がLSPに変わりました。

次からはJGC修行のステップを検討していきましょう。

JGC修行のステップ

JGC修行のステップについて簡単に整理してみます。ざっくりと修行のステップは4段階となります。

  1. JALカード入会
  2. JMB elite到達
  3. JMB elite plus到達
  4. JGC Three Star到達&JGC入会

1.JALカード入会

JALカード入会はJGC修行において必須ではありません。しかし、LSPはJALカード(クレジットカード)の決済でも貯めることができるため、JALカードへの申し込みを強くお勧めします。JGCへの入会に必要となるJALカード(CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ)の審査条件をチェックしておきましょう。

【CLUB-Aカード】
・18歳以上(高校生を除く)の日本に生活基盤のある方で、日本国内でのお支払いが可能な方
 ※非公式情報ですが、年収300万円以上が望ましいようです。

【CLUB-Aゴールドカード】
・日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な方
・20歳以上で、一定以上の勤続年数・営業歴と安定収入のある方(学生を除く)
 ※非公式情報ですが、年収400万円以上、勤続年数5年以上が望ましいようです。

【JALダイナースカード】
・日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な方
・原則として27歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある方(学生を除く)
 ※非公式情報ですが、年収500万円以上が望ましいようです。

【プラチナ】
・日本に生活基盤のある方で日本国内でのお支払いが可能な方
・20歳以上で、ご本人に安定した継続収入のある方(学生を除く)
 ※非公式情報ですが、年収500万円以上が望ましいようです。

2.JMB elite到達

250LSPに達すると、最初の特典である「JMB elite」が付与されます。

JALカード(CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ)を持っている場合、特典として国内線または国際線搭乗時に、JALが運営するビジネスクラスラウンジである「サクララウンジ」が利用できる電子クーポンを年2回もらえます。

回数が限られるものの、限られた人だけがアクセスできるJALのラウンジに入ることができ、飛行機の搭乗前にちょっとした優越感を感じることができます。

JMB eliteでは他の特典として以下のようなものが用意されています。

・モバイル通信データの無料提供
・タクシー利用時の割引
・JALダイナミックパッケージ割引クーポン(国内ツアー)

3.JMB elite plus到達

500LSPに達すると、次の特典である「JMB elite plus」が付与されます。

特典の内容は「JMB elite」でもらえていたサクララウンジ利用クーポンの配布回数が増え、年6回もらえるようになります。

4.JGC Three Star到達&JGC入会

1,500LSPに達すると、「JGC Three Star」が付与されます。

JGC Three Starに達することで「JALグローバルクラブ(JGC)」への入会条件の一つがクリアとなります。

JGCへの入会は、1,500LSP以上と、所定のJALカード(CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ)所有の2つが条件となりますので、条件を満たしていれば申し込みを行うことで入会が可能となります。

JGC会員になると、「JGCワンワールドサファイア」のステイタスが付与されます。特典の内容は、「JMBサファイア」と同等となりますので、「JMB elite」や「JMB elite plus」とはケタ違いのメリットを享受できます。

JGC ワンワールド サファイア
出典元:JAL「サービスステイタス一覧

「JMBサファイア」と「JGCワンワールドサファイア」は、特典内容は同等なのですが、ステイタスの維持方法が大きく異なります。

JMBサファイアは獲得後翌々年3月までの有限のステイタスとなり、維持するためには定期的にFOPを貯めるために搭乗実績を積み上げる必要があります。

一方、JGCワンワールドサファイアは、JALカードの「CLUB-Aカード、CLUB-Aゴールドカード、JALダイナースカード、プラチナ」のいずれかを所持する限り自動更新されます。言い換えるとJGC会員は所定のJALカードを持ち続ける限り、半永久的に「JMBサファイア」と同等の特典を享受し続けることができます。

おすすめのJALカード

JGC入会要件を満たすJALカードにはいくつかの種類がありますが、いったいどのカードが良いのでしょうか?

もし迷われている方がいるのであれば、まずはCLUB-Aカードの取得をおススメします。一旦CLUB-Aカードを取得しておけば、将来的に上位カードへのアップグレードもできます。アップグレード時の審査に失敗したとしても、既に保有しているCLUB-Aカードは継続利用できるため、ベースライン確保の観点からもまずはCLUB-Aカードの取得がおすすめです。

一方でCLUB-Aカードだけで8つも種類があります。CLUB-Aカードの中でのおススメはあるのでしょうか?

出典元:JAL「CLUB-Aカード

個人的にはCLUB-Aカード内での優劣は感じないため、お好みで選んでいただいて大丈夫です。

ちなみに私はモバイルSuicaへのクレカチャージでもポイントが貯められ、毎年100万円分を決済するとボーナスポイントが獲得できる、「JALカードSuica CLUB-A ゴールドカード」を愛用しています。

JGC修行はフライトとJALカード決済の組み合わせが有力候補

JGC修行の対象となるLife Status ポイント(LSP)は何をしたら獲得できるのでしょうか?

出典:JAL「Life Status ポイントとは?

ここでLSPの獲得方法を確認してみましょう。

JAL国内線の場合、例えば羽田から大阪までの片道のフライトで5LSPを獲得できます(距離は関係なく、フライトの回数が基準になります)。

JAL国際線の場合、例えば東京からバンコクまでの片道で区間マイル=2,869マイルとなり、1,000マイルごとに5LSP獲得できますので、計10LSPを獲得できます。

JALカード(CLUB-A ゴールドカード)の場合、2,000マイル(=20万円分の決済)で5LSP獲得できます。

JAL Payの場合、500マイル(=10万円分の決済)で1LSP獲得できます。

JAL Wellness & TravelやJALでんきは、実質加入するだけでそれぞれ1LSP/月獲得できます。

以下はLSPを獲得できるサービスの一部ピックアップしたものです。今後も新しいサービス&LSP獲得の機会が増えていくことを期待したいですね。

サービス指標LSP積算基準獲得LSP数
JAL国内線回数1搭乗ごとに積算5LSP
JAL国際線区間マイル1,000区間マイルごとに積算5LSP
JALカードマイル2,000マイルごとに積算5LSP
JAL Payマイル500マイルごとに積算1LSP
JAL Mallマイル100マイル1LSP
JAL Wellness & Travel登録期間会員であること1LSP/月
JALでんきマイル1マイル獲得(≒電気代100円/月以上)1LSP/月
JAL Pay 両替マイル300マイルごとに積算1LSP

LSPの獲得方法は幾つかあるものの、フライトとJALカード決済を組み合わせて考えてみるのがよさそうです。JALカードについては決済手段をJALカードに集約させるだけですので、すぐにでも始められそうですね。フライトについては効率の良い組み合わせがあるのかチェックしてみましょう。

国際線フライト

JAL国際線でLSPを獲得する場合、基本的には長距離路線を活用する形になります。

東京を起点として、区間マイル数が多そうな10都市をピックアップし、LSPをどれくらい獲得できるのかを表にしてみました。

なお、1フライトの区間マイルを1,000マイルで割った値が獲得LSPの基準となりますが、割って余ったマイルは次回搭乗分で合算して計算されます。(例えば、東京-ニューヨークを往復した場合、往路では6,739マイルで30LSP獲得となりますが、余った739マイル分は次回搭乗時に合算して計算されるため、復路では739マイル+6,739マイル=7,478マイル=35LSP獲得となり、往復で計65LSP獲得となります)

行先区間マイル(片道)獲得LSP(片道)
ニューヨーク(アメリカ合衆国)6,73930
ボストン(アメリカ合衆国)6,70030
ダラス・フォートワース(アメリカ合衆国)6,43630
シカゴ(アメリカ合衆国)6,28330
ロンドン(イギリス)6,21430
パリ(フランス)6,19430
フランクフルト(ドイツ)5,92825
サンディエゴ(アメリカ合衆国)5,56325
ロサンゼルス(アメリカ合衆国)5,45825
ドーハ(カタール)5,14325

上記を含めた各就航地の区間マイル数については、JAL公式サイトから確認可能です。

国内線フライト

JAL国内線でLSPを獲得する場合は、コストを抑えて搭乗回数を多く稼ぐルートを見つけ出すことがポイントになります。

搭乗回数を稼げるルーとして有力なのは以下の3ルートとなります。

・福岡-宮崎
・羽田-伊丹
・沖縄-離島

例えば「福岡-宮崎」のルートについて、執筆時点の時刻表をベースにすると1日で10フライト(=50LSP)を稼ぐ修行スケジュールを組むことが可能です。

出発空港出発時刻到着空港到着時刻
福岡7:10宮崎7:55
宮崎8:25福岡9:20
福岡10:30宮崎11:15
宮崎11:45福岡12:35
福岡13:10宮崎13:55
宮崎14:25福岡15:15
福岡15:50宮崎16:35
宮崎17:05福岡17:55
福岡19:30宮崎20:15
宮崎20:45福岡21:40

JGC修行のモデルケースを考えてみる

JGC修行のモデルケースを考えてみたいと思います。

修行の仕方は千差万別ですが、特定の方法に偏る方法(フライトだけ、決済だけ、etc)は厳しいので、組み合わせが重要になると思います。是非、ご自身に合った修行スタイルを見つけてみてくださいね。

日常生活のJALカード決済+海外発券のJAL国際線長距離フライト

新ステイタスプログラムにおいて、JALカードの重要性は大きくなっていると感じます。JALカードを活用しつつJAL国際線長距離フライトとの組み合わせでの修業を考えてみます。

JALカードについては、修行というよりも、仕組みづくりに近いかもしれません。

普段の支出をキャッシュレス化し、JALカードに集約します。モデルケースとしてCLUB-Aゴールドカードを利用して毎月20万円決済するとします。すると、毎月5LSP(年間60LSP)が貯まっていきます。

また、「JAL Wellness & Travel」や「JALでんき」についても加入しておくだけでそれぞれ毎月1LSP(計2LSP)が貯まります。両方加入しておけば年間24LSPになります。

次に国際線長距離フライトです。

航空券はざっくり目的地までノンストップで行くことができる「直行便」と、乗り継ぎをして向かう「経由便」があります。直行便は目的地まで最短時間で向かえますが経由便と比較すると航空券の価格が高い傾向にあります。経由便はその逆で目的地まで時間はかかりますが航空券の価格は直行便より安い傾向にあります。

具体例を見てみましょう。

例えばある日の東京-ニューヨーク間の直行便の航空券をチェックしてみます。価格は約27万円でした。JALのサイトでJALカード(CLUB-Aゴールドカード)で270,662円を決済すると、5,414マイル=10LSPとなります。更に東京-ニューヨークの区間マイルは片道6,739、往復で13,478マイル=65LSPとなり、合計で75LSP(JALカード分10LSP+フライト分65LSP)が獲得できます。

出典:Googleフライト

次に、海外発券でシドニーから東京を経由してニューヨークに向かう経由便の航空券をチェックしてみます。こちらの価格は20万円弱でした。JALのサイトでJALカード(CLUB-Aゴールドカード)で195,494円を決済すると、3,910マイル=5LSPとなります。更にシドニー-東京-ニューヨークの区間マイルは片道11,602、往復で23,204マイル=115LSPとなり、合計で120LSP(JALカード分5LSP+フライト分115LSP)が獲得できます。

出典:Googleフライト

海外発券の場合、出発地までの航空券の手配が悩みどころですが、すでにマイルを貯めている方であればマイルで片道航空券の手配ができますし、LCCを活用するのも一つの方法です。

日常のJALカード決済+年1回海外発券の長距離国際線に搭乗した場合、何年くらいで1,500LSPに達成するかを試算してみます。

  • JALカード:60LSP/年(毎月20万円/年240万円決済想定)
  • 「JAL Wellness & Travel」+「JALでんき」:24LSP/年
  • 国際線フライト:120LSP/年(海外発券で毎年1回シドニー-東京-ニューヨークを往復)

このパターンですと年間204LSPを獲得できますので、約7年~8年でJGC Three Starに到達し、JGC入会が可能になります。

もし「長い」と感じられる場合はJALカードの決済額や、国際線フライトの頻度を上げることで修行期間の圧縮が可能となります。

新ステイタスプログラムは獲得ポイント(LSP)の有効期限がありませんので、「もう少し時間がかかっても構わないからコストを下げたい」と感じられる場合はご自身のペースで決済額やフライトの調整が可能です。

効率的にLSP(Life Status ポイント)を貯めるために有効な「海外発券のやり方」については、別記事で詳しく解説していますので最短で修行を行いたい方は合わせて参考にしてください。

私のJGC修行体験談 ~コードシェア便に注意~

JGC修行は年々ハードルが高くなっていますので、修行を始めるのであれば早い方が良いです。

私がJGC修行を行ったのは2014年のことになります。実は当時も年々修行のハードルが高くなっているので早く始めた方が良いと言われていました。

当時は沖縄発券で沖縄発東京経由シンガポール行きの往復を繰り返す修行スタイル(通称:OKA-SINタッチ)が流行っており、タイ好きの私はシンガポールではなくタイ・バンコクへの往復を繰り返していました。

当時はキャンペーンなども併用することで、3往復程度でJGC入会基準となる50,000FOPが獲得できました。振り返ってみるとやはり年々JGC修行のハードルは上がってきていると感じます。

私の修業はかなり特殊な部類に入るかもしれません。

通常は一般会員から実績を積み重ねて上級会員を目指しますが、私は「ステイタスマッチ」という仕組みを活用し、上級会員のメリットを享受しながらJGC修行を行いました。

ステイタスマッチとは、競合のホテルや航空会社の上級会員を招待(引き抜き?)する様なイメージで、例えば私がA社の上級会員ステイタスを持っていたとします。B社がA社の上級会員を対象としたステイタスマッチのキャンペーンを行い、申し込みをすることで私は労せずB社の上級会員にもなれる(つまり、A社ではお得意様なので、B社でもお得意様になってくれることを期待されている)という仕組みです。

ステイタスマッチは神出鬼没的なキャンペーンとなるのであまり参考になりませんが、修行の過程で一つお役に立てそうな小ネタがありますので、私の体験談を簡単に紹介しますね。

ステップ1.航空会社の上級会員ステイタスを買う

実は航空会社にこだわらなければ、上級会員のステイタスは(間接的に)買うことができます。

アメリカの航空会社であるデルタ航空が日本で発行しているクレジットカード「デルタ スカイマイルアメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード」は、入会することで、デルタ航空の上級会員ステイタスである「ゴールドメダリオン」が付与されます。

※初年度のみ無料。次年度以降は決済金額等の条件をクリアすることで付与されます。

※デルタ航空は日本航空とは異なる航空連合「スカイチーム」のメンバーとなるため、デルタ航空の上級会員ステイタスを取得しても、JALではメリットを享受することはできません。

ステップ2.神出鬼没のステイタスマッチに応募

私の場合、幸運にもクローズドのステイタスマッチのキャンペーンに出会うことができたのですが、そのキャンペーンは「スターアライアンス」(ANAが加盟している航空連合)の上級会員を対象としていたものでした。

そこで、一旦デルタ航空の上級会員からスターアライアンスの上級会員へのステイタスマッチを行った上で、JALが加盟するワンワールドの上級会員にステイタスマッチを行うという流れを取りました。

当時はタイミング良く、スターライアンス加盟航空会社であるユナイテッド航空が、デルタ航空の上級会員を対象としたステイタスマッチを行っていました。

尚、ユナイテッド航空は定期的にステイタスマッチを行っているようで、2024年もステイタスマッチが行われていました。

出典:マイレージプラス・プレミアステータスマッチ・チャレンジ

しかし、ユナイテッド航空のステイタスマッチには条件があり、120日間限定の暫定上級会員にしかなれません。正式な上級会員となるにはユナイテッド航空便にて所定のフライト実績を積み上げる必要がありました。

当時スターアライアンスからワンワールドへのステイタスマッチを行うためには、ステイタスを証明する物理カードが必要だったのですが、ユナイテッド航空は正式な上級会員にならないと発行してくれませんでした。

そこでフライト実績を積むため、ユナイテッド航空のホームページからユナイテッド修行のフライトを予約します。

当時筆者が敢行したユナイテッド修行ルート(TYO/東京⇒IAD/ワシントン⇒
DEN/ダラス⇒SAN/サンディエゴ⇒LAX/ロサンゼルス⇒TYO)

その際、東京-アメリカ間のフライトで、「ユナイテッドの便名だけどANAの機材と乗務員で運航する便(=コードシェア便)」が、「ユナイテッドの便名で、ユナイテッド航空の機材と乗務員で運航する便」よりも金額が安い状況となっていました。

航空会社の評価で有名なSkytrax社の2023年の評価では、ANAは世界ランク3位と非常に評価の高いサービスを提供する航空会社であるのに対して、ユナイテッド航空は世界ランク49位のレベルです。

世界3位のサービスを提供する「コードシェア便」が、同49位のサービスを提供する便より安ければ、コードシェア便を選ばない理由はありません。世界最高水準のサービスを満喫してアメリカまで修行に出かけました。

出典:Skytrax社

ユナイテッド修行が終わり、あとはフライト実績が付くのを待つだけですが、待てど暮らせど実績が付きません。ユナイテッド航空のサポートセンターに問い合わせをすると、「ユナイテッド航空運航便以外(=コードシェア便)は対象外です」と無慈悲な回答が返ってきました。

ここでお伝えしたいのは、「コードシェア便に注意」という点です。フライト実績や搭乗実績が必要なケースにおいてコードシェア便を選択すると、思わぬところで足元をすくわれる可能性がありますので注意が必要です。

ちなみにユナイテッド修行の顛末ですが、さすがにもう1回アメリカまで飛ぶ元気は無くて心が折れかけたものの、運よく別のスターアライアンス加盟航空会社(ターキッシュエアラインズ)がステイタスマッチを実施してくれたため、そちらで無事目的を達することができました。

ただこの件がトラウマになり、私はユナイテッド航空には一生涯搭乗できない身となりました(笑)。

JGC修行達成(解脱)の先に待つJALの最上級会員ステイタス

1,500LSPを獲得することでJGCに入会することができますが、JAL Life Status プログラムにはJGC入会資格を獲得した後もLSPを貯め続けることで更に上となるステイタスと特典が用意されています。JAL Life Status プログラムにおけるステイタスの全体像は以下のようになっています。

出典:JALカード | JAL Life Status プログラム

執筆時点で判明しているJAL Life Status プログラムの特典は以下のようになっています。

JMB
elite
(250LSP)
JMB
elite plus
(500LSP)
JGC
Three Star
(1,500LSP)
※JGC入会可
JGC
Four Star
(3,000LSP)
JGC
Five Star
(6,000LSP)
JGC
Six Star
(12,000LSP)
サクララウンジ専用クーポン(年2回)
モバイル通信データの無料提供
タクシーご利用時の割引
サクララウンジ専用クーポン(年6回)
予約・搭乗時の優先サービス
ラウンジサービス
受託手荷物無料許容量の優待
プライオリティバッゲージサービス
搭乗ボーナスマイル
バッゲージタッグプレゼント
(新規JGC入会時のみ)

(新規JGC入会時のみ)

(新規JGC入会時のみ)–
限定イベント招待(抽選)
パートナー企業のステイタスの提供
ホテル優待
無料空港宅配サービス
ラウンジ同行家族人数無制限
家族専用サクララウンジクーポン
マイル無期限
最上位ラウンジサービス
家族へのマイル継承
家族をJGC本会員へ招待

FLY ONプログラムではJGCに入会することは出来なくなってしまいましたが、JGC入会後にFLY ONプログラムでFOPを貯めると、JGCの上位ステータスである「JGCプレミア」を獲得することも可能になります。

つまり、JGC入会後は以下の2つのルートで更なる高みを目指すことができるようになっています。

ルート1:JAL Life Status プログラムでの更なる上級会員ステータス獲得
⇒JGC Four Star、JGC Five Star、JGC Six Star

ルート2:FLY ONプログラムでの更なる上級会員ステータス獲得
⇒JGCプレミア

「JAL Life Status プログラム」と「FLY ONプログラム」は選択制ではないため、並行して攻略することも可能です。

JGCプレミア

ここからは、JGCプレミアの達成条件やステイタスの特徴を詳しく見ていきたいと思います。
JGCプレミアの達成条件は大きく2つあります。

【FLY ON ポイントのみでの達成】
毎年1月~12月の12カ月間にJALのフライトに搭乗して80,000FOPを獲得
(内40,000FOPまではJAL以外のワンワールドアライアンス加盟航空会社の搭乗による獲得でもOK)

【搭乗回数+FLY ON ポイントでの達成】
JALのフライトに80回以上搭乗&25,000FOPを獲得
(フライト回数について、40回まではJAL以外のワンワールドアライアンス加盟航空会社の搭乗でもOK)

尚、「JGC(以下、平JGC)」は入会して所定のクレジットカードを持ち続ける限りステイタスを維持できますが、「JGCプレミア」は達成から翌々年3月末までの有限ステイタスとなり、JGCプレミアを維持するためには定期的に修行が必要となります。

次にステイタスの特徴を、平JGCとの違いを中心に表にまとめてみました。

大きな違いの一つは利用できる空港ラウンジとなります。

JALにはビジネスクラスラウンジに相当する「サクララウンジ」と最上位ラウンジに相当する「JALファーストクラスラウンジ」や「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」があります。平JGC会員はサクララウンジのみ利用可能ですが、JGCプレミア会員はサクララウンジに加えてJALファーストクラスラウンジやダイヤモンド・プレミアラウンジも利用することができます。

※「JALファーストクラスラウンジ」や「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」の利用はJAL Life Status プログラムにおけるJGC Six Starでも可能になりました。

同様に海外のワンワールドアライアンス加盟航空会社にも平JGC会員(ワンワールドサファイア会員)が利用できるビジネスクラスラウンジと、JGCプレミア会員(ワンワールドエメラルド会員)でないと使うことができない上位ラウンジ(ファーストクラスラウンジ)が存在します。JGCプレミア会員はJALだけでなく、ワンワールドアライアンス加盟航空会社が運営するビジネスクラスラウンジとファーストクラスラウンジに入ることが可能となります。

もう一つの大きな違いはマイルの無期限化です。通常JALのマイルは獲得後3年で失効しますが、JGCプレミア会員は会員期間中マイルの有効期限が無くなります。

JGCプレミア会員であり続ける限りマイルが無期限になるのは平JGCとの大きな差です。

※マイル無期限化の特典はJAL Life Status プログラムにおけるJGC Five Starでも受けられるようになりました。

JGCプレミア平JGC
ワンワールドエリートステイタスエメラルドサファイア
予約に関するサービス
専用予約デスク最上級のコールセンター(ダイヤモンド・プレミア専用デスク)上級コールセンター (JGC専用デスク)
搭乗時のサービス
ダイヤモンド・JGCプレミア専用保安検査場の利用×
優先セキュリティレーンの利用×
国際線ファーストクラスラウンジの利用×
国内線「ダイヤモンド・プレミアラウンジ」の利用×
優先搭乗最優先(GROUP1)優先(GROUP2)
空席待ち最優先(種別S)優先(種別A)
ボーナスマイル
JAL、アメリカン航空105%35%
ブリティッシュ・エアウェイズ100%35%
イベリア航空100%35%
マレーシア航空
(日本-マレーシア線)
50%35%
その他のサービス
マイル有効期限廃止×
サービスセレクション3万円相当
国際線Wi-Fi無料クーポン×

2023年までのJGC修行は1年間の短期決戦でしたが、新ステイタスプログラムとJGC入会基準の変更に伴い、必要なポイント(LSP)を獲得するための選択肢が増え、LSPが無期限となったことからJGC修行の幅も広がりました。

修行期間は長期化しますが、途中でラウンジクーポンを配布してくれる等、特典配布のタイミングも増えました。これからJGC修業を始める方は、まずは最初のステップであるJMB eliteを目指して最初の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。

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