W広州の宿泊記|ワンダフルルームの客室とワーケーション環境をブログレビュー
「海外で仕事をしながら、オフの時間はおいしいものを食べ歩きたい」。そんなワーケーションの行き先に、中国・広州を選びました。1週間で3つのホテルを体験したうち、この記事では初日に1泊した「W広州(W Guangzhou)」の素泊まりを振り返ります。
ワンダフルルームは、デザインを楽しみながら仕事にも集中できる客室でした。一方で、マグカップやシャワーの使い勝手には気になる点も。客室と仕事環境の感想を中心に、旅先で役立ったアプリや通信の準備も紹介します。
この記事でわかること
- 空港からホテルへの移動方法
- W広州の客室と、実際に使った仕事環境
- 出発前に準備して役立ったアプリと通信手段
- Alipayでの支払いと、現金を使えた店の体験
- DiDiとAmapで配車したときの違い
- 外食とデリバリーで「食の街」を楽しむ方法

ワーケーション先に広州を選んだ理由
ワーケーション先を選ぶとき、私が重視したのは「移動が負担にならないこと」「仕事に集中できること」「オフの時間が楽しいこと」の3つ。この条件を並べてみたとき、意外にもぴったり当てはまったのが広州でした。
日本から移動しやすい距離
羽田から広州までは直行便で約4.5時間、日本との時差は1時間です。移動と時差の負担が比較的小さく、日本時間の会議にも参加しやすいと感じました。週末に観光し、平日はリモートワークをする組み方も考えやすい距離感です。
仕事環境と街歩きの楽しみ
珠江新城には高層オフィスビルや外資系ホテルが立ち並び、仕事に集中できる滞在先を探しやすそうだと感じました。私にとっては、観光と仕事を切り替えやすい場所でもありました。
10月でも半袖で過ごせる暖かさも、広州を選んだ理由です。秋の日本を離れ、身軽に街を歩く「2度目の夏休み」をイメージしていました。

仕事の後に楽しめる食事
「食在広州(食は広州に在り)」と言われる広州では、ガチョウやハトのロースト、海鮮、甘味など、食事の選択肢が豊富でした。仕事を頑張った後に「今日は何を食べよう」と考えられることが、ワーケーションの楽しみになりました。

今回あえて食事なしプランにしたのも、この「食の街」を外で楽しみたかったから。まずはW広州の客室と仕事環境を振り返り、後半で今回の広州滞在に役立ったアプリ、支払い、配車、デリバリーの体験をまとめます。

W広州を選んだ理由
Wホテルは、マリオットのブランドのひとつ。モダンで大胆なデザインと、遊び心のある空間づくりが特徴です。今回は、ホテルの写真で見た内装とデスクの椅子が、自分の好みに合いそうだと感じて選びました。
内装とデスクの椅子が決め手
目的地を広州に決めた後は宿探しです。まず1泊はマリオット ボンヴォイのポイントを使いたかったので、マリオット系列にターゲットを絞ったところ、たくさんの選択肢がありました。私が探した範囲では、広州には予算に合うホテルが多くありました。ただ、今回は中国の大型連休と重なり、比較していた通常期の料金より3倍近いホテルもある状況でした。この状況でリッツカールトンは対象外となりましたが、それ以外の中心部に位置する10軒はまだまだ候補です。仕事で部屋に籠りきりになることを鑑み、自分好みの内装であることを第一優先とし、写真の印象で選ぶことにしました。候補は甲乙つけがたいものの、デスクの椅子まで好みに合うホテルは少なく、写真で特に目を引いたのがWでした。

珠江新城にあるW広州

W広州は天河区の珠江新城エリアにある、客室数317室のホテルです。2013年に、中国本土で初めてのWホテルとして開業しました。
周辺にはオフィスビルや大型ショッピングモールが集まり、気分転換にも好環境。実際、夕食には300mと離れていない広東式の魚料理レストランへ歩いて行き、手軽においしい体験ができました。
空港からW広州へ:DiDiで移動した体験

広州白雲国際空港からW広州までは、配車アプリで手配したタクシーを利用しました。配車タクシーにも複数方法がありますが、空港から利用する場合は日本でもお馴染みのDiDi(滴滴出行)がお勧めです。私が利用したターミナル3では、専用の乗り場があり、とても分かりやすかったです。「E-Hailing」という案内に従うと、乗り場にたどり着けます。DiDiカラーのオレンジ色の表示が目印です。


また、DiDiアプリは翻訳機能が充実しているので、アプリ上で英語を使うことで運転手さんとのコミュニケーションが非常に円滑にできます。乗り場が複数階に渡るなか、私の場合、配車が決まるや否や運転手さんから「2階ですか?」「1階です!」という意思疎通ができ、安心して待つことができました。

私が乗ったときは渋滞がなく、約40分で到着しました。料金は高速代を含めて113元ほど(本文の換算レート1元=約23.7円では約2,680円)。所要時間と料金は、時間帯や交通状況、選ぶ車種によって変わります。
配車画面には複数の価格帯がありました。到着直後で違いが分からず中間の価格帯を選んだところ、車内の清潔感と空調は少し気になりました。ただ、安全運転で、料金も画面で確認してデジタル決済できた点は便利でした。快適さを優先するなら、Premiumなどの車種・サービス内容も見て選ぶとよさそうです。後半では、街中で使ったAmapでの配車も紹介します。
到着直後の配車に不安がある場合は、ホテルへ空港送迎の手配が可能か事前に相談する方法もあります。料金、待ち合わせ場所、出迎えの有無を予約時に確認しておくと安心です。
チェックインとWらしいロビー

ホテルに到着すると、ドアマンが後部からスーツケースを取り出してレセプションまで案内してくれました。言葉は通じませんが、親切心が伝わるサービスで異国感が盛り上がります。
館内に入るやいなや、その香りと照明で、一気にWの世界に!

格式ばった高級ホテルとは違い、クラブやギャラリーのような雰囲気です。いわゆるロビーは、Wブランド共通の考え方で「Living Room(リビングルーム)」と呼ばれています。手続きをするだけの場所ではなく、くつろいで人と交流する、社交空間という位置づけです。

足を踏み入れると、琥珀色のガラスを積み重ねた柱が吹き抜けの天井へと伸び、思わず見上げてしまいます。磨かれた大理石の床が光を映し、中央にはブロンズの鳥の彫刻。圧倒的なスケールなのに不思議と落ち着くのは、ガラスの柱が空間を区切り、丸みのあるソファが小さな居場所をつくっているから。仕事の合間にここで一息つくと、ビジネスの緊張がふっとほどけていくのを感じました。

チェックインを担当してくださった方は、髪の毛をツンツン立たせ、両耳にピアス、両手に指輪の出で立ちの男性で、Wブランドならではのお出迎え。流ちょうな英語でソフトな語り口は、広州初上陸の不安を一気に取り除いてくれました。不慣れな場所で、くつろぎと安心感を確保するために、ホテル選びはやはり大切だと実感した瞬間です。
チェックインではパスポートを提示し、デポジット用にクレジットカードのタッチ決済を試しました。スマートフォンとカードの両方でエラーになり、少し焦りました。
原因は分かりませんでしたが、今回は「ミニバーを使ったらあとで払ってください」と対応して頂き、手続きは5分ほどで完了しました。

W広州の客室レビュー|ワンダフルルームに宿泊
今回泊まったのは、スタンダードタイプの「ワンダフルルーム」です。マリオット ボンヴォイのポイントを利用した1泊で、ゴールド エリート資格はありましたが、今回はアップグレードはありませんでした。

それでも扉を開けた瞬間受けた高揚感は忘れられません。まっすぐな縦と横の線が印象的な空間です。壁とは別に鉄枠を室内に配するデザインにも、Wらしい遊び心を感じました。非日常感を演出してくれる嬉しい仕掛けがそこかしこにあります。

居室のカーペットは毛足が長く、フカフカの感触。その他のエリアはフローリングや大理石で機能的。

窓の外は、大きなビル群。正面には現代建築の間に挟まれた重厚な洋風建築があり、ヨーロッパにいるかのような錯覚に陥る空間でした。
インテリアはシックで、Wらしい遊び心がありつつも落ち着けるしつらえ。ベッドは抜群の寝心地で、移動の疲れもしっかり取れました。


ボトルウォーターが4本の他、Nespressoのコーヒーメーカーや、電気ケトルとローカルブランドのティーバッグ3種が用意され、水分補給と気分転換は自由自在。マグカップはオシャレなデザインでしたが、持ち手がカップに対して直角で、非常に飲みにくかったです。私には、見た目ほど使いやすくは感じられませんでした。

ミニバーには各種ドリンクがびっしり揃えられていました。


バスルームには2つの洗面台がある贅沢さ。

画像ではわかりづらいですが、浴槽はゆったり寝そべれる長さがあり、浴室内にはシャワーもあるので、日本のお風呂感覚で使うことができました。天井シャワーの他、クラシカルなデザインのハンドシャワーもあり、利便性が高いかと思いきや、直角のハンドシャワーヘッドは、私には思ったところにお湯を当てにくく、コツをつかむまで少し時間がかかりました。水圧がしっかりしていたので、大きな問題にはなりませんでした。

アメニティが収められたカートは、入浴時に着替えを置くのに実用的。Wのロゴ付ドライヤーは風圧が強く大満足。引き出しの中にはヘチマが入っていたのが意外でした。化繊のボディタオルよりも個人的にはありがたかったです。男性用のシェービングムースも用意されていました。
なんといっても、お手洗いとお風呂が別々だったのは、私にはとてもうれしい点でした。
クローゼットが居室とは離れていて、スーツケースなど、居室に生活感を持ち込まない配慮が、デザイン重視のブランドらしいと思いました。

W広州はワーケーションに向いている?デスク・Wi-Fi・静かさ
ワーケーションで泊まるなら、一番気になるのは「ちゃんと働けるか」。結論から言うととても快適でした。チェックポイントごとにまとめます。
デスクと椅子
目測で幅約120cm、奥行き約60cmのデスクは、PCを置き、マウスを使い、更に資料を広げても余裕のしつらえ。椅子は安定感があり、座面のクッション性も程良かったです。長く座っていても違和感が出ず、PC作業も楽々。
電源と充電
デスクのサイドテーブルには複数のコンセントと、蓋付きのUSBポートがあり、見た目を損なわずに充電できました。持参した日本のプラグは形状としては差し込めましたが、私は変圧器を通してPCとスマートフォンを充電しました。
中国の電圧は220Vです。ただし、充電器に「INPUT 100–240V」と表示されていれば、通常は変圧器を使わず対応できます。日本の100V専用機器はそのまま接続せず、機器・充電器の対応電圧とメーカーの案内を確認してください。プラグの形を変えるアダプターと、電圧を変える変圧器は別のものです。
参考:日章工業の変圧器に関するFAQ。
Wi-Fiと仕事用の通信
ホテルのWi-Fiには簡単に接続でき、私が使った範囲では安定していました。仕事用には、自分で用意したeSIMの回線を使いました。
中国本土では接続が制限されるサービスがあるため、Wi-Fiに接続できることと、仕事に必要なサービスが使えることは別です。出発前に、利用する通信プランで必要なサービスへ接続できるか確認しておくと安心です。業務での利用は、勤務先の情報管理ルールに沿って通信手段を選んでください。
室内の静かさ
交通量の多い道路に面していますが、日中の外の喧騒は気になりませんでした。静かなホテルですが、部屋の前の廊下を大声で話しながら通る人がいると、その声はよく聞こえました。ただ、稀なことなので仕事の妨げになるほどではありませんでした。

照明と書類の読みやすさ
お部屋は間接照明のため、日本の蛍光灯オフィス照明に比べると暗めですが、PC画面が明るいため、支障はありませんでした。紙書類を読むとしたら、夕方以降は、読みづらいかもしれないと思いましたが、個人的には問題ありませんでした。
仕事の合間に届いたウェルカムスイーツ
仕事をしていると、訪問者がありました。なんと、ハウスキーピングの方がスイーツとドリンクをウェルカムサービスとして差し入れてくださいました。

ほのかに温かく、カリッとしっかりとした食感の中華風ドーナツと、ライチー味の炭酸水です。フルーツやお菓子が予めお部屋に用意されていた経験はありますが、温かい菓子を運んで頂いたのは初めてです。
ホテルでは、夕食に外出した以外は、ひたすら仕事をしていましたが、思った以上にはかどりました。作家や漫画家の方がホテルで缶詰になって仕事をする・・・というお話を聞いたことがありますが、環境を変えることで集中しやすくなるのを実感した今回のホテルステイでした。
中国旅行で役立ったアプリと事前準備
ここからは、今回の広州滞在で使ったアプリや通信の準備を紹介します。入国条件を網羅した案内ではないため、渡航前にはパスポートの残存期間、ビザの要否、必要な入国手続きも、渡航目的に応じて公的情報で確認してください。
中国を訪れるのは、2009年以来でした。以前は特別な準備をした記憶がありませんが、今回は通信と支払いの準備に時間がかかりました。
私が利用した店ではQRコード決済が多く、普段使うサービスへの接続にも事前確認が必要でした。ここからは、今回の広州滞在で役立った準備と、現地で戸惑ったことを紹介します。
通信手段と、支払い・地図のアプリを先に準備しておくと、現地で動きやすくなります。私も設定に手間取ったため、実際に使ったものと準備しておきたい点をまとめました。
出発前に設定を済ませておきたいこと
出発前に通信とアプリの設定を済ませておくと、到着後の移動がスムーズです。現地で初めて設定すると、SMS認証や接続に戸惑うこともあるため、時間に余裕のあるうちに確認しておくことをお勧めします。
以下は、今回の滞在で私が使ったアプリです。日本にいるうちにダウンロードし、ログイン、支払い方法、求められる本人確認を済ませておくと安心です。私はカード登録はしたものの本人確認を済ませずに出発し、空港からのタクシー代をすぐに支払えず戸惑いました。
Alipay(支付宝):支払いと注文
主な用途:店頭での支払い、対応店のメニュー読み取り、アプリ内サービスを通じた配車など。
準備:電話番号で登録し、利用するカードを追加。本人確認が表示された場合は、パスポートなどの案内に従います。機能によって必要な登録や利用条件は異なります。
Alipay(アリペイ)は、日本にも各種ある〇〇ペイのような支払い機能と、飲食店の注文機能、更にタクシー配車や旅行予約機能が合体したアプリです。
私は日本のクレジットカードを登録して使いました。Visa、Mastercard、JCB、アメックスは登録できましたが、対応はカードの発行元や種類によって異なります。アメックスもすべての発行カードが対象ではないため、登録画面と発行会社の案内で確認してください。
海外発行カードを使う場合、通常は1回200元以下の支払いにAlipay側の手数料はかからず、200元を超えると取引額全体の3%がかかる場合があります。免除キャンペーンなどの適用もあるため、決済画面に表示される金額を確認してください。カード会社の海外利用手数料等は別途確認が必要です。
参考:上海市政府のAlipay利用案内、Alipayのアメックス対応案内。
日本語や英語表示を使える点も便利でした。私は今回、WeChat Payは使わず、Alipayを中心に支払いをしました。
店頭ではプレートの色だけで判断せず、対応サービスのロゴやレジの案内を確認してください。1つのQRコードが複数の決済方法に対応する場合もあり、分からないときはAlipayで払えるか店員さんに尋ねると確実です。
私が利用したQRコード注文の店では、スマートフォンのカメラではうまく読み取れず、Alipayのスキャン機能でメニューを開いて注文・会計をしました。紙メニューの店で、会計伝票のQRコードを読み込んで支払ったこともあります。注文と支払いの手順は店によって異なりました。
今回の旅行ではホテルでカードを直接使えた場面もありましたが、W広州のチェックインでは前述のとおりタッチ決済が通りませんでした。カードを使える場所でもうまく決済できるとは限らないため、支払い方法を複数用意しておくと安心です。
現金で支払えた店と、断られた店
以前の中国旅行で残った現金を、今回はセブンイレブンとイオンで使えました。コンビニでは現金で買い物をし、イオンでは現金を渡して残額をAlipayで支払いました。どちらも、私が利用した際は手続きに困りませんでした。
一方、訪れたマッサージ店では現金での支払いを断られました。これは今回の体験であり、中国では現金が一律に使えないという意味ではありません。2026年2月施行の規定では、対面・有人会計の店舗などに現金の受け入れと釣銭の準備を求めています。アプリ決済に加えて少額の現金も用意し、店頭で利用できる方法を確認しておくと安心です。
参考:人民元の現金受払いに関する規定(中国商務部掲載)。
Amap(高徳地図):地図と移動の確認
私が地図、行き先の検索、配車に使ったのはAmap(高徳地図)です。今回の広州滞在では、Googleマップよりも現地の店探しに使いやすく感じました。
登録してホテルや行ってみたい店をお気に入りに入れておくと、移動の計画を立てやすくなります。表示言語や使える機能はアプリの版・地域によって異なるため、出発前に実際の画面で確認してください。ホテル名は英語表記だけでなく、中国語の「广州W酒店」と住所も控えておくと探しやすくなります。
DiDi(滴滴出行):空港からの配車
主な用途:空港や街中での配車。
準備:中国向けアプリを入れ、電話番号と支払い方法を設定。追加の本人確認を求められた場合は、画面の案内に従います。
日本版のDiDiアプリは中国では使えないため、中国向けのアプリを準備します。日本の公式FAQでは「DiDi – Greater China」と案内されており、現在のApp Storeでは「DiDi China: Ride Hailing」の名称です。
日本の電話番号でも登録できます。支払いを完了する際にはパスポート情報を求められたので、カード登録だけで済んだと思わず、設定画面を確認しておくと安心です。英語でのチャットを翻訳してくれる機能は、空港で乗り場を確認するときに役立ちました。
参考:DiDi日本版の公式FAQ、中国版DiDiのApp Store掲載。
AmapとDiDiを比較して配車
私はAmapにAlipayを連携して、配車と支払いに使いました。私の経験では、Amapで手配した料金がDiDiより20~30%ほど安く感じられたことがあり、利用した車にも大きな不満はありませんでした。ただし、料金や待ち時間は日時、区間、車種、混雑状況などで変わるため、いつもAmapが安いとは限りません。
Amapでは複数の配車サービスを比較でき、地図で行き先を調べた流れで車を呼べるのが便利でした。一方、運転手との事前のやり取りは、私にはDiDiの方が分かりやすかったです。
ちなみに、Alipay上でも、同様の配車ができるのですが、土地勘がない旅行者としては、感覚的に地図アプリのAmapを覗いた流れで配車をするのが楽でした。
私がAmapで手配した車では、乗車時に電話番号の下4桁を確認されました。中国語が分からないと伝えると、運転手さんが前半2桁を表示したスマートフォンを見せてくださり、残りの2桁を入力して乗車できました。
配車の時点で、DiDiとAmapを見比べて、料金や到着時間を比較してお選びください。
大衆点評(Dianping):店探しとデリバリー
使った場面:飲食店・マッサージ店の検索、口コミの確認、デリバリーの注文。登録や利用の条件は、アプリ内の案内を確認してください。
大衆点評は、店の情報や口コミを調べるときに役立ちました。私は飲食店やマッサージ店を探し、評価と写真を見ながら行き先を選びました。翻訳表示は不自然な部分もありましたが、内容をつかむ助けになりました。
広州滞在中、暑くて出歩く気力がない日には、アプリからおやつや食事のデリバリーも注文しました。利用できる機能、表示言語、支払い方法は登録状況などによって異なるため、実際の注文画面で確認してください。

私の注文では、支払い方法にAlipayを選んで決済できました。受注・調理中・配達中の進み具合も確認でき、安心して待てました。滞在中に使った受け取り場所には配達用ボックスがあり、たくさん並んでいる光景も印象的でした。

私が利用したボックスは、配達後にロックされ、注文したスマートフォンを使って開ける仕組みでした。配達員さんと直接やり取りせずに受け取れて便利でした。最初は会話が必要だと思って翻訳アプリを準備していたので、少し拍子抜けしました。
受け取り方法は宿泊先によって異なります。注文前に、ホテルの受取場所、配達員の入館可否、電話連絡の有無を確認しておくと安心です。

Papago:メニューと会話の翻訳
使った場面:メニューの読み取りと、店員さんとの会話。音声やカメラでの翻訳が役立ちました。
日常的には、Google翻訳を使っていますが、今回はそれよりもPapagoが大活躍でした。音声やカメラ機能はGoogleと同様ですが、「会話」機能では両方の言語が1画面に表示されて非常に便利で、レストランで重宝しました。

私が訪れた店では英語や日本語が通じないこともあり、中国語のメニューにも戸惑いました。そんな場面でもやり取りを助けてくれたのがPapagoです。
通信手段:ローミングとeSIM
中国本土の回線では、GoogleやLINEなど、普段使うサービスに接続できない場合があります。旅行用eSIMの提供会社には、中国本土外を経由する通信でGoogleなどを利用できると説明している例もあります。ただし、利用できるサービスは通信の経路、商品、設定によって異なります。「海外eSIMならどれでも大丈夫」とは考えず、必要なサービスへの接続可否を販売元に確認してください。
仕事で使うなら、テザリング対応、通信容量、速度制限、追加購入の方法、サポート時間も確認しておくと安心です。
私は普段使いのスマートフォンではキャリアのローミングを利用し、仕事用のスマートフォンにはeSIMを設定して出発しました。その回線をPCと共有することで、仕事中はホテルのWi-Fiを使わずに過ごせました。
ただ、1時間のZoomミーティングを含む作業などで、最初に用意した5GBはその日のうちになくなり、追加購入しました。5GBすべてをZoomだけで使ったという意味ではありません。追加設定がうまくいかなかった際、日本の祝日でサポートにつながらず困ったため、次回は必要な容量と追加方法を事前に確認しておこうと思いました。
モバイルバッテリーの持ち込み確認
日本と中国の直行便だけを利用する場合も、モバイルバッテリーの持ち込み規則は確認が必要です。預け荷物には入れず、容量・個数・機内での使用や充電など、利用する航空会社の最新条件に従ってください。例えばJALは、2026年4月24日から持ち込み個数や機内での扱いに関する変更を案内しています。
さらに中国国内線では、2025年6月28日以降、CCC(3C)認証マークがないもの・不鮮明なもの、リコール対象の型番や製造ロットのモバイルバッテリーは持ち込めません。中国国内線を利用する場合は、この追加条件も含めて確認してください。
購入時は販売ページの「3C対応」という言葉だけで判断せず、製造元の情報、本体の認証表示、型番・リコール情報を確認しましょう。
参考:中国民航局の国内線向け案内、JALのモバイルバッテリー持ち込み案内。
まとめ
W広州のワンダフルルームは、好みのデザインに囲まれながら仕事に集中できる客室でした。マグカップやシャワーの使い勝手には気になる点もありましたが、デスクや椅子の座り心地、スタッフの対応には満足しています。
今回は素泊まりで、食事は街へ出かけました。中国でのワーケーションを考える方は、宿泊先に加えて通信や支払いの準備も整えておくと、仕事と街歩きの両方を楽しみやすいと思います。
W広州の場所・アクセス
W広州(W Guangzhou/广州W酒店)
26 Xian Cun Road,
Pearl River New Town,
Tianhe District, Guangzhou,
Guangdong, China, 510623
※記載情報は、2026年10月時点に基づきます。ご渡航の際は必ず最新情報をご確認ください。

