マイルに関するお得な情報をGET!
マイル

会社員でもできるJAL・ANAの海外発券マニュアル

会社員でもできるJAL・ANAの海外発券マニュアル
PrimeTravel編集部

皆さん、マイル修行をするうえで、海外発券を利用されていますでしょうか。海外発券は文字通り、海外の空港を出発地として航空券を予約することです。そんなの日本に住んでいる私にはムリ!と思われる方も多いかと思います。しかし私自身日本に住んでいて、かつ週末が休みの普通のサラリーマンです。それでも海外発券を活用してお得に海外旅行しまくっています。有給休暇を取りまくっているわけでもありません。この記事では、マイル修行を海外も含めて効率的に行いたい、お得に海外旅行をしたいという方に海外発券という選択肢を加えてもらうことができればうれしいと思っています。

私自身が海外発券を始めたのは、仕事でベトナムに駐在していた時です。なぜか、ベトナムから日本行きの同じ日の同じ便の同じクラスの料金が全然違うということがありました!それから海外発券について調べていて、海外発券をうまく活用することでお得になることがわかったという背景があります。
海外発券といっても、海外まで行って現地で発券する必要はなく、思っているよりハードルが低いのでぜひ最後まで読んでいただければ嬉しいです!

海外発券のメリット4つ

まずは、海外発券がお得になるポイントについて説明します。同じところに行くのであれば、海外から予約しても国内から予約しても同じだろうと思われるかもしれませんが、なぜか金額が全く異なることがあります。同じ日の同じ便の同じクラスに搭乗するのにです。とても不思議なことと思われるかもしれませんが、この矛盾をうまく活用してお得に旅行しようというのが海外発券を活用した旅行術になります。それでは、海外発券を用いたお得なポイントについて解説していきます。

海外発券のメリット
  1. 国内線を組み合わせて格安で国内旅行できる
  2. 安い航空券で短期滞在が可能になる(最短日帰り)
  3. マイル積算率が高い予約クラスをお得に購入できる
  4. 長期連休にお得に長距離路線の航空券を購入できる

国内線を組み合わせて格安で国内旅行できる

海外発券をして目的地を日本の地方空港にすることで、日本の国内線にとても安く搭乗可能です。クアラルンプール発東京行きではなく、クアラルンプール発東京経由沖縄行きなどの航空券にすることで、東京行に片道1万円程度を加えることで沖縄に行くことができます。このやり方についても後ほど海外発券のやり方のところで詳しくご紹介します!

安い航空券で短期滞在が可能になる(最短日帰り)

ANAもJALもディスカウントチケットは有効期間というものが設定されています。有効期間が2日と設定されている場合が多く、有効期間2日というのは現地についてから+2日間は滞在が必要という内容です。以下はJALが現在セールをやっている国際線のチケットになります。

出典:JAL

つまり、土曜に行って日曜に買ってくるといった航空券の場合、ディスカウントチケットが使用できません。
ANAでも同様で、以下は平日9/28~9/29の東京からクアラルンプール往復をエコノミーで予約した場合になります。なんと、エコノミーで往復554,650円!!ほぼビジネスクラスの通常料金と同じです。1泊2日だと最も高額なエコノミーYといった一般運賃のみが適用になるからです。

出典:ANA

ただし、ここに海外発券を組み込むことで週末だけでの修行が可能になります。つまり、9/28から10/15などの往復を日本出発で予約して、クアラルンプール発東京行を9/29から10/13などで予約すればOKです。

ただしクアラルンプール行きの場合、深夜23時代に出発して翌日到着する便がANAにはあります。この飛行機を利用することで9/17の深夜出発9/19帰国であればディスカウントチケットが使用できるので、ディスカウントチケットでも2日だけの旅行は可能です。

マイル積算率が高い予約クラスをお得に購入できる

マイル修行をするにあたって、マイル積算率が高いエコノミークラスのマイル付与率が高い航空券の場合、日本発券に比べて海外発券のほうが大幅に安くなることがあります。特に、北米路線の場合、変更可の予約クラスが高い航空券の場合、日本発券に比べて海外発券の場合のほうが海外から日本の区間が追加になっているにもかかわらず、安いというケースもあります。うまく海外発券を活用することでマイルやステータス獲得に必要なANA プレミアムポイント(以下、PP)、JAL FLYONポイント(以下、FOP)を効率的にためることが可能です。

長期連休にお得に長距離路線の航空券を購入できる

皆さんのお休みはいつですか?休みが不定期な方やシフト制で平日も休めるといった方もいらっしゃると思いますが、日本人の場合、多くの方のお休みや土日やゴールデンウイーク、お盆、お正月に集中しています。そうなるとやはりこの繁忙期は航空券が高い!お盆休みは海外に行きたいんだけれど航空券が高くて断念しているという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
では、なぜ海外発券がおススメなのかというと、日本が長期連休でも海外はお休みではないからです!日本の祝日は海外では祝日ではありません。欧米にはSummer Vacationの考えがあり、2~3週間お休みを取る方が多いので、日本のように特定の1週間に集中してはいません。そのため、日本のゴールデンウイークやお盆といった期間には、チケットが高くない状況で予約することが可能です。ただし、ANAとJALで特徴が異なっていたり、お得になりやすい路線が異なっていたりしますが、お得になる点については後ほど詳しく解説します。

海外発券のやり方

海外発券が超お得な理由がわかっていただけたと思います。ここでは早速、具体的にANAとJALのホームページの画像を用いながら海外発券のやりかたについて詳しく説明していきます!

ANAの海外発券のやり方

まず、ANAの場合です。ANAの場合は非常にシンプルです。まずANAのホームページの海外・予約のページに行きます。今回はクアラルンプール発券でやり方を説明します。クアラルンプールなどの現地と東京の往復であれば、このままクアラルンプールから東京と入力して検索しても出てきます。しかし、お得にかつ自由な予定を組むためには複数都市で検索を選択してください。

出典:ANA


複数都市で検索をクリックすると以下の画面になりので、以下のように日付と区間を入力してください。今回は東京在住のサラリーマンを仮定して入力しており、クアラルンプール-東京-ロサンゼルス間を設定しています。ちなみに後ほど解説しますが、連続して搭乗する必要はなく、お盆休みのロサンゼルスを含めた日程にしています。

出典:ANA

ですので、まとまった休みは必要ありません。上記は極端な例ですが、有給休暇をうまく利用すると選択肢はもっと増えると思います。マイル積算率が高い予約クラスが出てこない場合は、クラス・運賃の右側のところの赤丸で囲ったところをビジネスクラスへアップグレード可能な運賃 を選択すると出てくることが多いので試してみてください。
入力が終わったら検索する をクリックすると自動的におすすめの便が選択されて、予約クラスや運賃とともに出てきます。今回の場合、マイル積算率の高いFull-Flexを選択しています。予約クラスはMクラス(マイル積算率:100%)、合計は315,480円になっています。

出典:ANA

それぞれのフライトごとに「他のフライトを見る」をクリックすることでコードシェア便を含めた便と価格差が表示されますので、便利のいい料金を選択してみてください。また1日ずれるだけで価格差が大きく出ることもあるので、高いなぁと感じたら、週や前後日を入れ替えて安い便を検索してみてください。

ANAの海外発券の予約方法は以上になります!簡単ですよね。

JALの海外発券のやり方

次に、JALの場合です。JALの場合、残念ながらANAと比べて少々複雑です。JALは国ごとにサイトが異なるので出発地のサイトに行く必要があります。以下のJALのサイトの右上にある、Japan-日本語のところをクリックすると都市を選ぶ画面になります。今回はここでKuala Lumpurを選択して進みます。

出典:JAL

Bangkok、Seoul、Singaporeなど海外発券をしたい地域を選択してください。以下が、クアラルンプールのサイトになります。

右上の地域がクアラルンプールになっていると思います。下のほうにスクロールしていくと、自由旅程(複数都市)というのが出てきます。

出典:JAL

これが先ほどのANAの複数都市で検索と同じになります。最初は2つしか入力欄が出ていないと思いますので、区間追加ボタンで区間を追加してください。今回は4区間にしています。

出典:JAL

入力はほぼ同じなのですが、JALの場合はANAのようにおすすめの便が選択されて後から修正するのではなく、自分で便を選択していきます。コードシェア便や乗り換え便などめちゃめちゃ多く出てきますので、直行便のみに変更すると見やすくなると思います。

出典:JAL

すべて選択し終わると、以下の画面になります(見やすくするために全旅程を横に並べています)。

出典:JAL

エコノミーで選択した場合は、ディスカウントチケットが選ばれてしまい、今回の便も往復ともにが予約クラスM(積算率70%)となっています。もっと低い積算率30%や50%が選ばれることもあります。予約クラスのみを変更することは残念ながらできない(と思われる)ため、積算率を上げるためにはクラスを上げていくことになります。というのも、海外発券の場合、ほとんどの場合少額で変更可・キャンセル可のため高い運賃を選択する必要がないことが理由かもしれません。そこでおすすめなのがプレミアムエコノミーです。今回、東京からロサンゼルス便をプレミアムエコノミーにして検索した結果が以下です。予約クラスは行きが積算率100%のYとWになっています。運賃は、383,651円です。

出典:JAL

上記にある通り、JALの場合は決済が現地通貨になります。残念ながら円安が進行しているので、日々日々高くなっていっています。

これでJALの予約方法は以上です。
海外発券の航空券の予約方法を解説しました。上記をご覧いただいて気づいたかもしれませんが、ホームページの使いやすさ・予約のしやすさは圧倒的にANAに軍配が上がると思っています。いまJALをメインで使っている私としては、JALの予約システムは改善していただけるとありがたいなと思います。

おすすめの海外発券する国

これまでに、海外発券がなぜお得かということと、ANA・JALそれぞれでホームページから日本にいながら海外発券で予約する方法を解説してきました。

海外発券をすることが目的ではなく、お得に旅行することが目的なのでここではおすすめの海外発券の国をご紹介したいと思います。マイルを貯めるという点で、おすすめの海外発券国はANA PP、JAL FOPが1.5倍たまるアジア・オセアニア地区にある国となります。その中でも最もおすすめなのが、距離が長く航空券も安くなりがちなクアラルンプールです!。予約方法も今回クアラルンプール発券で解説しました。また、シンガポール・バンコク・シドニーなども次におススメできますので、東南アジアに行くことがある場合、海外発券も含めて調べてみることをおススメします!JALの場合は、ソウル発東南アジア行の航空券もかなりお得感があります(ANAはいろいろ検索してみたのですが、お得な航空券はあまり見当たりませんでした)。ソウル発券の場合、近いので海外発券した航空券に搭乗するために海外へ行く時間や運賃が安くなる点もいいですね。ソウル発券を用いたJALのお得な旅行法については、JALのFly on ポイントについて解説している記事でも詳しく記載していますので、あわせてご確認いただければと思います。

ヨーロッパも航空券の安さという意味では、バルセロナやパリなどもおススメできます。一方で、現地へ行くという時間と費用を考えるとアジア圏のほうが使いやすいということになりますね。

海外発券が超お得な具体例

ここでは、海外発券が超お得な事例を具体的にご紹介いたします。どういった場合に海外発券を検討すべきなのかの参考にしてもらえればと思います。

北米行き航空券:長期連休時はお得さアップ!

お盆休みなどの長期連休に北米を絡めて修行をしたいと考えている人にとって、海外発券はとてもお得な選択肢になります。北米路線でディスカウントチケットの場合、拘束される時間に対してANA PPやJAL FOPが貯まりにくいという問題があります。ただし海外発券の場合、エコノミーのマイルが100%や70%貯まるクラスを安く購入することが可能です。
先ほど、予約方法で解説したルート(クアラルンプール-東京-ロサンゼルス-東京-クアラルンプール)で比較してみましょう。先ほどの予約の例は、東京-ロサンゼルス往復を8/11出発、8/15 ロサンゼルス出発(8/16 日本到着)の予約となっています。お盆休み真っ只中ですね。

まずANAの例をご紹介します。

先ほどの予約は予約クラスM(積算率100%)でクアラルンプール発東京経由ロサンゼルスで315,480円でした。ちなみに、獲得できるPPは(クアラルンプール-東京が5,417、東京-ロサンゼルスが5,858の往復)22,550ポイントとなります。PP単価は13.99円です。それでは、いつもの通り日本からの通常発券で同じ便で予約すると最も安いチケットでも以下の通り、なんと499,050円!!です。ちなみに予約の検索は全く同じ日に行っています。

出典:ANA

同じ日の同じ便、同じエコノミーしかもクアラルンプール往復がないのに499,050円もします。海外発券を知らなければ、お盆なので仕方ないかなとも思っちゃうかもしれませんが、海外発券を知っていることで20万近くお得に旅行することができるんです!しかも予約クラスがUになっているので積算率も70%であり、20万円近くも高くなるうえにPPも7,640ポイントしか貯まらず、PP単価も65円とまったく修行という意味では話にならない単価になります。

次に、JALの例です。

先ほどの予約方法でお見せした例は、東京-ロサンゼルス間にプレミアムエコノミーを使用しています。少し快適に移動して、383,651円。すべてエコノミーのANAよりは少し高くなっています。マイル積算率は行きが積算率100%のYとW、帰りが70%のEとHです。貯まるFOPは19,409ポイントです。FOP単価は、19.77円となります。同じ日の同じ便を日本から予約した倍の金額が以下です。こちらも397,310円!ANAほどの衝撃はありませんが、やはり高いですよね。

出典:JAL

ANAと比べると価格差が少ないように見えますが、海外発券のほうが安くしかも上位クラスのプレミアムエコノミーになっています。これらを考えるとやはり高額ですね。予約クラスもLとVのため積算率は50%で、FOPも6,258ポイントしか貯まりません。FOP単価は63円とこちらもANA同様お話になりません。

ほかにもシドニー発券やニューヨークなどの事例はこちらのガチンコマイル塾さんのYouTube_【早い者勝ち】2往復で ANA SFC 獲得 2024 ルート攻略!上級者がこっそりやっている一撃SFC修行!?でも解説されていますので、ご興味ある方はあわせてご覧になってみてください。

東南アジア発沖縄行きビジネスクラス

次は海外発券に国内線を組み込んだお得な方法をご紹介します。

まずはANAからです。

予約は以下のように複数都市で検索のページで入力していきます。今回は8月末から9月頭にかけた週末でクアラルンプール-東京-沖縄といった工程で作成していますが、時間に余裕があれば連続させても平日を入れていただいてももちろんOKです!

出典:ANA

予約した結果がこちら、総額279,276円になります。

出典:ANA

国内線区間は通常だと高くなりがちな土曜に朝や日曜の夕方便が選択できているという点もいいですね!国内線や朝一の便が自動で選択される場合が多いので、忘れずに予約選択画面で他のフライトを見るから変更しましょう。

貯まるPPは、クアラルンプール-東京が 6,671ポイントの往復、東京-那覇が1,968ポイントの往復になりますので、17,278ポイントになり、PP単価は16.2円です。PP単価はそこまで安くはないですが、時間がない会社員にとって、1工程でこれだけのPPが貯まるのは魅力があると思います。

次にJALです。ANAと同じ日程で予約していきます。検索結果がこちら、合計312,508円です。

出典:JAL

貯まるFOPは、クアラルンプール-東京が6,672ポイントの往復、東京-那覇が1,968ポイントの往復になりますので、17,280ポイントになり、PP単価は18.1円です。航空券が高いので少しANAのほうが今回の日程ではお得です。しかし別日程などではJALが安い場合もありますので、いろいろ検索してみてください。

海外発券のデメリットと注意点

海外発券にもやはりメリットだけではなく、デメリットもあります。注意点とともに、対策をここではまとめておきたいと思います。

海外発券のデメリット
  • 海外まで行くための航空券が別で必要
  • 一つ予定がずれるとすべての予定に影響が及ぶ可能性がある

海外まで行くための航空券が別で必要

やはり海外発券の最も大きなデメリットは、出発が海外であるため海外へ実際に行く必要があるという点です。その分の費用が必要になります。そのため、まとまった出費が必要になる点が一つ目のデメリットです。修行をされている場合、海外までも同じANAやJALを使用することが良いと思います。一方で、北米行きなどをお得に利用したい場合は、LCCも選択肢に入ってきます。LCCは片道でも予約できるため、使い勝手は良いですね。

一つ予定がずれるとすべての予定に影響が及ぶ可能性がある

また急な予定で変更せざるを得ない場合、すべてを変更する必要があるということです。海外発券の場合、自分のスケジュールのみならず、天候(特に台風シーズンなど)によってキャンセルになることも可能性としてはあるため、マイルのたまり易さも含めて変更可の予約クラスが高いものを選択しておくことも大切かと思います。例えば、明日クアラルンプール発のチケットを持っていた時に、今日クアラルンプールまでフライトする予定だったとします。そのフライトが天候などの理由で結構になったりする可能性もゼロではありません。海外発券で予約している場合、日本から現地へ行く航空券とは別の航空券なので、航空会社に対応してもらうのは期待薄といえます。心配な方は変更しやすさも通常の航空券購入よりも可能性が高いと考えておきましょう。

海外発券に関するよくある質問

最後に海外発券をして修行をするうえで、初心者の方にとっては少しわかりづらいポイントについてお答えしたいと思います。

海外発券に関するよくある質問
  • 予約クラスと積算率って何?
  • ストップオーバーって何?途中で滞在することはできるの?
  • 常に海外発券のほうがお得なの?

予約クラスと積算率って何?

予約クラスはエコノミークラスの中でも、変更可/不可、キャンセル可/不可、アップグレード可/不可などの差によって予約クラスを言うものが設定されています。そして予約クラスごとにマイル積算率が設定されており、マイルやPP、FOPなどは区間マイル×積算率をベースに計算されます。つまり、同じエコノミークラスでもマイルやPP、FOPのたまり方が異なるということになります。以下が、ANAの予約クラス一覧になります。まずは、ビジネスクラス。

予約クラスがJは運賃が高額なため予約することはほとんどないと思います。修行が目的の場合は、予約クラスが125%のC、D、Zになっていることを確認しておきましょう。ディスカウントチケットなどで70%のPはビジネスクラスでお得に旅行はできますが、修行という意味ではタイパが悪いといえます。次にプレミアムエコノミークラス・エコノミークラスです。

先ほど事例で紹介したものが予約クラスM(積算率100%)、予約クラスU(積算率70%)になります。格安チケットだと30%になっています。金額と予約クラスをしっかりと見て予約しましょう。おすすめはやはり100%の予約クラスになりますが、運賃とのバランスでPP単価がお得になるほうを選択してください。

次にJALです。JALも同様に予約クラスごとに積算率が設定されています。まずはビジネスクラス。ANA同様の予約時に125%の予約クラスになっていることを確認しましょう。先ほどご紹介したクアラルンプールから沖縄の場合もDとIになっています。

出典:JAL

続いてプレミアムエコノミークラス・エコノミークラスです。こちらもANAと同じような設定ですね。積算率が高さと運賃を比べてお得な設定がされている便を選択しましょう!

出典:JAL

ストップオーバーって何?途中で滞在することはできるの?

ストップオーバーというのは目的地に向かう乗り継ぎ地に24時間以上することを言います。予約の有効期限がありますが、通常の2-3か月の期間の予約であれば、ほとんどの海外発券でストップオーバーが可能です。先ほどの例でいうと、クアラルンプールから沖縄行きの経由地東京で24時間以上滞在すること、クアラルンプールからロサンゼルス行きの経由地東京で24時間以上滞在することをいいます。先ほどの予約でも問題なく予約できていた通り、途中で東京などの自宅に滞在して日程を分けての修行が海外発券では可能です。つまり海外発券の場合、一気に海外から沖縄などへ行く必要がなく、別の週に分けていくことができるので、予定を立てやすく土日が休みのサラリーマンでも土日を利用した修行が海外発券をうまく組み合わせることで可能になります。

常に海外発券のほうがお得なの?

そうとは限りません。海外発券が日本発券より高いことはあります。一方で海外発券がお得になることが多い地域があるのも事実です。それが今回ご紹介した、クアラルンプールなどの東南アジア発の北米行きや海外(特に東南アジア)発の沖縄行きなどになります。北米は今回はロサンゼルスの例をご紹介しましたが、ニューヨーク(JFK)でも同じくお得にマイル修行をすることができます。ガチンコマイル塾さんのこちらのYouTubeでもご紹介されていますので、ご興味ある方はあわせてご確認ください!またマイル修行はPP単価やFOP単価といった金額のみならず、時間を有効的に使うことも大切です。飛行機に乗っていることが好きでたまらない場合は良いのですが、そうでない場合はプライベートの時間を効率的に活用した修行も重要だとおもいます。海外発券のビジネスクラスなどの利用でPP単価やFOP単価は多少高いけれど、一回の修行で大きなポイントを稼ぐことも可能であり、そういう路線を見つけてお得な海外発券ルートを見つけてみてください。

海外発券攻略マニュアルまとめ

今回、まとまったお休みが取りづらい方でも海外発券を上手に海外発券を活用して、お得な旅行をしてもらいたいと考え、海外発券のやり方やお得さについて解説しました。ぜひ皆さんも海外発券に興味を持ってもらえてうまく活用いただけると嬉しいです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

ABOUT ME
PrimeTravel
PrimeTravel
プライムトラベル編集部
PrimeTravelでユーザーの皆さんだけではなく家族や恋人などの人生も旅を通して豊かになれば幸いです。 最高の旅行ができるよう旅行に関する情報を多く発信して日本の旅行業界に貢献していきます。
記事URLをコピーしました