【宿泊記】フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波のブログレビュー ※チタンエリート
「フェアフィールド・バイ・マリオット」といえば道の駅プロジェクトで知られる通り、少し都会から外れた佇まいの静かなホテルというイメージをお持ちではないでしょうか?
道の駅ということもあり近郊の施設を利用することを楽しめるように館内レストランを備えていないところがほとんどの様です。
しかし、今回ご紹介する「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」は特殊で、大阪でも人気の場所「なんばエリア」にあります。
アクセスは大阪メトロ難波駅までは歩いて5〜6分、JRなんば駅は7〜8分の徒歩圏内で繁華街に到着するという立地です。
大阪市内にあり、14階建ての部屋総数は300室を保有する都会のホテルです。
施設内にはレストラン、売店、フィットネスセンター、コインランドリー、立体駐車場を完備しています。
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フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波にはオリジナルサービスがある
今回宿泊した「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」はフェアフィールド・バイ・マリオット系列の中でもオリジナルのサービスを提供しており、それが「ホテルの朝食」です。
フェアフィールド・バイ・マリオット系列では本来レストラン施設は設けていません。
本来の道の駅プロジェクトの「フォアフィールド・バイ・マリオット」とは異なり、株式会社なんばホスピタリティという会社が運営しているのだそうです。
朝食の様子は後ほど写真とともにお伝えしていきます。
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波の外観
まずは建物外観から見ていきましょう。
グレーと黒でモチーフされた14階建ての建造物が「ファーフィールド・バイ・マリオット大阪難波」ホテルです。
お隣のビルと隣接していますがここは都会ですので当然のことでしょう。
駐車場の入り口も写真からはわかりにくいですが建物の向かって右側にございます。
宿泊料金とチタンエリート特典
入り口にはブルーの素敵なモチーフが施されています。
今回の予約はお得に利用できる「Marriott Bonvoy」の「チタンエリート」利用での予約となりますので、宿泊料金からご説明させていただきます。
Marriottのアプリから、1名1室「キングルーム、1キング」を会員料金の18,622円で予約しました。
宿泊5日前の予約時点で最安値の料金です。
この料金にチタンエリート特典を適用していただけますので、部屋のアップグレードや16時までのレイトチェックアウト(空室がある場合)と朝食無料がついてきます。
部屋は高層階にあたる12階の「スーペリアルームキング」にアップグレードしていただけました。
チェックインは手際よく完了したので、早速部屋に行ってみましょう。
部屋までの館内の様子
こちらがエレベーターホールで3機ございます。
ドアの前まで来ました。今回の部屋は1204号室でした。
カードキータイプですのでドアノブの上の黒いところにカードキーをタッチでロック解除です。
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波で宿泊した「スーペリアキングルーム」のご紹介
こちらがステイタス特典でアップグレードしていただいた、今回の「スーペリアキングルーム」です。
もともと予約した「キングルーム」と、今回の「スーペリアキングルーム」との価格差が2千円ほどの差額の様でして、広さや調度品はほぼ同様です。
部屋の中身は両方で比較しないと分かりませんが大きな違いは無いものと思います。
違いは8階までが低層階で「キングルーム」と言う位置付け、9階から上が上層階という扱いになり、「スーペリアキングルーム」というのだそうです。
その分、静かと言うことでは無いでしょうか。
部屋全体は「フェアフィールド・バイ・マリオット」らしい清楚感と白い壁のシンプルな心地のいい空間です。
広さは21平米で、部屋の真ん中にドーンとキングサイズのベッドが締めてます。
ベッドは「SIMMONS」製で長さ1800mmと幅2030mmのキングサイズ。
枕も2個ずつの計4個、それぞれふわふわと少々重めの2種類です。
寝心地はやはりシーツの気持ちよさと合わせて快適でした。
ガウンタイプのパジャマが2着用意されています。
部屋のパーテーション
部屋には最近流行りの移動式パーテーションがあります。
リビングと寝室を分けるというからくりで、空間を分けるという意味では境目も作れるため昼夜のバリエーションの違いも出て私は好きです。
まずは全開状態です。
閉めるとこうなります。休む時には全閉をおすすめします。
ちなみに移動は手動式です。
部屋の家具と調度品
窓側にはリラックスできるソファーがあり、ここでデスクワークをすることになります。
このタイプの難点ですが、固定のテーブルがないことと電源を取るのに場合によっては延長コードも必要になると思います。
私はパソコンを使ったり機材の充電なんかもよくするので常に延長コードは携帯する様にしています。これはおすすめします。
円テーブルを好きな位置に移動してセッティングします。 テーブルにはアルコール除菌シートも置かれていました。
電源は豊富にあります。ベッドサイドの横にあるこちらがUSB電源も備えていて便利です。
ベッドサイド側には部屋の電気のスイッチ類、目覚まし時計、メモパッド、アクセサリーケース。
反対側のサイドボードも同じくUSB電源、スイッチ類、あとブルートゥーススピーカーも御座いました。これがあるとスマホの音楽をかけれるので快適なアイテムです。
無料の飲み物類は「ネスプレッソ」のコーヒーメーカーとポット、ミネラルウォーターが2本ございました。
ネスプレッソは私も大好きで、どれから飲むかを迷うほどです。
冷蔵庫はこんな感じです。ちなみに持ち込んだ大きな2リットルのペットボトルは横に寝かさないと入りませんでした。
ベッドの真正面に50インチの大型テレビが目立ちます。
金庫はサイドボード下にございます。この引き出しは何かなと思うところにあります。
シャワールームとシンク
正面に貼られたタイルがオシャレなシャワールームです。
バスタブはございませんが、私のお気に入りのレインシャワーがございます。
頭上から真下に落ちて来る爽快な感覚が好きなんです。
水圧を感じますからね〜。
左側のノブをロック解除ボタンを押しながら上側に回しますと、レインシャワーです。
レインシャワーあるあるですが、最初の出だしは冷たいので水がかからない様に注意してくださいね。
バスアメニティは「NIRVAE」製で柑橘系の香りでした。ボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナーがございます。
水回り全体の雰囲気もオープンで快適ですね。
真っ白なシンクで清潔感があります。緑色のボトルはハンドソープです。
こちらのアメニティ類は歯ブラシ、ボディタオルなどシンプルですが必要分は揃っています。
ツートンに張り分けられたクロスがセンスの良さを感じられるトイレ。
広すぎず狭すぎずでちょうどいい感じです。
空調コントローラー、お好み設定で利用できます。
シャワールーム横に設置されていますのでベッドサイドからはコントロールできません。
クローゼットは無く、シンプルにハンガー掛けです。
部屋全体は白と木目模様に統一されて明るい感じのお部屋で、静かな部屋でした。
アメニティまとめ
ここまでで登場したアメニティをまとめると以下のようになります。
- アルコール除菌シート
- ネスプレッソコーヒー
- ミネラルウォーター2本
- NIRVAE製のボディウォッシュ、シャンプー、コンディショナー
- 歯ブラシ、ボディタオル、クシなど
- スリッパ
レストラン「アリス・テーブル」での朝食
冒頭にもお伝えしましたが、フェアフィールド・バイ・マリオット系列では本来レストラン施設は設けていません。しかしこちらの「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」は別系列ということで、名前が同じでも営業形態が違うわけなんですね。
それで朝食会場を設けているわけなんですが、こちらがかなり素敵でした。
レストランは1階にございます「アリス・テーブル」で、全体はこんな感じです。
写真は朝食時間の遅めの時間帯まで粘りましたので人が少なく見えますが、混雑時は国際色も豊かでアジア人や白人の方も多くいらっしゃいました。
それではメニューですが、オープンキッチンでの提供もございましてオムレツ、ラーメン、うどんをオーダーで作っていただけます。
和食、洋食が所狭しと並べられています。
中でも目を引いたのが、関西では知名度が高い串カツ、コロッケ等も有名ですが、こちらのレストランでは「卵カツ」がありました。
ゆで卵を丸々揚げています。
それ以外にも、ざっと和食メインでいただきました。
結果的にたまご料理が多めですが、美味しかったです。
ごちそうさまでした〜。
コワーキングスペース
「アリス・テーブル」のスペースは朝食の時間帯以外の11時から21時までコワーキングスペースとして利用可能とのこと。
料金は1時間600円と1日2,000円です。
Wi-Fiの利用とセルフドリンクが無料。
プラチナ、チタン、アンバサダーエリート会員は無料となっています。
駐車場は立体タワー式
駐車場はタワー式の立体駐車場がございます。一泊1500円でした。
サイズは全長5,300mm、全幅2,050mm、全高1,550mm以下で入庫できます。
案内表示から左に抜けると奥に車庫の入り口が見えます。
係の方は在中はされてない様ですのでチェックインの際にインターホンでチェックインを伝えるとスタッフの方が対応していただけるシステムでした。
収容台数は26台です。
フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波の宿泊記まとめ
今回の「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」は本来の「道の駅プロジェクト」のコンセプトとは全く違った視点でした。
最初は市内にあることでコンセプトから外れている理由もわからなかったのです。
宿泊してみてわかったのが、「道の駅プロジェクト」とは別の会社、株式会社なんばホスピタリティが経営されていると言うこと。
その様な理由から系列では独自の朝食サービスを提供されているのだと感じました。
観光利用はもちろんですがビジネスの利用拠点としても十分にフォローされていると思います。
今回は、私も仕事の利用で宿泊しましたので非常に快適に過ごさせていただきました。
価格に関しましては、本来のいわゆるビジネスホテルよりは少々お値段は張りますが、提供いただいてる空間と清潔感は満足度も高く、同時にスタッフの心配りから安心と安全を買えるのではないでしょうか。
また機会がありましたら利用したいホテルです。
大阪のマリオット系列ホテルレビュー一覧
https://jprimetravel.com/prime2023/hotel-review/marriott-review/osaxr-the-st-regis-osaka/