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【宿泊記】インドLe Meridien New Delhi(マリオット系列ホテル)をブログレビュー

PrimeTravel編集部

今回はインド・ニューデリーに出張の際に宿泊したLe Meridien New Delhiの滞在記とニューデリーの近況についてご紹介します。

インド入国手続き

日本のパスポートであれば、e-Visa若しくはVisa On Arrival(VOA)でビザを取得可能です。基本的にはこちらのPDFフォームに事前記入のみでOKです。

今回はシンガポール(SIN)からインディラガンディー国際空港(DEL)にVOAで入国しましたが、いきなりインドの洗礼を受けます。何とVOAカウンターに入国審査官が誰も居ない。(笑)
別のカウンターの方に話しても「待ってろ」の一点張りで絶望的な気分になりましたが、10分程で入国審査官が到着しました。書類をレビュー後、別カウンターでビザ発行費用として2000ルピー(約360円)を支払い、無事入国完了しました。(クレジットカード払い可能)

インドはUber先進国

今回の出張ではインドでの移動は全てUber経由で行っていました。Uberが普及する前にインドに滞在した事がありますが、外国人にはリキシャ・タクシー共に兎に角吹っ掛けて来るので非常にストレスが大きかったのですが、Uberですと事前に値段が分かる明朗会計かつ到着時間もかなり正確に予測出来るので非常に重宝しました。

実際のUberでのピックアップ待ちの画面ですが、乗車時にPIN番号を運転手に伝えるので、間違えて乗るリスクが無く安心です。(余談ですが、シンガポールで普及しているGrabでは運転手にPIN番号を伝えるプロセスは無いので、今後機能追加としてあり得るかもと思いました)

なお、ニューデリー近郊の渋滞は昼夜を問わず凄まじく、車線、車間距離、定員を完全に無視した車やバイク、リキシャが混然と流れています。

衝撃:ニューデリー近郊にLe Meridienが2件ある!?

今回のホテルの予約は会社の出張予約システム経由で行いました。現地に到着して、同僚と話していたら、「ホテルから客先まで10分位だから近いよ!」と言われましたが、Google Mapで見るとホテルから50分以上掛かるので、どうもおかしいと思ったら自分の滞在先とは別のLe Meridien Grugaonが客先が近いという事が判明。

顧客のオフィスもグルガーオン地区にあるので、明らかにLe Meridien Grugaonの方が近いので、単純な確認ミスでした。。(ニューデリーを東京都心エリアだとするとグルガーオンは川崎・横浜の様な位置関係です)

Le Meridien New Delhi

前フリが長くなってしまいましたが、空港からタクシーで1時間程でホテルに到着しました。インドのホテルでは入館時にセキュリティーチェックがあり、空港の様に荷物をX線検査に通します。

チェックインは特に問題無く完了し、今回はモバイルキーを初体験しました。ルームキーの代わりに自分の携帯をかざして部屋、エレベーター、フィットネスルームへ入室出来るので非常に便利でした。

部屋はキングサイズベッドでした。率直に言うと少々部屋自体は古めですが、管理は行き届いており、清潔に保たれています。やはりマリオット系列の安心感は大きいですね。

到着が深夜でしたので食事はしませんでしたが部屋のミニバーでKing Fisherを頂きました。これを飲むとインドに居るなと実感します。ルームサービスでインド料理も注文可能ですが注文を躊躇するレベルのカロリーが記載されており、遠慮しました。(笑)

朝食

朝食は一階のThe Oneというレストランでウェスタンとインド料理のビュッフェが提供されています。写真にはありませんが、エッグステーションもあるのでお好きな卵料理を注文する事ももちろん可能です。

普段朝食は軽く済ませるのですが、ホテルに滞在するとつい朝から食べ過ぎてしまいます。こちらのプレートでは豆のサラダ、キノアサラダ、マッシュルームソテー、カッテージチーズのカレー等を頂いています。またミニボウルには各種ウォールナッツ、カボチャの種等のナッツ類と蜂蜜が入っています。

ニューデリーの大気汚染の状況について

ニューデリーの大気汚染は世界最悪レベルで有名ですが、滞在初日からAQI400越えでしたが、その後何とAQI500を記録しました。実際に空を見ても常に灰色の状態で、屋外では異臭が漂っていました。

同僚曰く実際のAQIは700以上じゃないかと言われましたが、iPhoneの天気アプリでは500が最高値なので確認出来ませんでした。このレベルの大気汚染の原因は様々ですが、ChatGPT−4に聞くと以下が主な要因です:

  • 車両排出ガス:51%
  • 住宅源:13%
  • 産業:11%
  • 建設活動:7%
  • 廃棄物およびエネルギーセクターの焼却:各5%
  • 道路のほこり:4%​
Chat-GPT4で「you are a climatologist. please list the causes of air pollution in new delhi area, including the contribution percentage to air pollution.」とプロンプトした際の回答

同僚との会話から上記に加え、今の時期だと周辺州での農作物収穫後の刈り株の焼却とディワリ(ヒンドゥー教最大の祭典)での爆竹や花火からの煙害もかなり大きな要因だそうです。

グルガーオンのオシャレスポットで同僚と本音トーク

グルガーオンには数多くのインド内外の金融企業やテック企業がオフィスを構えており、ビジネスエリートも多く、非常に活気があります。

顧客ミーティング後に現地の同僚と高級オフィスビルのHorizon Plaza内のDelhi Club Houseというオシャレな北インドレストランで食事しました。北インドという事でチキンティッカ(鳥の炭火焼き)、各種ビリヤーニ(炊き込みご飯)、カレーにナンやチャパティ等が美味しかったですが、炭水化物と濃厚カレーの量が多く食後はかなり腹パンになりました。

食事中に同僚と大気汚染について話題になりましたが、海外在住経験のある同僚は「オレ達だってこれだけ汚染にまみれて仕事してるんだから、駐在員みたいに危険手当を貰いたいよ!」と魂の叫びの様な話を聞きました。

但し、上記同僚を含め、最近のインド人若手ビジネスエリートはアメリカやヨーロッパの極端な左派政権・銃社会を嫌って敢えて海外移住を目指さず、インドの経済成長の波に乗って仕事、起業を選ぶ人も多い様です。これだけ過酷な環境な中でも逞しくビジネスを行うインド人ビジネスエリートの精神的なタフさには本当に頭が下がりました。

インドの経済成長のペースは本当に目覚ましく、外資系企業が集まるビジネス街では先進国と遜色の無いサービスとクオリティのレストランが多数開業しています。日本食も非常に人気があり、別の日に行ったWhisky Sambaというレストランでは一皿1000ルピー(1800円前後)と非常に高額にも関わらず、店内は大盛況でした。

Food

パーンに挑戦

食後の口直しに是非パーンを試してみて!と言われ、同僚と一緒にチャレンジしてみました。日本では全く馴染みがないですがキンマの葉(胡椒科の蔓植物)に、香辛料、ドライフルーツ、砂糖を包んで食べる物です。

実際に食べると清涼感があり、心無しかお腹が落ち着いた気がします。かなり好みが分かれる味ですが個人的にはヒットしました。

インド人ビジネスエリートの自宅(ゴルフリゾート)訪問

週末に別の同僚の自宅に招待され、訪問しました。自宅から徒歩圏内にゴルフ場があるよと聞いていましたが、なんとJaypee Golf and Spa Resorts という高級ゴルフコースとホテルを含む巨大ゲートコミュニティ内のコンドミニアムに住んでいました。

コミュニティ自体は300エーカーあり、住宅スペースやゴルフ場以外にも複数のレストラン、巨大な池を含む公園、スポーツクラブや寺院まであり、本当に桁違いの規模でした。一緒にラウンドを回っている間に日本人駐在員グループや韓国人グループの方々も見かけ、皆さんゴルフを楽しんでいました。またこちらのホテルは非常に格式が高く、今年のG20会議を主催していました。(バンカーに野良犬の足跡が残っているのはご愛嬌です。笑)

彼自身はここに引っ越して理想のライフスタイルを実現し、非常に満足だと言っていました。もし海外に出た場合、同様のライフスタイルの実現は相当ハードルが高いので、敢えてインドで働く事を選択するビジネスエリートの気持ちもよく理解出来ました。

おまけ:ニューデリー空港内のラウンジ訪問

帰国時にニューデリー空港内のEncalm Loungeに立ち寄りました。こちらのラウンジはプライオリティパスで入場出来ます。

スペースはかなり広めに取られており、食事も充実していました。ホテルで朝食を食べたので、食事は遠慮しましたが、大豆のキーマカレーやドーサステーションがあったので次回は是非チャレンジしたいと思います。

今回の出張でインドという国は様々な問題を抱えつつもマグマの様な大きなエネルギーで経済発展に向けて推進している事を体感し、多くの刺激や学びを得ました。自分もインドに負けない大きなエネルギーで仕事に邁進していきます。


また次回の滞在記もお楽しみに!

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