ANAプラチナ会員の達成条件や特典まとめ ※最短ルート2025も解説
この記事では、ANAの上級会員を目指している皆さんに向けて、ANAプラチナ会員の基本情報と最重要ポイントをわかりやすくまとめています。
プラチナ会員を目指すことは別名SFC(スーパーフライヤーズカード)修行とも呼ばれます。詳しい「SFC修行の手順やコツ」については別の記事で徹底解説していますので、そちらもぜひご参考にしてください!
ANAプラチナの特典・メリット
ANAの上級会員制度の中でも、特に多くの人が目指すのが「プラチナステイタス」です。プラチナ会員になると、国内外の旅が格段に快適になる多彩な特典が用意されています。航空券の予約や空港での優遇対応はもちろん、マイルの優遇加算やラウンジ利用、さらには日常生活でも使える特典まで幅広いメリットを受けられます。詳しく解説するのでぜひ参考にしてください。
予約時
【ANAプラチナ:予約時のメリット】
- 一般の予約開始日よりも早く予約が可能
- プレミアムメンバー専用デスクでの対応
- 前方座席などの指定が一部可能
- 国際線の有料座席が無料で利用可能
ANAプラチナ会員になると、航空機に搭乗する前の予約段階からメリットがあります。一般の予約開始日より早く予約でき、人気の高いフライトでも希望の座席を確保しやすくなります。さらにプレミアムメンバー専用デスクが用意されているため、緊急時でもつながりにくいとされる電話対応を優先的に受けられます。
フライトの2日前になると指定可能な座席が追加され、前方座席などを選べる機会が増えます。快適な座席で旅行できる可能性が高まる点は大きな魅力です。国際線では、足を伸ばせるバルクヘッドの座席などが有料で事前予約できますが、プラチナ会員であればこの座席を無料で予約できます。
ラウンジ

ANAおよびスターアライアンス加盟航空会社のラウンジを無料で利用でき、同行者1名も同伴可能です。ラウンジ利用は、プラチナ会員にとって大きな魅力のひとつといえます。マイルやアップグレードポイントを使えば、最大4名まで同伴できます。
ラウンジでは無料のドリンクや軽食が用意されており、国際線では食事も提供されるため、搭乗前のひとときを快適に過ごせます。特に乗り継ぎやフライトの遅延時などに重宝します。
利用可能な主なラウンジ:
- 国内:羽田、新千歳、仙台、小松、伊丹、岡山、広島、松山、福岡、鹿児島、那覇 など
- 国際:羽田、成田、関西のANA LOUNGE
- 海外:スターアライアンス提携航空会社のラウンジ

マイル・ポイント
プラチナ会員になると、フライトで獲得できるマイルに大幅なボーナスが加算されます。
- 初年度:+90%
- 継続2年目以降:+100%(実質2倍)

ANAゴールド以上のクレジットカードを併用すれば、+5%のボーナスも追加されます。

後述しますが、プラチナ会員になると半永久的にステイタスを保持できるSFC(スーパーフライヤーズカード)を発行できるため、ゴールドカード以上をほぼ保有することになります。これにより、家族と一緒に旅行するときに特典航空券を取得したり、個人旅行の際にアップグレードをより早く利用できるようになります。
プラチナ会員を含むプレミアム会員になると、1月から12月の期間に獲得したPP数に応じてアップグレードポイントが付与されます。このポイントを利用して、フライト時に上位クラスへアップグレードできます。最低でも30,000PPは獲得しているため、10ポイント以上のアップグレードポイントを確保できます。

旅行・日常時

プラチナ会員は、旅行中や日常生活でも特典を受けられます。たとえば、提携ホテル(IHG、Tokyu Hotels)での特別料金や、レンタカーサービス(オリックスレンタカー、ハーツレンタカー)での割引、ショッピングでの特典などが用意されています。
優先チェックインカウンターや専用の保安検査場を利用でき、あまり並ばずに手続きできるほか、到着後すぐに手荷物を受け取れるなど、時間の無駄を最小限に抑えられます。こうしたサービスは、頻繁に旅行をするビジネスパーソンだけでなく、家族旅行のときにも大きな魅力です。
限定ギフト
ANAプラチナ会員になると、毎年限定ギフトが贈られます。ギフトの内容は卓上カレンダーとダイアリーで、毎年届くのを楽しみにしている会員の方も多いと聞いています。※ダイアリー・カレンダー・手帳のプレゼントは2026年版(2025年12月発送予定)で終了です。

ANAプラチナ会員とブロンズ会員、ダイヤモンド会員の違い
ANAの上級会員には、ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドの大きく3つのランクがあります。厳密にはダイヤモンドの上にダイヤモンド+Moreも存在しますが、特典の多くはダイヤモンドと大きく変わりません。本記事では、ブロンズ・プラチナ・ダイヤモンドの3ランクの違いについてまとめていきます。
ANAのステイタスを獲得するには、基本的にプレミアムポイント(通称:PP)を貯める必要があります。
ブロンズ会員との違い
ブロンズ会員は、ANAの上級会員における最初のステイタスです。達成条件は以下のとおりです。
- 30,000PP(内ANAグループ便 15,000)
- ライフソリューションサービス4サービス以上かつ15,000PP、ANAカード300万円以上の利用
ブロンズ会員でも一部優先チェックインなどのサービスは受けられますが、ラウンジ利用にはマイルもしくはアップグレードポイントが必要です。ステイタス最大の恩恵であるラウンジ無料利用はプラチナ会員から提供されます。さらに、手荷物の優先受け取りもブロンズ会員には付帯しません。航空機搭乗時の特典で、プラチナから提供されるもの(ブロンズでは提供されないもの)は以下です。
- 国際線事前座席指定料金の免除
- ANA Loungeの利用(ブロンズ会員はマイルかアップグレードポイントを使って利用することは可能)
- 手荷物の優先受け取り
関連記事:ANAブロンズ会員の達成条件や特典まとめ
ダイヤモンド会員との違い
ダイヤモンド会員はANA最上級のステイタスです。ダイヤモンド会員になるには、以下のとおりプラチナ会員よりもかなりハードルが高い条件が求められます。
- 100,000PP(内ANAグループ便 50,000)
- ライフソリューションサービス7サービス以上かつ50,000PP、ANAカード500万円以上の利用
- ライフソリューションサービス7サービス以上かつ80,000PP、ANAカード400万円以上の利用
ただしダイヤモンド会員になると、専用デスクでのサポートや非常に快適なスイートラウンジの利用が可能です。予約時にすべての予約可能座席を予約種別にかかわらず指定できる点も大きな魅力といえます。ダイヤモンド会員はあらゆる面でプラチナ会員を上回るサービスを享受でき、一度体験するとプラチナには戻れないという声が多く聞かれます。詳細は本記事の最後で触れたいと思います。
ANAプラチナ会員になるための条件
ANAプラチナ会員になるためには2つのルートが用意されています。一つは飛行機に乗ってPP(プレミアムポイント)を貯める方法、二つ目はライフソリューションサービスやANAカード決済を含めて少ない搭乗回数で達成する方法です。プラチナ会員になる条件は、それぞれ以下のとおりです。
- 50,000PP(内ANAグループ便 25,000)
- ライフソリューションサービス7サービス以上かつ30,000PP、ANAカード400万円以上の利用
ライフソリューションサービスとは、以下の14個のANA関連サービスのことです。比較的安価なものも多数含まれており、ふるさと納税などは利用されている方も多いため、7つ達成することはそれほど難しくないといえます。

年間5万プレミアムポイント(そのうち25,000PPがANAグループ便)
ANAプラチナステイタスを目指すうえで、最もオーソドックスかつ費用を抑えられるのが「年間5万プレミアムポイント(うちANAグループ便25,000PP)」をフライトで獲得する方法です。
【2通りのルートがあるが、多くの人は”フライト修行”が現実的】
ANAプラチナ会員になるには、以下のいずれかの条件を満たす必要があります。
- 1年間(1月〜12月)で50,000PPを獲得(うち25,000PPはANAグループ便)
- ライフソリューションサービス利用による30,000PPの獲得(ANAカードで年間400万円以上の決済が必要)
後者の「ライフソリューションルート」は決済額のハードルが高く、特に会社員の方には現実的ではありません。ただし、フリーランスや自営業の方であれば事業経費をANAカードで集中決済することで400万円を達成しやすく、ライフソリューションルートが有利になるケースもあります。
【プレミアムポイント(PP)とは?|マイルとは異なる仕組み】
プレミアムポイント(PP)は、マイルとは異なり、飛行機に実際に搭乗することでのみ加算されるポイントです。ステイタス獲得にはこのPPの積み重ねが欠かせません。
PP = 区間マイル × クラス・運賃倍率 × 搭乗倍率 + ボーナスポイント
【国内線でのPPの計算方法】
まずは国内線の具体例を使って、PPの算出方法を確認しましょう。
● 区間マイルの例
- 羽田〜那覇:984マイル
- 羽田〜大阪(伊丹):280マイル
● クラス・運賃倍率(よく使われる運賃)
| シートクラス | 運賃タイプ | クラス・運賃倍率 |
|---|---|---|
| プレミアムクラス | ANA VALUE PREMIUM 3/SUPER VALUE PREMIUM28/株主優待 | 125% |
| 普通席 | ANA VALUE/VALUE TRANSIT/SUPER VALUE | 75% |
● 搭乗倍率(国内線):すべて2倍
● ボーナスポイント
| 運賃タイプ | ボーナスPP |
|---|---|
| プレミアムクラス・ANA VALUE(普通席) | +400PP |
| ANA VALUE TRANSIT(普通席) | +200PP |
| ANA SUPER VALUE(普通席) | なし |
✅ 実例:羽田〜那覇をプレミアムクラス(ANA SUPER VALUE PREMIUM28)で利用した場合
984(区間マイル) × 1.25(クラス・運賃倍率) × 2(搭乗倍率)+400(ボーナス)= 2,860 PP
このように、PPの効率が良い路線や運賃クラスを選べば、効率よくステイタス獲得に近づけます。
【国際線のPP算出のポイント】
国際線では、以下の2点が国内線と異なります。
搭乗倍率:
- アジア・オセアニア路線 → 1.5倍
- その他の地域 → 1倍
クラス・運賃倍率とボーナスポイント:
- 同じエコノミーでも予約クラスにより大きく異なる(予約画面で確認可能)
てしまうクラス・運賃倍率とボーナスポイントだと思います。以下の表に予約クラスごとにまとめていますので、ご確認ください。予約クラスは予約画面で確認が可能です。
必要なお金や飛行機搭乗回数の目安
なじみの深い国内線で、PP獲得のコスパ最強としてあげられるのは、東京-那覇便もしくは東京-石垣便(那覇経由を含む)です。最も安く50,000PPを達成するには、この2路線を多めに修行に組み込むのが基本的なやり方となります。PPの計算は、ANAのこちらのサイトで計算できます。
仮に東京-那覇の往復だけで50,000PPを達成しようとする場合をシミュレーションしてみます。
東京-那覇便の獲得PPはこちらです。
- プレミアムクラス:2,860 PP
- 普通席 ANA SUPER VALUE:1,476PP
プレミアムクラスで達成する場合は50,000 ÷ 2,860で18回搭乗(9往復)、普通席の最安運賃で達成する場合は50,000 ÷ 1,476で34回搭乗(17往復)が必要です。
那覇往復に必要な金額は、以下のとおりです。
- プレミアムクラス: 平日の場合32,000円程度から予約できるので576,000円
- 普通席:平日の場合15,000円以下で予約できるので500,000円
(もう少し安い時期もあるので、探してみてください)
まずは、1PP獲得=10円、つまり5万PP獲得に50万円が目安になります。後ほど海外発券なども含め、上級者が利用するさらにお得な方法をご紹介します!
ステータスの有効期間は翌年4月から翌々年3月まで
ANAプラチナ会員のステータスは、達成した翌年の4月から翌々年の3月まで有効です。例えば2024年中に条件を達成した場合、2025年4月から2026年3月までプラチナ会員としての特典を利用できます。ただし50,000PP達成した場合は、達成した月の翌月からプラチナメンバー事前サービスとしてプラチナの特典を利用できるようになります。
ANAのプラチナ修行のおすすめルート2025【最短・最安攻略】
ANAプラチナ会員を最短・最安で獲得するには、プレミアムポイントの獲得効率が高いルートを選ぶことが重要です。現時点でのおすすめは、「東京-那覇」や「東京-石垣」などの長距離国内路線を平日にプレミアムクラスで利用する方法です。最安を追求する場合は普通席が基本となりますが、プレミアムクラスならフライトが圧倒的に楽なうえ、ラウンジも利用できます。「東京-那覇」以外では、「福岡-札幌」など国内線の長距離路線も有力な候補です。国際線ではアジア・オセアニア路線を活用した最短ルートも人気があります。
ANA上級会員を効率的に獲得する裏技
最もお得な裏技は、PP2倍キャンペーンを利用することです。PP2倍キャンペーンが適用されれば、プラチナ会員の取得がかなり現実的になります。しかし記事執筆時点(2025年5月)では、キャンペーンは開催されていません。過去のキャンペーンについては、こちらの記事をご確認ください。
それでは裏技はないのかと思われるかもしれませんが、効率的にPPを貯めるために知っておくべきポイントがあります。効率的=コスパと考えがちですが、タイパ(時間的な効率)も含めて検討する必要があります。まずはコツを以下に記載します。
- PP単価を必ず確認する
- 平日も含めて年初に1年間の予定をある程度計画しておく
計画を立てるうえで、「9往復はしんどい」「沖縄ばっかり行くのは面白くない」と感じる方もいるでしょう。そこで上級者が活用しているのが、海外発券という手法です。こちらのYouTube動画にて、今回の記事の内容の復習も含めて海外発券のやり方を詳しく解説しているので、ぜひ合わせてご確認ください。
こちらの動画では、Google Flightを活用した海外発券の最安路線を見つける方法も解説しています。週末しか休みが取れない会社員の方でも、海外発券を用いた修行は可能です。ぜひこちらの動画も合わせてご確認ください。
ANAプラチナ会員を半永久的に維持する方法
ANAプラチナ会員を維持するには、毎年 50,000PPなどの条件を達成しなければなりません。しかし、毎年これを達成するのはビジネスで飛行機に乗る機会が多い人でなければ難しいのが現実です。
そこで、プラチナ会員期間中に入会できるスーパーフライヤーズカード(通称 SFC)を取得すれば、年会費を払い続ける限りプラチナ会員に近い特典を半永久的に受けられます。プラチナ会員とSFCでは特典に多少の差がありますが、飛行機搭乗時の優先チェックインカウンターやラウンジ利用などはプラチナ会員と同様に利用できます。
プラチナ会員中に申し込む必要があるので、プラチナ会員を達成したら忘れずにSFCへ申し込みましょう!
このクレジットカード申し込みのベストなタイミングとしては、二つ考えられます。
- 修行開始時にSFCを想定し、SFCに申し込みができるゴールドカードに入会しておく
- ゴールドカードの年会費を極力抑えるという意味では、プラチナ会員の最終月に申し込む
おススメは1です。先ほどご説明した通り、ゴールドカードを持っていることでマイル付与率が高くなるため、航空券にそれなりのお金を使うことを考慮すると、修行開始時にゴールドカードを取得しておくのがおススメです。プラチナ期間中のSFC入会忘れを防ぐことにもつながります。
ANAプラチナより上の会員ステイタス「ダイヤモンド」
ANAプラチナ会員のさらに上に位置するステイタスが「ダイヤモンド」です。ダイヤモンド会員はANAの最高ランクに当たり、プラチナ会員を超える多くの特典を利用できます。ダイヤモンド会員になることで、ANAのフライトがより快適で贅沢なものに変わります。
ダイヤモンドはプラチナ会員のようにクレジットカードを作って永久会員になる仕組みがなく、基本的に毎年かなりの回数を搭乗し続ける必要があります。それでも毎年修行してダイヤモンドを維持している方が多くいらっしゃるのは、それだけ特典が魅力的である証拠といえます。
ダイヤモンドになると変わること
ダイヤモンド会員になると、特典は大幅に拡充されます。恩恵が大きいものを中心に以下にまとめます。
- スイートラウンジの利用が可能
- ファーストクラスの専用チェックインカウンターの利用
- 国内線座席指定の優先
- 手荷物の最優先受け取り
これらは、ダイヤモンドの特典の中でも旅行を格段に快適にしてくれるものです。チェックインカウンターで待たされることがなく、座席も最優先でバルクヘッド座席(足元の広い座席)なども選択できるようになります。さらに、上位のスイートラウンジが利用可能になります。国内線でも食事が提供されるほか、国際線では料理を含めて非常に豪華なホテルのラウンジといった雰囲気です。
ANAダイヤモンドにもっと興味を持たれた方は、ANAダイヤモンドに特化した記事も掲載していますので、こちらの記事(ANAダイヤモンドになる条件や特典まとめ ※おすすめの最安ルートあり)もあわせてご確認ください。
今回の記事では、ANA上級会員の入り口であり、まず目指すべきプラチナについてシンプルにポイントをお伝えしました。ぜひプラチナ会員を取得いただき、快適な旅行を一緒に楽しんでいきましょう!この記事が参考になり、皆様のプラチナ会員取得の助けになればうれしいです。
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