2024.04.24

【宿泊記】TIAD-オートグラフコレクションブログレビュー　※マリオットプラチナエリート

PrimeTravel編集部

名古屋のTIAD-オートグラフコレクションに、マリオットの無料宿泊特典を利用して宿泊してきましたので、宿泊記をブログレビューとして残します。

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マリオットボンヴォイの無料宿泊特典を利用

マリオット系列のホテルによく泊まる方は、みなさんご存知かと思いますが、私も「マリオットボンヴォイ・アメリカン・エクスプレスカード」というクレジットカードを利用しています。

このクレジットカードには、毎年の年会費に加えて、プログラム期間中150万円以上カードを使用した場合に、マリオット系列のホテルに無料宿泊ができるという特典があります。

詳しくは「マリオットボンヴォイアメックスの無料宿泊特典」の記事をご覧ください。

今回、12月でその期間が切れてしまうので、慌てて予約できるところを探しました。遠出はできそうになかったので、近くの名古屋で１泊、仕事を兼ねての宿泊です。

マリオットボンヴォイの会員専用ダイヤルに電話をして会員番号を伝え、無料宿泊であることを告げたところ、無料では50,000ポイントまで使用できて、さらに自分が持っているポイントを加えると、65,000ポイントまで使えると教えてくださいました。

ただ、行きたいのが名古屋で、泊まったことのないTIAD-オートグラフコレクションに泊まりたい旨を伝えたところ、そちらは、48,000ポイントで宿泊できるため、2,000ポイントが余るけれども、それは他には流用できないので切り捨てになる、ということを確認されました。

この時期になったのはこちらの都合ですので、それでも構わない旨をお伝えして、宿泊の予約をしました。

TIAD-オートグラフコレクションの立地

ホテルの立地は、名古屋駅から地下鉄で２駅、百貨店が立ち並ぶ栄駅より徒歩10分になります。ひとつ乗り換えて矢場町駅からは3分。

乗り換えが面倒という方は、タクシーか自家用車がよろしいかもしれません。

目の前が久屋大通公園で、線が制限されていますので、繁華街に近いながらも静かで明るく、緑の多いエリアになります。

あとで入口のことを書きますが、こちらのTIADは、裏通から入る客寄せに、大きな立体のオブジェがあり、引き込まれるような流線の美しいエントランスがあるからです。また、バレーパーキングのサービスがありますので、ご自身は降りてスタッフの方に鍵を渡すだけ。入口から贅沢な気分が味わえます。

駐車場は１泊4500円。婚礼やレストランでは、金額に応じて割引サービスがあるようです（婚礼・レストランについては、バレーサービスは別料金）。

エントランス

栄駅から続く久屋大通の緑を眺めながら来ると、あまり目立つものではありませんが、金色のライトに誘われるような奥まったエントランスがあります。

入ると奥には、先ほど書きました、裏からのエントランスのオブジェが輝いて見え、一瞬不思議な世界に踏み込んだ気持ちがします。右と左の感覚が変わるような。

自動ドアを入ると、エレベーターホールがあり、右手にはホテルのショコラブティックがあります。ちょっと１〜２粒、というわけにいかないのが残念ですが、とても上質な感じです。

宿泊者でなくても購入できますので、手土産にも良いかもしれません。

さて、エレベーターで５階のフロントまで上がります。

エレベータードアが開くと、また目の前には宇宙のような円形と水が織りなすオブジェがあり、気持ちがすっきりとする空間になります。

夜も素敵です！

プラチナ特典

さて、チェックインをしますが、私はマリオットのプラチナステータスを持っていますので、無料宿泊といえども朝食無料のサービスと、ウェルカムギフトがいただけるとのことでした。
以下より１つチョイスとのことで、私はポイントをいただきました。

1000ポイント
シャンパンチケット
スパ施術割引券

お部屋のアップグレードは叶いませんでしたが、もともとこちらは、全てのお部屋が50平米以上とゆとりがありますので、十分満足です。

尚、名古屋発のバトラーサービス（専属のバトラーがついて、お世話をしてくださる）のあるお部屋もあるそうですので、いつかはそちらも利用してみたいな…と思いました。

また、今回は使いませんでしたが、今回平日だったため、希望をすればレイトチェックアウトも利用できるようでした。プラチナは午後4時まで利用できますので、次回はゆっくり来ようと思いました。

ティーラウンジ（3F The Lounge）と謎のバー

こちらのホテルは、上級会員向けのクラブラウンジはありません。お茶を飲みたい場合には、３階に「The Lounge」という名前のティーラウンジがありますが、もちろん通常の金額を払うことになります。

アフタヌーンティーが有名なようで、平日でしたが、それを目当てにいらしている方がたくさんいらっしゃいました。

久屋大通の緑を背景にした、大きなガラス窓のラウンジは、時間がゆったりと流れる、とても素敵なラウンジでした。紅茶は香りの良いフランスの老舗ティーメゾン、「KUSMI TEA」を使っているそうです。

手前には、数名が座れる会議室もあり、ビジネスユースもありですね。

廊下や壁にあるオブジェを眺めながら歩くのも楽しく、フロントの方に教えていただいたのですが、ヒントを元に入口を探すバーもあるそうです。今回は行けなくて残念でしたが、謎解きが大好きなので、次回はこちらのバーを探して行きたいと思います。

部屋紹介（ユーフォリアデラックスツインパークビュー）

それでは、今回のお部屋についてです。

木目のキーでタッチをすると、左手にクローゼット、右手にバスルームがあり、その先に、苔と茶道具のオブジェ、コーヒーマシーン、クリスタルカラフェの水が２本、キャビネットの上に並んでいます。ペットボトルを使わないことで環境に配慮をしたスウェーデン、NORDAQの水は、おいしいことでも評判が高いですね。

窓際にはソファとテーブルもあり、テーブルの上には「ささらがた」という両口屋是清のお菓子が２つ、ガラス戸のケースに入っていました。

公園を眼下に望む50平米以上の広さのツインの部屋で、120センチを超えるゆったりしたベッドの上には、和風のベッドランプがあります。また、枕の種類を選べるようで、テンピュール、そば殻、ひのき、メディカル炭綿入り、フットピローなどをセレクトできるそうです。

これらの情報は、テレビ画面の「ホテルサービス」というところに書いてありますので、ぜひ、ご覧ください。

バスルーム

バスルームは、黒を基調とした大理石で、洗面台は２つ、バスルームは洗い場とバスタブが別になっています。足をしっかり伸ばせる長さで、バスタブの上には、バスタブトレイがあり、足元には２種類のバスソルトが置いてあるのが嬉しいですね。

洗面台には、お部屋と同じNORDAQの水が２本とマウスウォッシュ、分厚いフェイスタオル、ハンドタオル、バスタオルは、ふっくらと折りたたまれて重ねられています。

壁にかけられたバスローブ、ワッフル生地のルームウェア、ふわふわのスリッパ、どれを取っても極上の触り心地、着心地で、本当に快適でした。

ミニバーとアメニティ

入口より左手のキャビネットですが、引き出しにワイングラスとロックグラス、有料ですがワインやウィスキー、ラム酒などのスピリッツ類とおつまみがありました。
その下には、煎茶グラスとソーサーとバルミューダのケトル、妙香園のティーバッグにコーヒーカップ、ホテルには珍しいナイフも添えてあって、お部屋でもゆったりお酒を楽しめる感じがしました。

冷蔵庫は、引き出しタイプで、NORDAQの水、日本酒、ワイン、シャンパン、炭酸系のソフトドリンクの他に、ジュース類も。こちらは、水以外はもちろん有料です。

バスアメニティですが、ソープ類はよくある浴槽に大きなボトルが置いてあるタイプではなく、１人用のミニボトルになります。東洋の陰陽五行とアロマセラピーの考え方を融合させた、イギリス発の「elemental herbology」社のもので、TIADでは、ネロリとベルガモットの香りが優雅な、シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュ、そしてボディローションが２本ずつセットで置いてありました。

他のアメニティは、１つずつグレーの箱に入れられて木のケースに入り、リボンまでついています。

歯ブラシ、泡だてネット、カミソリ、ヘアブラシ、コットン・綿棒・ヘアリング。洗面台には、マウスウォッシュと固形石鹸。タオルと一緒に、コットンのボディ用wash clothもちゃんとありました。

体に優しいその他の施設

コンセプトが特徴的なオートグラフコレクションの中で、こちらのTIADは、「Tomorrow Is Another Day」、ゲストの明日が変わるホテル…を名前の冠にしています。

お部屋の快適さもそのひとつでしょうが、その他の施設にもそれが現れています。

6階がボディケアのフロアになるのですが、まず、受付で自分が利用する施設を告げて、初めての場合は案内もしていただけます。わからないことは、こちらで何でも聞いてみましょう。

先ほど、部屋のアメニティを紹介したのですが、基礎化粧品がなかったので、こちらの受付で聞いてみたところ（プールの前に化粧を落としたかったので）、高級ホテルのスパで使われているフランス製「Omnisens Paris」の基礎化粧セットをくださいました。

また、スイムウェアやキャップ、ゴーグルなどのレンタルもあるそうです。

フィットネスジム

フィットネス施設ですが、まずは体を動かすジム。有酸素マシンと筋力系マシンがバランスよく配置され、タオル、水、おしぼりも用意されています。24時間いつでもトレーニングすることができます。

インドアインフィニティプール

次に、インドアインフィニティプール。

ここでおすすめしたいのは、入口を入ってすぐ左手にある、何もない小部屋。しばし、「ここは何をするところかな？」と考えてしまうけれど、ボタンがあるとつい押してしまう習性で（笑）ボタンを押すと、びっくりびっくり！
天井の切れ目からねじれながら落ちてくる滝！まあ、シャワーなんですけど、シャワーというには規模が大きすぎる（エクスペリエンス・シャワーというらしい）！誰もいないのを良いことに、ひとりではしゃいでしまいました。

プールは写真が撮れないので実際に見ていただくしかないのですが、ぜひお試しください！