【PP最大2倍】2024年ANAプレミアムポイントキャンペーンまとめ【10月最新】
2024年9月現在、ANAではプレミアムポイントに関するキャンペーンは開催されていません。
この記事では、過去に開催されていたPPキャンペーンの内容をご紹介します。今年もいずれ開催されるでしょうから、予習しておきましょう。
また、キャンペーンがなくてもSFC修行が捗るプレミアムポイントの効率的な貯め方は別記事でも詳しく解説しています。
2024年のANAプレミアムポイント2倍キャンペーン実施の可能性
まずは、2024年にANAのプレミアムポイント2倍キャンペーンが再び実施される可能性について考察します。
まず、過去のキャンペーンの実施状況を振り返ると、2023年は国際線が対象となり、2022年には全線、2021年と2020年には国内線が対象となっていました。特に新型コロナウイルスの影響で国内旅行が盛んだった時期には国内線を対象とするキャンペーンが実施され、その後国際線に戻る形で進行しています。
2024年に向けて、以下の点がキャンペーン実施の可能性に影響を与えると考えられます:
- 国際線の高額運賃:2023年の国際線キャンペーンは、原油高や円安による運賃の高騰が背景にありました。国際線の供給数が限られているため、今後も高額運賃が続く見込みです。
- プレミアム会員の維持:ANAマイレージクラブのプレミアム会員を維持するためには、一定数の会員確保が必要です。これがキャンペーンを実施する動機の一つとなる可能性があります。
- 需要の変動:国際線やインバウンド需要の増加が、キャンペーン実施に影響する可能性があります。特に、年初からのプレミアムポイントの積み具合を見て、売れ行きの悪い国際線を補完するためのキャンペーンが設定されることが予想されます。
過去の実施時期を考慮すると、2024年のキャンペーンも年の後半、特に7月以降に実施される可能性が高いと見られています。しかし、キャンペーンが確実に行われる保証はないため、早めにプレミアムポイントを積み上げることが推奨されます。
以上の点を踏まえ、2024年にANAのプレミアムポイント2倍キャンペーンが再び実施されるかどうかは注目されていますが、詳細は今後の発表を待つ必要があります。
プレミアムポイントキャンペーンを活用した効率的なPPの貯め方
もし私がこのキャンペーンを利用してプラチナメンバーやSFC(スーパーフライヤーズカード)会員、あるいは80,000PPで獲得できる特典「ANA SUITE LOUNGE」利用券を目指すならば、次のような行程を組みます。
50,000PPでプラチナサービスメンバーを目指す(SFC獲得を目指す)貯め方
いろいろなプランが考えられますが、まずは平日が仕事で、土日祝日とその前後で休みが取れる場合を想定して組んでみました。
東京発着でクアラルンプールを利用する例
東京を起点に、マレーシアのクアラルンプール国際空港を利用する行程案です。
乗り継ぎ時、成田空港と羽田空港の間の移動はない方が楽ですし移動費もかかりませんので、乗り継ぎがある場合はあえて羽田空港発着の便を選択しています。
日付 | 出発時刻 (現地時間)出発地 | 到着時刻 (現地時間)到着地 |
---|---|---|
11/3 金・祝 | 17:25 成田空港 | 11/4 土00:15 クアラルンプール国際空港 |
11/4 土 | 14:15 クアラルンプール国際空港 | 22:15 羽田空港 |
11/5 日 | 06:35 羽田空港 | 09:20 那覇空港 |
11/6 月 | 11:00 那覇空港 | 13:25 羽田空港 |
11/11 土 | 13:05 羽田空港 | 15:45 那覇空港 |
11/11 土 | 20:10 那覇空港 | 22:30 羽田空港 |
11/12 日 | 00:05 羽田空港 | 06:45 クアラルンプール国際空港 |
11/12 日 | 14:15 クアラルンプール国際空港 | 22:15 羽田空港 |
いかがでしょうか。
約10日間の行程ですが、休暇は間の月曜日だけで、火曜日から金曜日までは仕事ができる行程案です。
「日程がきつい」「せっかくならばマレーシアの観光もしたい!」という場合は、行程案を基準にしながらアレンジしてみてください。
私であれば、11月12日 (日) のクアラルンプールから日本へ帰る便を1, 2日後ろにずらします。
運賃と獲得できるプレミアムポイント (PP) は次の通りです。
路線 | 往復運賃 | 座席 (予約クラス) | PP |
---|---|---|---|
羽田空港 (成田空港) ー クアラルンプール国際空港 | 116,310円 | エコノミー (S) | 10,032 |
クアラルンプール国際空港ー (羽田空港)ー那覇空港 | 243,690円 | 国際線区間:ビジネス (Z) 国内線区間:普通席 (Y) | 30,620 |
羽田空港ー那覇空港 | 32,980円 (往復割引込) | 普通席 (SV75) | 2,952 |
運賃合計 | 392,980円 | PP合計 | 43,604 |
PP単価は9.01円/PP (=392,980円÷43,604PP) です。
全行程でANA便を利用して、PP単価9.0円台です。
そして平日の仕事にもあまり影響がありません。
かなりオススメです。
ただし航空券の予約方法が少し複雑ですので、後ほど解説します。
50,000PP達成に必要な残り6,396PPは、日頃ある程度航空機を利用する機会があれば自然に貯まると思います。
もし12月31日までに航空機を利用する機会がない場合、私は東南アジアにもう一度観光で訪問します。
東南アジア路線なら、往復で2,132マイル以上積算される路線と予約クラスを探せば50,000PP達成となります。
例えば、成田空港ータンソンニャット国際空港 (ベトナム、ホーチミンシティ) は予約クラスSの往復で94,510円という運賃がありました。
このフライトで8,118PPが得られますので、50,000PP達成です。
この便を利用した場合、先ほどのクアラルンプールと合わせると、運賃合計487,490円、獲得プレミアムポイント合計は51,722PPで、トータルのPP単価は9.43円/PPとなり、PP単価10円を切ることができます。
航空券の発券方法
航空券の発券は次のように3つに分けて行います。
- クアラルンプールー那覇の往復航空券を発券する
- 羽田 (成田)ークアラルンプールの往復航空券を発券する
- 那覇ー羽田の往復航空券を発券する
1から3の順番は問いませんが、出発地と到着地の設定が重要です。
ANAのウェブサイトから国際線航空券の検索をするとき、クアラルンプールから那覇に行くとして検索してください。
これは「海外発券」と呼ばれる発券方法で、日本発ではなく海外発として航空券を発券します。
海外発券は路線や予約クラスにもよりますが、一般的に日本発の発券よりも運賃が安くなります。
そして、日本の到着地を羽田ではなく那覇にするのにも理由があります。
国際線の航空券を発券する場合、国内線区間も含めて検索すると、国内線航空券を単独で取るよりもかなり安く購入できます。
しかも、今回はクアラルンプール発の国際線をビジネスクラスにしているため、国内線区間 (羽田ー那覇) で獲得できるプレミアムポイントは100%積算となります。
行程案では、まず以下2つの往復を発券してください。
- 11月4日 (土) から5日 (日) にかけてのクアラルンプール発那覇行き
- 11月11日 (土) から12日 (日) にかけての那覇発クアラルンプール行き
次に、最初にクアラルンプールに行き、最後に日本に戻るため、東京 (全て) ークアラルンプールの往復航空券を発券します。
「東京 (全て) 」で検索すると、羽田発着、成田発着の両方が検索結果に表示されます。
行程案では、こちらの往復部分になります。
- 11月3日 (金) の成田発クアラルンプール行き
- 11月12日 (日) のクアラルンプール発羽田行き
最後に、平日に東京で過ごすため、那覇ー羽田の往復航空券を発券します。
行程案では、以下の往復部分になります。
- 11月6日 (月) の那覇発羽田行き
- 11月11日 (土) の羽田発那覇行き
国際線航空券は基本的に往復で購入する必要があること、国内線航空券は往復で予約すると5%の割引が入ることから、行程案の航空券は3つの往復航空券が組み合わさったものとお考えください。
なお、3 つの往復航空券が絡みますので、一度3つの往復航空券が全て安く取れるか、安く取るにはどの日程がいいかを最初に確認してから購入されることをおすすめします。
特に国内線の羽田ー那覇路線は、土日祝日が大変取りづらくなっています。
東京発着でシカゴを利用する例
平日が比較的自由に使える場合の行程も組んでみました。
こちらも東京を起点に、マレーシアのクアラルンプール国際空港を利用した行程案ですが、目的地をオヘア国際空港 (アメリカ、シカゴ) としたものです。
日付 | 出発時刻 (現地時間)出発地 | 到着時刻 (現地時間)到着地 |
---|---|---|
11/6 月 | 17:25 成田空港 | 11/7 火00:15 クアラルンプール 国際空港 |
11/7 火 | 08:00 クアラルンプール国際空港 | 15:45 成田空港 |
11/7 火 | 17:05 成田空港 | 13:50 オヘア空港 |
11/9 木 | 16:25 オヘア空港 | 11/10 金20:45 羽田空港 |
11/11 土 | 00:05 羽田空港 | 06:45 クアラルンプール国際空港 |
11/11 土 | 14:15 クアラルンプール国際空港 | 22:15 羽田空港 |
ほぼ1週間を利用する行程です。
シカゴで観光できるように2泊する想定ですが、日付によっては1泊にすることも可能です。
運賃と獲得できるプレミアムポイント (PP) は次の通りです。
路線 | 往復運賃 | 座席 (予約クラス) | PP |
---|---|---|---|
羽田空港 (成田空港) ー クアラルンプール国際空港 | 116,310円 | エコノミー (S) | 48,400 |
クアラルンプール国際空港ー 羽田空港ーオヘア空港 | 278,710円 | エコノミー (B) | 10,032 |
合計 | 395,020円 | PP合計 | 58,432 |
PP単価は6.76円/PP (=395,020円÷58,432PP) で、1回の行程で50,000PPを超えますのでSFCが狙えます。
そして全行程でANA便を利用して、PP単価6円台です。
1週間休みを取ることができたり、比較的自由な働き方をしている方に最適なおすすめルートです。
航空券の発券は次の2つに分けて行います。
- クアラルンプールーシカゴの往復航空券を発券する
- 羽田 (成田)ークアラルンプールの往復航空券を発券する
この場合はクアラルンプール発シカゴ行きの往復が海外発券となり、かなり安く購入できます。
最後の補足です。
航空券運賃は空席予測に連動して日々変動します。
運賃は必ずしも行程案で示した金額と同じとは限りませんので、必ずご自身でご確認ください。
また、運賃には燃油サーチャージという燃油特別付加運賃が加算されています。
燃油サーチャージは2023年8月に値下がりしますので、8月に入ると運賃やPP単価が変わります。
併せてご注意ください。
80,000PP特典の「ANA SUITE LOUNGE」利用券を目指す貯め方
80,000PPまで貯める場合は、東京とクアラルンプールの行程を2回行います。
87,208PP (=43,604PPx2)となります。
ここまでくると100,000PPが見えてくるので、一気にダイヤモンドステイタスまで狙ってみるのもいいかもしれません。
今回のプレミアムポイント2倍キャンペーンは期間が長いです。
0PPから始めて50,000PP、80,000PPまで達成しやすいのではないでしょうか。
あなたご自身の予定と照らし合わせ、ただの修行ではなく観光もセットにして達成してみてはいかがでしょうか。
PP2倍キャンペーンのプレミアムポイントの計算方法
プレミアムポイントの計算方法、そしてPP2倍キャンペーンを利用する場合のプレミアムポイント計算方法をみていきます。
航空券単位のプレミアムポイントの計算方法
まずはプレミアムポイントの計算方法です。
プレミアムポイントは下図のように計算します。
分かりやすく具体例を挙げてみます。
伊丹ー札幌(千歳)間をSUPER VALUE 21で航空券を購入して搭乗した場合で考えてみます。
この区間の基本マイルは666マイルで、SUPER VALUE 21 の運賃倍率は75%です。
国内線の路線倍率は2倍ですので、999PP(=666×0.75×2)獲得することができます。
PP2倍キャンペーンでは、999PPの2倍、1998PPを獲得することができます。
このように、1回の搭乗でどのくらいプレミアムポイントが獲得できるのかを計算し、搭乗を重ねるごとにプレミアムポイントが積算されていき、PPが貯まっていきます。
なお、ANAではプレミアムポイントの計算ができるページを提供しています。
ANAトップページからの検索だと時間がかかるため、ブックマークすることをおすすめします。
PPの効率の高さはPP単価を比べるのがおすすめ
プレミアムポイントの計算方法、積算方法の次は、効率よくプレミアムポイントを貯めていく方法を考えてみましょう。
プレミアムポイントを効率よく貯めるとは、「できる限り安くプレミアムポイントを貯める」ということとして考えてみます。
このために「PP単価」という数値を算出し、この値ができるだけ小さい路線を選んで搭乗します。
PP単価は、「航空券の運賃÷搭乗時に獲得できるプレミアムポイント」で算出します。
この計算で出てきた数値は、「プレミアムポイントを1ポイント(1PP単価)貯めるのに何円が必要か」を表しています。
つまり、数値が低ければ低いほど「プレミアムポイントを獲得するのにかかるコストが安い」といえます。
PP2倍キャンペーンの受け取り方
PP2倍キャンペーン分のプレミアムポイントは、前述の通り2023年4月末日までにまとめて積算となっています。
特典受け取りの手続きは必要なく、自動的に積算されます。
それでは、PP2倍キャンペーンを受け取るにはどうしたら良いか、解説いたします。
ANAマイレージクラブに入会する
PP2倍キャンペーンでプレミアムポイントを貯めるには、まずANAマイレージクラブに入会する必要があります。
まず、ANA公式ホームページにアクセスし、トップページ右上にある3本線を選択します。
中ほどにあるマイレージを選択します。
AMC入会を選択します。
「新規入会はこちら」のボタンを選択し、必要事項を入力すると、ANAマイレージクラブに入会できます。
お客様番号(10桁の番号)がこの後必要になりますので、控えておくと良いでしょう。
対象路線に搭乗する
PP2倍キャンペーンが適用される対象路線に、対象券種、対象期間の航空券を購入し、搭乗します。
購入の際はANA公式ホームページ、ANAアプリから購入すると、マイル事後登録の手間が省けますのでおすすめです。
なお、対象路線、対象運賃、対象期間のうちひとつでも対象でないものが含まれると、キャンペーン適用対象外となります。
また、航空券を購入しても、搭乗しなかった場合キャンペーンの対象とはなりません。
※今回のPP2倍キャンペーンは参加登録が不要です。
ANAのプレミアムポイントキャンペーンに関する豆知識
プレミアムポイントに関するキャンペーンは突然発表されるので、いつ実施されるのかがわかりません。
2022年はボーナスプレミアムポイントキャンペーンという、1搭乗につき1,000PP追加のキャンペーンが行われた後、プレミアムポイント2倍キャンペーンが実施されました。
もしこの流れで2023年も同様なキャンペーンが行われるならば、今後同じようなプレミアムポイントに関するキャンペーンがあるかもしれません。
というのも、おそらく搭乗率を上げるための施策としてプレミアムポイントのキャンペーンを行うようになってきていると感じているからです。
今回のキャンペーンはプレミアムクラスの運賃を除いていますので、普通席を埋めるためのキャンペーンではないかと考えています。
2022年、2021年のプレミアムポイント2倍キャンペーンはともに、年の後半のキャンペーンを後から追加する形で発表しています。
それでは、なぜ年の後半に追加で発表するのでしょうか。
マイル修行している人は、年の前半に乗る人が多くいます。
目標のPPを獲得すると搭乗回数が少なくなりますので、年の後半は全体の搭乗率も下がるはずです。
そのため、プレミアムポイント2倍キャンペーンを打ち出して、需要喚起につなげたいというねらいがあるように感じます。
とはいえ、キャンペーンがあるかないかは事前にはわからないので、判断が非常に難しいです。
キャンペーンを待っていて12月31日までに目標のプレミアムポイントが貯まらなかった、となると元も子もないので、早めにプレミアムポイントを貯めておいた方が良いと考えています。
(追記) やはり前半で考察した通り、2023年も年の後半にプレミアムポイント2倍キャンペーンを実施してきました。
ANAに追従する形でJALも同様のキャンペーンを行うことが発表されました。
ただ、このプレミアムポイントのキャンペーンは2023年までで、2024年以降はおそらく実施しないと私は予想しています。
そして2024年の航空券運賃は現在非常に高く設定されています。
お得にSFCを狙うのであれば、今回の国際線プレミアムポイント2倍キャンペーンが最後のチャンスかもしれません。
過去に開催されたANAプレミアムポイントキャンペーンの代表例
コロナ禍での需要減に対応して、2020年から断続的にプレミアムポイントを2倍やボーナスポイントのキャンペーンが行われてきました。
ここでは過去に開催されたいくつかのキャンペーンをご紹介します。
ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン【2023年12月31日まで】
2023年12月31日までのANAプレミアムポイント2倍キャンペーンの概要をお伝えします。※現在は終了しております。
PP2倍キャンペーン概要
対象期間 | 2023年7月1日から2023年12月31日までの搭乗分 |
対象路線 | ANAおよびANAグループ運航の国際線全路線 |
※提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合であっても対象外です。
前回の2倍キャンペーンでは「伊丹空港・関西国際空港発着の便」のみが対象でしたので、SFC修行のためだけに飛行機に乗れる方以外は若干使いづらいキャンペーンだったのではないでしょうか。
一方当キャンペーンは国際線の全路線が対象であり、さらにキャンペーン開催期間も半年にわたる長期キャンペーンですので、多くの方にスーパーフライヤーズカード(SFC)会員などの上級ステイタス獲得のチャンスがありました。
PP2倍キャンペーンの対象者条件
PP2倍キャンペーンの対象となるには以下の2つの条件を満たす必要があります。
- ANAマイレージクラブ会員であること
- 対象期間内に対象路線を対象運賃で搭乗すること
まだANAマイレージクラブに登録していない方は、まずはANAマイレージクラブに登録するところから始めましょう。
PP2倍キャンペーンの対象運賃
当PP2倍キャンペーンは、マイル積算が可能なすべての国際線が対象です。
前回のPP2倍キャンペーンでは「プレミアムクラス運賃はすべて対象外」でしたので、今回はさらに利用しやすくなりました。
PP2倍キャンペーンのプレミアムポイント付与タイミング
通常積算されるプレミアムポイントは当日夜か未明に積算されますが、キャンペーン分のプレミアムポイントは搭乗した月の翌月末までにまとめて積算です。
例)7月1日〜31日搭乗分:8月末日までに積算
12月搭乗分については2024年1月末までに積算されますが、翌年度のステイタス確定のためのプレミアムポイントとしてカウントされます。
ANAプレミアムポイント2倍キャンペーン【2023年4月11日まで】
前回のプレミアムポイント2倍キャンペーンは次のとおりでした。
対象期間 | 2023年2月27日(月)から2023年4月11日(火)までの搭乗分 | |
対象路線 | 出発地/到着地 | 対象となる発着地 |
大阪(伊丹) | 札幌(千歳)/函館/青森/秋田/仙台/新潟/東京(羽田)/松山/福岡/大分/長崎/熊本/宮崎/鹿児島/沖縄(那覇) | |
大阪(関西) | 札幌(千歳)/東京(羽田) |
伊丹空港発着のうち「福島、成田、松山、高知」、関西国際空港発着のうち「那覇、宮古、石垣」がそれぞれ対象外となっていますので、ご注意ください。
前回のPP2倍キャンペーンの対象者条件
PP2倍キャンペーンの対象となるには以下の3つの条件を満たす必要があります。
- ANAマイレージクラブ会員であること
- キャンペーン参加登録をしていること
- 対象期間内に対象路線を対象運賃で搭乗すること
1番と2番は誰でも簡単に条件を達成できますが、対象運賃には限りがあります。
前回のPP2倍キャンペーンの対象運賃
対象運賃は次のとおりでした。
- ANA FLEX A~D
- 障がい者割引運賃
- ビジネスきっぷ
- Biz
- @Biz
- ANA VALUE 1
- ANA VALUE 3
- ANA VALUE 7
- ANA SUPER VALUE 21
- 株主優待割引運賃
- スマートシニア空割
- スマートU25
- ANA VALUE TRANSIT 7
- ANA VALUE TRANSIT
- ANA VALUE TRANSIT 1
- ANA VALUE TRANSIT 3
引用元:ANA「伊丹・関西発着対象路線限定 プレミアムポイント2倍キャンペーン」
対象運賃の中では、おそらく多くの方がANA SUPER VALUE 21、株主優待割引運賃あたりを購入されるのではないでしょうか。
プレミアムクラス運賃はすべて対象外となっていますので、普通席での予約のみプレミアムポイント2倍の対象です。
プレミアムクラスアップグレード分もキャンペーン対象外ということになりますので、こちらも要注意です。
前回のPP2倍キャンペーンのプレミアムポイント付与タイミング
通常積算されるプレミアムポイントは当日夜か未明に積算されますが、キャンペーン分のプレミアムポイントは2023年4月末日までにまとめて積算です。
なお、事後登録も可能となっています。
事後登録の場合、2023年5月10日(水)までの登録完了でキャンペーン対象となります。
ただし、事後登録で2023年4月12日(水)~5月10日(水)に登録完了した場合、キャンペーン分のプレミアムポイントは2023年5月末日までにまとめて積算される仕様です。
ANA国内線ボーナスプレミアムポイントキャンペーン
2022年4月25日から7月31日まで行われていたキャンペーンです。
1搭乗につき1,000PPのボーナスプレミアムポイントが付与されるキャンペーンでした。
発表はキャンペーン期間の直前で、キャンペーン概要は次のとおりでした。
対象搭乗期間 | 2022年4月25日(月)から2022年7月31日(日)まで |
対象路線 | ANAおよびANAグループ運航の国内線全路線 ※提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合のみ対象 |
対象運賃 | マイル積算率75%以上の国内線運賃 |
国内線全路線が対象で、1搭乗でボーナスがもらえることから、乗継便を利用すると効率的にプレミアムポイントが獲得できたのが特筆すべき点でした。
ANA国内線・国際線プレミアムポイント2倍キャンペーン
2022年8月1日から12月31日まで行われていたキャンペーンです。
こちらも、発表はキャンペーン期間の直前でした。
キャンペーン概要は次のとおりです。
対象搭乗期間 | 2022年8月1日(月)から2022年12月31日(土)まで |
対象路線 | 日本国内線 ANAおよびANAグループ運航の全路線 ※提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合のみ対象 国際線 ANA運航の全路線 ※提携航空会社が運航するコードシェア便は、ANA(NH)便名で予約・搭乗した場合であっても対象外 |
対象運賃 | マイル積算可能な日本国内線・国際線全運賃 |
さらに、500プレミアムポイント追加路線がありました。
東京(羽田) | 大館能代、八丈島、能登、富山、米子、鳥取 |
大阪(伊丹) | 函館、青森、秋田、仙台、福島、新潟、松山、萩・石見、高知、福岡、大分、熊本、長崎、宮崎、鹿児島 |
福岡 | 仙台、小松、大阪(伊丹)、五島福江、宮崎 |
札幌(千歳) | 女満別、根室中標津、稚内、青森、秋田、仙台、新潟 |
ANA SUPER VALUEセール ANA創業70周年記念で最安一律7,000円
プレミアムポイントのキャンペーンではありませんが、効率よくプレミアムポイントを獲得できる方法として紹介します。
2022年12月、ANAは創立70周年を迎えました。
これを記念して、7,000円で国内線全路線の航空券が買えるセールが「ANAにキュン」という毎月29日に行うセールの一環として実施されました。
第1弾は2022年11月29日から12月1日の3日間で1月5日から2月28日搭乗分を、第二弾は2月28日、3月1日の2日間で4月1日から5月31日搭乗分(4月29日から5月7日は対象外)が販売されました。
ANA SUPER VALUEセール運賃はマイル積算率が50%で、PP2倍キャンペーン対象外ではありますが、例えば羽田空港ー宮古空港、羽田空港ー新石垣空港線はPP単価が6円台になるため、効率よくプレミアムポイントを貯めることができます。
今後セールが実施されるかは今のところわかりませんが、創立70周年記念企画ということですから、2023年内にまた実施されるかもしれません。
まとめ
直近のボーナスプレミアムポイントキャンペーンは、今までと同様突然発表されました。
以前のキャンペーンはJALが先行して発表し、ANAが続いた形ですが、逆にANAが先に発表する形となりました。
国際線の需要喚起として行っていると考えられますが、コロナ禍も明けて海外旅行も回復してきています。そう考えると、2024年以降のキャンペーン開催は、確実とはいえません。
SFCを目指す場合は、ANAプレミアムポイント2倍キャンペーンを有効活用するために、キャンペーン情報を注視しておきましょう。